#39 VRトレーニング1戦目
<安>「じゃーいこう!ゲームスタートだ!!」
シルバーのVRトレーニングが遂に始まった。
闘技場の柵が開くと最初の1体目【キングゴブリン】※でかい棍棒を持ったでかいゴブリン
「最初からキングゴブリンか、ゲームでも倒したことがある、攻撃の後隙に攻め込めば倒せるモンスターだ、楽勝だな」
そう考えたシルバーはキングゴブリンに向かって走り出した。それに反応したキングゴブリンは棍棒を振り下ろした。
(かかった!)
シルバーはキングゴブリンの後ろに回り込みアキレス腱を狙い攻撃した。
「ゲームの時より傷が浅い!ステータスが低いからか、前言撤回…これはきついな」
距離をとったシルバーは、甘い考えをしていたと思い知らされたのだった。
「にしても相棒がゲームで使えるの滅茶苦茶嬉しいな!それに真剣仕様になってくれてるのはありがたい」
シルバーの言う通り、ゲームに転移させた愛刀【紅玉】は真剣のようになり、攻撃は斬撃属性に変更されている。そのため、キングゴブリンのアキレス腱を切ることができたのだ。
アキレス腱を攻撃されてたキングゴブリンだったが、怯まずに後ろにいるシルバーへ向かってもう一度棍棒を振り下ろした。
「チッめんどくさいな!攻撃が浅いなら何度も入れてやるよ!」
もう一度攻撃を躱し、先程と同じ場所を狙い攻撃をする。それを繰り返し、5度目の攻撃でキングゴブリンは前によろけた。
(勝機!!)
そう感じたシルバーはキングゴブリンの背後から連撃を叩き込む。するとキングゴブリンは唸り声を響かせながら倒れたのだった。
「はぁ…ゲームで戦ったことがあったから倒せたが、ゲームのようにサクッとはいかなかったな、だがとりあえず1体目討伐完了!!」
シルバーは空へ刀を向けた。それはモニターで観ている優作たちを指していた。
「さー次はどいつだ!!」
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。




