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トップになるのはラクじゃない  作者: ぎんろろ
48/65

#47 手作りのお弁当

13キロを走破した時点で紅から打診がきた。

<紅>「疲労度が80を超えています…休憩をオススメします」

スーツが身体の状況を分析し、データとしてシルバーに伝えてくれたのだ。それに対してシルバーは…


うおぉぉぉぉ!!休憩できるならしたいわ!ボケぇぇ!!

と、思いながら物凄い形相で優作の後を追っていた。


てかあいつ全然ペースが落ちてないんだけど…バケモンにも程があるだろ!!てか食らいつけてる俺も、まあまあバケモンなのかもしれない…と思ったが、多分違うだろうな、どうせ優作が上手い具合に調整してるんだ…俺は人参を吊るされて走る馬かって!!あ…



心の中で現状にツッコミを入れていた所、シルバーは足がほつれ、体勢が崩れ転倒しかけたのだった。


あ…やべぇ…受け身を取らないと……あーこれ無理だ、体が上手く動かん…これはこのまま顔からダイブするやつだな…


<優>「馬鹿か、なに転ぶこと受け入れてるんだ」


倒れかけたシルバーを優作が後ろから腕を引っ張って阻止した。


<シ>「あ…ありがとう」(え?なんで後ろにいるんだ?まぁいっか優作だもんな)


<優>「仕方ない休憩するか」


<シ>「今度は10分ぐらいは…休憩させてください…」


そんなこんなで2人は近くのお弁当屋さんでお弁当を購入すると、公園のベンチに座って昼食を取っていた。


<シ>「うめぇ…疲れた体に沁みるわ~」


<優>「こういう手作りお弁当って、本当に美味いよな」


2人はほんわかした雰囲気で箸を進めていた。


<シ>「にしても今日は一段と体が重いな…」

そんなシルバーの独り言に優作が答えた


<優>「まぁちょくちょくお前が着てるスーツの重量をあげてるからな」

優作はそれを言った後も黙々とお弁当を食べていた


<シ>「はえ?今なんて?」

優作の爆弾発言にシルバーはお弁当を食べていた手が止まったのだった。


<シ>(え、ん?え?え!?スーツの質量をあげた?どゆこと?…は!)

シルバーは優作がちょくちょくスマホを弄っていたことを思い出し、スーツに聞いた。

<シ>「紅、今のスーツの質量ってどれくらいだ!」


<紅>「今の質量は…8キロです」


<シ>(ま…まじかよ…俺それに気付かなかったのか…てかスーツの質量変えれるの知らなかったし、ましてや第三者が干渉できるなんてやばくね…?あ!だから優作は俺がスーツに名前を付けたこと分かったんだ、だって名前の話は優作にしてなかったし…こっっわ…)


驚愕の事実にシルバーの口は閉まらなくなっていた。

そんな中、優作はお弁当を完食し、手を合わせた。


<優>「ごちそうさまでした、美味かった」


ごちそうさまをした優作はシルバーの方を見ると、シルバーは口をパクパクしながら放心状態になっていた。


<優>「おい、どうした?そんな餌を求める鯉みたいに顔して」


シルバーは優作の声掛けで我に返った


<シ>「は!どうしたじゃねぇーよ!なにその話!知らないんだけど!!」


<優>「話してないからな」


<シ>「話してないからな、じゃねぇーよ!話せよ!なんでそんな大事なこと話さないんだよ!!てかこの際聞くけど、今日何キロ走るんだよ?」


<優>「あぁー今日か…今日は50キロ走る予定だな」


<シ>「…42.195キロのフルマラソンより走る予定だったのかよ!!」


あれよあれよと出てくる驚愕の内容に、シルバーは声を荒らげてツッコミを入れたのだった。


至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。


作者の一言

42.195キロっていい響きじゃないですか?

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