#56 影山VSじんろう ~影は転じて~
前回のあらすじ
影山とじんろうという、異次元の2人による、鎬を削る戦いが繰り広げられていた。
そしてその戦いを静かに見守る、レインコートのような物を羽織った人物がいた。
戦術に体術を組み込んでいるじんろうは、足払いで影山の転倒を狙ったが、影山は体の軸を45度ぐらい傾け、回転をかけながら飛んで躱し、そのまま回転斬りで反撃に転じた。
反撃に何とか対応したじんろうだったが、影山に猛攻を許してしまう。
その猛攻を捌きながら影山の一瞬の隙に蹴りを入れ込む。
影山は蹴りに対して腕をクロスに組んで受け止めたが、衝撃で地面を滑り、2人の距離は数メートル離れた。少し距離が離れたのでじんろうが影山に話しかける
<じ>「いい腕だな、小僧、本命の亀瀧の小僧までのいい肩慣らしになりそうだ」
<影>「亀瀧の小僧…それはシルバーのことか?」
<じ>「うん?あー確かそんな選手名だったな、それがどうした?」
<影>「てめぇみてぇな奴があいつに何のようだ?」
<じ>「さーーな、小僧には関係ないことだろ」
<影>「そうか、なら…貴様みたいな奴を、俺のダチとやり合わせる訳にはいかねぇな、気が変わった…もうルールとか人の目とか、かんけぇねぇ…」
(ダメだ!稔!やめろ!!)影山の中でなにかが、力の解放を抑えようとしたが、その甲斐なく影山は力を解放してしまった。そしてそれを体現するかのよに、瞳からハイライトが消えたのだった。
<影>「お前は…ここで、確実に仕留める」
この一言は、明確な殺意が籠っているのが分かる程の声色だった。
そしてこの時から、スタジアム全体に禍々しい空気が充満し、視える者達はこう言った【彼は影を纏った】と
そしてじんろうもまた、視える者であり、こう呟いく「きいてねぇぞ」と
次の瞬間、影山はじんろうの視界から消えた。
<じ>(消えた…!!後ろか!!)
じんろうは感覚で影山を捉え、背後からの2連撃を防ぎきる。
影山は3回のバク転で距離を取りつつ、最後の着々と同時に、右手で持っていた小太刀をじんろうの顔面めがけて投げ飛ばした。
じんろうはそれを円を描くような軌道で撃ち落としたが、影山はまた視界から消えた。
<じ>(今度は…上か!!なら)
じんろうは上から来る影山に突きで応戦しようと考えた。しかし(違う、これは!!)影山の姿勢に違和感を感じ、即座に回避行動に移ろうとしたが、(グッ!!)両足が動かなかったため、全力で体をずらして攻撃を躱そうとした。
だが次の瞬間、スタジアム内に防具に刀が当たったブザー音が鳴り響いたのだった。
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。
作者の一言
次回で決着!!
4/10の21時投稿予定!!




