#31 神VS獣 ~勝者~
<シ>「かっ…た…」
優作の攻撃に対し、カウンターを決め、シルバーは、勝利を確信した。
だが、次の瞬間、シルバーの側頭部に強烈な衝撃が走った。
そして唸り声を上げながら。壁に寄りながら座り込んだ。
耳鳴り、めまい、そして倦怠感、これらの症状が重なり、シルバーは意識を落としかけていた。
シルバーが消えかけた意識の中で最後に見たのは、こちらに話しかけていた優作の姿だった。
(何言ってるのか、わからねぇただ分かること、俺は負けたんだな)
そしてそのまま気を失ったのだった。
視点は変わり優作へ
シルバーのカウンターを喰らい、宙を舞った優作は、シルバーの頭上にあったバスケットゴールのリングを掴み、空中で体制を整え、シルバーの側頭部めがけて回し蹴りを繰り出したのだった。
その攻撃により、シルバーは唸り声を上げながら壁に寄りながら座り込んだ。
<優>「終わりだ、綺麗に脳が揺れたからな、それにさっきの熱気もプラスされてもう戦えないだろ」
そこへ、近藤が拍手をしながらこちらに歩いてきた。
<近>「素晴らしい戦いだった、やはり最後に立っているのは君なんだな、にしても…」
近藤は周りを見渡しながら、言葉を詰まらせた。
<近>「随分と派手に暴れてくれたな、君達…これを片付けるのは私なんだが?」
<優>「ご愁傷様です」
<近>「いや、君達のせいなんだが、それはそうと、最後攻防は想定通りかい?」
<優>「さーどっちでしょうね、ご想像にお任せします。後、シルバーを保健室に運んでおいてください、俺は運べないんで」
<近>「想像にか、分かった彼は責任を持って保健室へ運んでおくよ」
シルバーと優作の戦いは、優作の回し蹴りにて幕を閉じたのだった。
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。




