第七十?記何故、狐は盗みを働くのか?丑三つ時の犯行!こぎつねはみた悲しみの刃
天下分け目の狐狸の戦い!!
時は江戸、天下分け目の大戦から幾年か過ぎし街に狐小僧という義賊が現れました
???「ふぁ〜…大戦と言っても狐対狸の縄張り争いだがな」
この人物は壱逢長屋に住む浪人の優である、決して優奈でわないからな
??「いらっしゃい!」
この人物は蕎麦屋の看板娘のゆき、元吉原の人気花魁であったがからくり鈴木が一目惚れし紆余曲折があって一緒にすんでいる
優「かけと飯をのんびりしながらくれ」
ゆき「はい♪」
???「よ〜、今日はやけに暇してんな」
優「なんだよ、和真じゃねぇか」
この人物は瓦版の和真、優と同じ壱逢長屋に住む今でいう新聞記者兼新聞売り
???「よ、かけそば大盛!!」
優「荒れてるな〜甲」
この人物は岡っ引きの甲、岡っ引きだが一週間で部署移動することから蝉っ引きと言われている因みにおやすという美人の嫁がいる
和真「また狐小僧に逃げられたのか?」
甲「ああ、しかもご丁寧に次の予告していきやがった‼」
優「ふ〜ごっそさん!!」
ゆき「ありがとうございました‼」
甲「優、お前もそろそろ、おひなと夫婦にならねぇと狐に捕られるぞ〜」
和真「ちげぇねぇ!!あの長屋に美人は目立つしな」
優「おまえらな…甲、あんまり飲みすぎるとおやすが泣くぞ〜」
ゆき「またのおこしを〜」
てくてく
ここは稲荷神社
優「よ、住職いるか?」
狐「こーん」
優「ありがとよ、ほれ、いなり寿司だ慌てず食べるんだぞ」
狐「はぐはぐはぐ」
次の日、川で稲荷神社の住職が亡くなっていました
甲「いきなりだな…」
優「甲!」
甲「優、お前今までどこにいたんだよ!?」
優「家でおひなといたが?」
甲「稲荷神社の住職がどざえもんだ」
優「くそっ!!間に合わなかった‼」
甲「どういうわけだ!?」
優「昨日稲荷神社に行って狐から一昨日から住職が帰ってないって聞いてな」
甲「つまり、優は狐小僧は稲荷神社の住職かも知れんと探ったのか?」
優「大体正解だ」
和真「てぇへんだ‼」
甲「どうした‼」
和真「朝起きたらこんなもんが」
手紙の内容は狐小僧の正体は稲荷神社の住職であるという内容の手紙と奪った金はすべて長屋に配ったという内容でした
優「和真、ありがとよ」
甲「優!!どこいくんだよ!?」
優「帰って寝る」ヒラッヒラッ
てくてく
優「ん?」
そこには必死に前足でドアをカリカリしているこぎつねがいました
優「なにしてんだ?」
狐「こーん!!こーん!!」
優「入りな」
狐「こーん!!」カリカリ
優「家にノミを撒くなよ…ん?手紙…」
狐が持っていた手紙には住職の義理の妹が人質になり無理やり盗みを働いていたのと仲間が裏切る気配がありこの手紙を自警団に届けてくれと書かれていました
狐「こーん!!こーん!!」
優「狐、今から自警団に頼みにいくからちょっと待ってろよ」
狐「こーん!!」
ザッザッザッ
ゆき「いらっしゃい♪」
優「すまん、二階借りるぞそれと和真、光、鈴木を呼んでくれないか?」
光とは博徒の光で長屋の端で賭場を開いている
ゆき「はい…」
てくてく
光「てぇと、狐小僧は稲荷神社の住職つっうことか」
和真「ちげぇねぇ、後は誰が親玉かだな」
???「親玉は…呉服屋の藤兵衛と北町見回りの新介だ」
和真「あんたは一体?」
光「狐の面?」
狐面「ただの狐だ」
優「こいつは昔、にゃんこ小僧の仲間だった奴だ」
にゃんこ小僧、かの有名な大泥棒が幅をきかせていた時期に現れ直ぐに消えていった悲しき泥棒
和真「んじゃ、こいつは俺の仕事だな‼」
優「ああ、和真は北町見回りの悪行を探り瓦版にしてくれ」
光「俺は呉服屋だな」
優「頼む、俺は住職の妹を探す」
一方、そんなことは露知らず悪者達は何やら下衆な話をしていました
藤兵衛「狐のおかげでウハウハよ‼」
新介「藤兵衛さん、あの娘いいか?」
藤兵衛「構わん、好きにしろ」
猫「〜」
てくてく
猫「にゃ〜」
優「行くか…」
すたすた
新介「ぐふふ」
〜〜〜♪
優「あばよ」
新介「がふぇ!?」
藤兵衛「新介の奴何をしておる…」
こーん!!
藤兵衛「なんじゃ!?」
こーん!!こーん!!
藤兵衛「どこにおる!?」
???「お連れ様は来ないぜ」
藤兵衛「何奴!?」
優「自警団の優と申す、お連れ様から言伝てを預かって来ました」
藤兵衛「なん…じゃ!?」
優「あの世で狐に詫びな…」
その後…
和真「また優の一人勝ちかよ」
優「まあな」
甲「どこからが演技だったんだ?」
優「稲荷神社に向かった所からだな」
光「住職をまさか匿っていたとはな」
優「いいじゃねぇか、お前も見ただろ…あの幸せそうな二人を」
光「まさか住職と妹が夫婦になるとはな」
優「ま、そうだな」
その後、狐小僧は現れず平和に過ぎていきました
〜〜〜♪
平行世界に飛ばされた優奈、そこには優奈がいなかった…次回はあなたのいない世界を気長に待っていて下さい
平行世界の物語




