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三校祭準備

「おはよう!よーし、みんな揃ってるな。今日で月も変わったことだし今日から特別時間割になって三校祭のために本格始動していく。日数は少ないけどみんな頑張る様に!ちなみに午前中は基本的に通常通りで午後が準備時間なー。それに後夜祭が終わったらおまえらは連休があるんだし頑張れよー。あ、来週の午後、1週間は他の2校連中も準備で来るからな。」


三校祭かー、めんどくさ………いや、実際そこまでめんどくさくないか。後ちょっとで今年の仕事が終わるってことだもんね!


午前中はいつも通りに進み昼食を済ませて午後になった。


「基本的に先生は横で見てるからお前らが主体となってやるんだぞ!特に委員長と副委員長はしっかりとクラスを主導していくんだぞ!」


「わかりました!」


としか言えずとりあえず進めていく。

今日の題材はまずどの様な展示とするかだ。


「とりあえず20分くらい考える時間取るから、その後何かあるがある人は挙手して言ってくれ。」


さすが委員長!なんだか様になっている。

そしてその20分間で自分達も今朝考えていた案をまとめる。


20分くらいが経過する。


「よし、それじゃ時間もたったした誰か案ある人はいる?」


意外にも手をあげる人は多く、自分は板書係として貢献した。


・自分たちで見つけた攻略法まとめ

・おすすめのスイーツ店巡りまとめ

・これから始める人に向けての超初心者用アドバイス

・今熱い!ギルドランキング!

・次に来るイベント予想

・人気種族、職業ランキング


でた案で似た様なものも多かったので、それをさらに大まかにまとめるとこんな感じだった。

そして話し合った結果各グループに分かれて各グループ1コーナー分展示物を作ると言うことになった。

6コーナー分もできるので多分十分だと思う。

先生の方を見ても特に険しい顔もしていなかったので多分大丈夫だと思う!


今日中に班を分けたいため話し合いの場を設ける。

流石に全員がフェアギフをやっているわけではないのでやってないものは、しっかりやっている人の班に入れつつバランスよく班を決める。


うちのクラスは35人で内訳としては女子が17人、男子が18人だ。なので大体5〜6人を基準で後は調整しながら決めることとなった。


まず決まったのがスイーツ店巡り。

これは仲良し女子グループの5人が担当することとなった。

そして、ギルドランキング。

これは考察ガチ勢の3人組男子がやることになった。

次は、初心者アドバイス。

これは本当に初心者に向けたものになるのでまだやってない人や直近で始めたばかりの人とわかりやすく発売日からやっている人とでさまざまな視点からわかりやすく伝えるためにグループ作り、15人という大所帯となった。

