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外伝その三壱逢高校文化祭演劇編

異世界珍道中はしばらくお休みします

昔々…と言っても、さほど昔ではないある冬の話です。

この年は猛烈な寒さで、交通手段は麻痺し街から離れた民家はたまったもんじゃない!食糧も底を尽き掛けたある日、旅人が来ました。

旅人は無謀にも少ない食糧と路銀で端の村から、中央の王都まで旅をすると言って秋頃に出ましたが、今は冬真っ盛り、食糧も路銀も底を尽き、この家に来るまで五、六軒の家をまわりましたが、誰もくれなかったそうです。

その話を聞いたこの家の夫婦は、旅人を家にあげてやり、残り少ないご飯を一緒に食べました。

最初旅人は、『あなた方が食べた方がいいと言いましたが』、夫婦は「寒かったろうに、私達は大丈夫だから食べなさい」と旅人に食事をさせました。

次の日、旅人は出て行きました、夫婦は旅人に食糧と路銀を持たせ夫婦は、「いつでも来なさい」と旅人を送り出しました。

それから数年がたち、またもや記録的な寒波が襲いました。

夫婦は身を寄せ合い布団で寝ていました。

その晩の暮れ、ドアを叩く音が聞こえて来ました、旦那さんが見に行くと、数年前にあった旅人がいました。

旅人は「あの時の恩返しに来ました」といい夫婦に沢山の食糧とお金を渡しました。

夫婦は大変喜び、旅人に『あなたは何者ですか?』と聞くと旅人は「私は、しがない根無し草の旅人です」といいまた旅に出ました。

それからというもの夫婦は旅人に会えずとうとう三十年が過ぎようとしたある日、夫婦の下に一通の手紙が届きました。

手紙の内容は旅人が実は王国の王様で、あの日偶然立ちより温かく迎えてくれた夫婦の事は一度も忘れていない事が書かれていました。

夫婦は涙し、近いうちに王国に行くと返事を書きました、その後王国では道路環境がよくなり、城ではたまに王様と年老いた夫婦が仲良く話している光景が見られるそうな…。

おしまい


第2幕壱逢版マッチ売りの少女

昔々と言っても中世の時代のこれまた寒い時期に、可愛らしい娘が寒空の下手袋も付けずにマッチを売っていました

マッチ売りの優希「すみません、マッチを買って下さい…」

道行く紳士「すまないね、マッチはあるのだよ」

優希「はぁ、今日も売れなかった…このまま家に帰ったらお父さんにお仕置きされちゃう」

~回想~

父「今日も売れなかったのか!!この役立たず!!ゲシゲシ」

優希「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

父「今日も飯は抜きだ!!お前は納屋で寝てろ!!」

優希「そ、そんな!?」

父「マッチもろくに売れん奴を家にあげておく義理もないさっさといかんと身ぐるみ剥いで納屋に入れるぞ!」

優希「はい…」

~回想終わり~

優希「って事になっちゃう…急いで売らないと!!」

マッチ売りの優希は頑張ってマッチを売っていましたがさすがに寒空の下手袋も付けずに売っていたため手が凍傷になってしまいました。

舞台袖の優奈「まだか…」

少女は売れないならとマッチを燃やして暖まろうと考えましたが、しませんでした

優希「お父さんが作ったマッチをちゃんと売らないと!!」

そんな所に若い貴族が来ました

貴族「何をやっているのだ?」

執事「坊ちゃま!!庶民に話しかけてはなりませぬ!?これから大事な舞踏会ですぞ!」

優希「マッチを売っているのですよ貴族様」

執事「汚らわしい庶民が坊ちゃまに話しかけるでない!!」

貴族「じい、煩い」

執事「ぼ、坊ちゃま!?」

貴族「決めた!!じい、このマッチとやらをすべて買うぞ!」

執事「坊ちゃま!?考え直して下され!?」

貴族「いや!!今決めたのだ!!買うぞ!娘よ、これくらいで足りるか?(金貨二十枚)

優希「き、貴族様!?足りすぎて逆に、十八枚おつりが来ちゃいますよ!?」

貴族「取っておけ、いずれは役にたつであろう」

そういうと、貴族は去って行きました

その帰り道、マッチ売りの娘は路地で倒れていました。

足も凍傷になり歩けなくなったのです

優希「私も、もう終わりかな…」

その時、天から怪しいものが来ました

???「お迎えに来ました」

優希「あなたは誰?」

オーシャングリッド「私はオーシャングリッドしがない天使見習いです」

優希「メカメカしい天使見習いなんていないよ!?」

優奈「ここにいたのか?」

オーシャングリッド「マス…じゃなかった、上司!」

優希「上司!?」

優奈「ああ、私は見習いの上司でユリウナという」

舞台袖の光「アドリブ入りまーす!!」

優奈「オーシャングリッド!お前はまた、ヘマをするとこだったぞ!」

オーシャングリッド「ヘマ!?そんなはずは!?」

優奈「お前が迎えに行くのは、優希ではなく!優夏だ!」

オーシャングリッド「な、なんだって!?」優希「お父さんを!?」

優奈「お前の父は見ていると腹が立つ、今から死なしておこうと思ってな」

優希「連れて行かないで下さい!?」

優奈「何故だ、お前はマッチが売れなかったからと身ぐるみ剥いで寒空の下で一晩過ごさせたり、またあるときは、危うく手込めにされたりしているのに何故庇う?」

優希「それは…私が鈍くさいからと、家族だからです!」

優奈「そうか…オーシャングリッド!帰るぞ!どうやら俺も間違えていたらしい」

オーシャングリッド「わかりました!」

その後、優希は父にこの事を話し父は反省し二人は仲良く暮らしたそうな


~~~♪

メカニック鈴木がタイムマシンを作ったらしい、おい!?優奈!?次回は優奈とゆうなだ!!次回は過去でも嵐が吹くぜ!!by和真

ちびゆうなと優奈が出会った!

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