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トップになるのはラクじゃない  作者: ぎんろろ
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#24 二転三転

ぐっすり眠ってしまった、次の日の夕方

シルバーは、優作に予定があった為、今日は学校に登校し、その帰りにいつもの土手に寝そべって居た。


今日学校に行ったら与一から言われたが、どうやら昨日校長直々に荒川達に大会出場の話があったみたいだ。そして俺同様、修業に専念してもらって構わない様になったらしい。通りであいつら休みだったのか、これはうだうだしてられねぇーな、改めてシルバーは気を引き締めた。


それにしても、やっちまったなぁーーあの後、夕方まで寝てしまったからな…なんなら、優作が床は体に良くないからって、体育館にあったマットに移動させてくれて、より一層ぐっすり寝れたしな。


シルバーは改めて昨日の戦いを目を閉じて、脳内で振り返った。

悔しいが、本気を出していない優作に俺は手も足も出なかった。背後に回って攻撃を仕掛けても、簡単に防がれたし、素早い連撃も全部捌かれたし、まさに打つ手なしだ…絶望だな。


絶望を感じながらも諦めずに勝利を掴む為に、頭をフル回転させて昨日の優作の動きを思い出そうとするが、


「そう言えばさ!あのオススメしてもらった大食いの人の動画見たよ!!」


「本当!どうだった?」


(ああ駄目だ、周りの会話が)

集中力を高めたせいか、たまたま通りかかった帰宅途中の女子生徒の会話に集中力を乱されそうになったシルバーは考えを改めた。


(よし、俺には頭の中でシュミレーションするのは向いてない!諦めよ、どうせどんなに頑張っても優作には勝てん)


シルバーは優作との戦いは一旦置いておいて、目を瞑って、大会でぶつかる可能性がある人物の事を考え始めた。


(とりあえず今は大会で戦う可能性がある人物の事を考えてみよう。まずは龍司だ、難攻不落の砦が如く、守りに関しては大会随一だろ、次はランキング3位の土方さんか、彼女は二刀流の使い手で、試合で数回手合わせして分かったのは、龍司のような守り重視の戦い方をするという事だ。後はランキング4位で最後のシードを獲得した雷電か、正直彼のことは良く分かっていないのが現状だ。選手登録の欄に、二刀流とありながら、俺が知る限りだと、二刀で戦っている所を見たことが無い、戦い方は極めて普通だ、とりあえずシードを獲得している選手だとこんな感じか)


軽く相手の事を考え終わり、シルバーは目を開けた空を見上げた。


(彼らに加えて、荒川達も出場するとなると、今回は激戦になるのは目に見えてるな、うん?なんだあれは?)


シルバーが見上げた空には白い彗星のような物が飛来していた。

(…は!流れ星か!何か願い事をしなければ!な、な、何にしよう)


何を願うか、考えているとシルバーは違和感に気付いた。


(あれ…え、あ、な、なんか、落ちて来てないか!あれ!)


違和感の正体は彗星がこちらに向かって来ていたことだった。そしてシルバーは悟った。


(人って死を悟ったら動けなくなるんだな…)


最後の抵抗でシルバーは叫んだ

「いやぁーーーーー!!!!」


亀瀧銀仁享年15歳、皆からシルバーのあだ名で親しまれた人物。ここにねむ……




(はぁ!)

シルバーは、パッと起き上がり、辺りを見渡した。日は沈み、月が昇っていた。

懐からスマホを取り出し、時間を確認する。

「19時過ぎだ…さっきまでは16時ぐらいだったはずなのに…」


数十秒スマホを見つめてから懐にしまい、一言

「よし、帰るか」


そう言ってシルバーは家に向かって歩み始めた。


至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。

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