そして、オリジナル攻略法。

これはいつものメンバーの4人で担当することとなった。

そして1番簡単そうな人気種族、職業ランキング。

これは3人で

イベント予想は、エンジョイ勢と準考察組が合わさって5人でやることとなった。


そして今日はここまで残った時間は各自自習として明日から今日決まった各グループでの活動となった。


そして学校が終わると家に直行しゲームへとログインする。


目を覚ますとそこにはギルドの自室の天井が見える。


「やっときたのね、いつまで待たせる気?」


「シルヴァ様!今日もお疲れ様でした。」


「お疲れ様です〜。」


「はっはー!やっときたか!あるじが見ぬ間に我はより強くなっているぞ?」


「みんなおはよう!そう言えばみんなって俺が来るまでいつも何してるの?」


「我は鍛錬だ!ノービィと共に!それとたまに端末?の方に行ったりしてるぞ?」


「私はおひるねしてます〜。」


「私は、お茶したり色々見てわまったり。それにあなたが大丈夫かたまに端末の方に様子を見に行ってあげてるわよ。感謝なさい!」


「私はシルヴァ様のお役に立てる様に色々調べております!もちろんいつでも端末の方に行く準備はできています!!」


良かった、みんなそれぞれ自由に色々してるんだ。

できるだけ早く帰って会える様にはしてるけど、時間の乖離が結構あるから少しどう過ごしているのか心配していたんだよな。


「今日はポイントを稼ぎに行こうと思うんだけどどうかな?」


そう聞いたところみんな賛成の様でどこに行こうかと言うことになった。


「新しいエリアがいいわね。」


「私わどこでも〜。」


「我は強いものたちがいるところが良いな!」


「それだと、少し外れたところにある枯れた大地というエリアなどはいかがでしょうか?シルヴァ様もどうでしょう?」


「いいと思うよ!」


「肌が乾燥しそうだけど、シルヴァがいいって言うなら仕方ないわね。」


「私もお〜け〜です〜。」


「うむ、まだ見ぬ強者がいそうだな。」


話がまとまったので早速準備して出発することとなった。


リリィの情報によると主なモンスターはサンドスネーク、サンドシャーク、サンフルーツモドキ、亡者の鎧、サンドウルフで稀にサンドアーマードドラゴンという強いモンスターも出るらしい。

そしてそのドラゴンよりも1番厄介なのがタイラントワームと言う全てを飲み込むほど大きく、歯がいっぱいの口がついた巨大なミミズの様なモンスターがいるらしく、別名[盲目の暴食者]。

目が退化して見えない代わりにサーチをして餌となりそうなものがあれば片っ端からその巨大な口で捕食していくんだそうだ。

だが、タイラントワーム自身のサーチ範囲もそこまで広いわけでなく近づいてくると地鳴りがしてわかると言うことなので避けることは難しくないそう。ちなみに討伐することは基本的に無理だそうだ。


そして枯れた大地に向かう途中、ゴブリンやスライム、ウルフ系モンスターを討伐して目的地に着く頃には夕方になっていた。


「やっとついたわねー。」


「ですね〜。」


「ふぅ、我もほんの少しばかり疲れてしまったかもしれぬ。」


「皆様!お疲れ様ですー!」


「みんな、お疲れ様。」


みんなどことなく疲労が溜まって疲れた様子がうかがえる。が何故だかリリィだけピンピンしていた。


「疲れてるかもしれないけど少し休んだら、まずはテントを張って拠点作りをしちゃおう!」


10分ほど休憩して拠点作りを始める。

テントは意外とすぐ張ることができて、その四方に結界石と言うリリィに言われて買っておいたモンスター避けの効果がある石を置く。


「これで一般的なモンスターは近寄ってこれないです!タイラントワームには効きませんが!」


さらっと怖い初耳の情報も入ってきた。


みんなで食事を済ませると夜もだんだんと更けてきてサンドウルフと亡者の鎧が活発になる時間帯がやってきた。


称号をグリムの友にして暗闇での視界を確保していく。その他のみんなも暗闇での活動は問題ないらしく陣形を組んで進んで行く。


みんなの方を向くと淡く目の部分が光を帯びていた。

各自の目の色に光っているのでなんだかかっこいい。


「ウォーーーーン」


そんなことを思っていると何処かから犬の遠吠えの様な鳴き声が聞こえてきた。


「先に捕捉されましたね。サンドウルフです。」


リリィがそう言った瞬間周りを見渡すが何処にもその影は見当たらない。


「全く、どこにいるのよ!」


「サンドウルフはかなり視力が良く遠方からじわじわと攻めてきます。ですが攻撃をする際は結局は近づかなければならないので気を抜かずに進みましょう。」


いつも以上に周りを警戒しながら進む。

進んでいると少し離れたところに巨大な岩山を発見した。


「あれを背にして陣形を組もう。」


みんなも賛成の様で少し早歩きでその巨岩へと向かう。

途中で襲撃に遭うこともなく無事目的の場所に到着することができた。


「ふふ、我の新たな力をとくとみよ!」


ラーミがそう言うと一箇所誘導路を残して周りに鋭利な棘で出来た柵の様なものができた。


「これが我の新たなブラットアーツよ!」


「すごいよラーミ!」


取り敢えずは一気に数で押し切られる様なことは無くなったと思う。


リリィとドッペルも共にみんなにブーストを発動する。


カトレアとノービィは少し上空へ行き遠くを見つめる。


「来るわよ。」


カトレアがそう言うと遠吠えがもう一度聞こえてきて、まだ距離はあるがだんだんと黒い影が近づいてくるのが見えてきた。


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