#35 上がる声量 集う視線
シルバーの目の前には、そびえ立つ大きなビルがあった。
「目的地ってここか?!」
優作はその問いに答えず、そそくさとビルに入って行ったため、「ちょ、待てよ」シルバーも急いで優作の後を追った。
(にしても、なんで優作は俺をここに連れて来たんだ?こんな都会のビルなんかで修行できることがあるのか?)
シルバーはそんな疑問を抱きながら、優作の後を歩いていた。
先に歩いていた優作は、受付の女性と話をしていた。
「え?予定に入っていない、分かりました、お手数おかけしました」
優作はそのままスマホを取り出し、電話を掛けていた。
「着いたが、連絡が来てないって言われたぞ…ああ、OKOK、じゃー待ってますわ」
電話を切り、優作はスマホをしまい、シルバーに告げる
「向こうが来るって言ってるから、待ちだ」
数分後
セキュリティゲートの向こうから1人の男がこちらに向かって来た。
「いやいや、ごめんごめん、うまく伝わってなかったみたいで迷惑かけたね」
「報連相は大事でしょうがー」
仲良く話す2人にシルバーが問う
「優作…こちらの方は?」
「あーこの人は【神田 洋】俺はかみじぃって呼んでる人だ、後この会社の社長」
「へ~社長さんか…社長?!」
サラッと言うにしては重大な内容に驚いたシルバーは、反射的に大声を出してしまった。
そして周りの人達から注目されたシルバーだった。
神田 洋
優作からかみじぃと呼ばれている人物
かみじぃと言われているが、見た目は40代 俗に言うイケおじ
都会の一等地に会社のビルがあり、そこの社長を務めている
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。




