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壱逢長屋シリーズ第二話絡繰の木

長屋シリーズ

時は江戸、狐小僧が現れる五年前に遡る

ここ壱逢長屋には絡繰鈴木という絡繰ばかり作っている男が…あり?居ないな〜?何処かな〜いた‼昼過ぎなのにまだ寝ていました

???「鈴木〜飯食いに行こうぜー」

こやつは優、優奈ではない

優「あり?寝てんのか?」

鈴木「優、俺はもうだめだ…」

優「医者は行ったのか?」

鈴木「行ったら『まさに医者が匙を叩き落とすだな……俺は治せないモウシワケナイ』って全力土下座されたよ……」

優「一体いつからだ?」

鈴木「四日前からだな」

優「四日前っていうと…ゆき太夫が歩いていた日か?なるほど…」

鈴木「優!!わかったのか!?」

優「おめえはゆき太夫に惚れたんだよ!!だから医者も治せないっていったんだ」

鈴木「そうか…でも、高嶺の花だよな」

優「だな〜」

鈴木「優、腹減ったし少し食いに行くぞ」

優「はいよ〜」

てくてく

???「号外!!号外だよ!!!」

優「和真だなどうした?」

和真「な、なんと、あの身持ちの硬さ天下一のゆき太夫がかぐや姫も真っ青な難題をにいったそうだよ‼詳しくは書いてあるから買った買った‼」

優「和真、壱部くれ」

和真「毎度!!」

優「何々、ゆき太夫が『長屋の嵐、真実の瓦、賭場の灯り、長生きの蝉、絡繰の木』を全て持って来た人に嫁ぐだと!?」

鈴木「本当か!?」

優「ああ、ちょっと隅っこまで」

鈴木「何だよ」

優「鈴木、ゆき太夫と添い遂げたいか?」

鈴木「ああ!!」

優「仕方ない…手を貸すか」

鈴木「ありがとう!!」

その話を物陰で聴いている何だか悪そうな野郎がいたがなぜかしょっぴかれていちゃいました

ってな訳で数日後、優、和真、光、甲、鈴木はゆき太夫のいる遊郭に来ていた

優「いよっす‼ゆき太夫おる?」

店主「おりやすよ」

てくてく

甲「はぁ…何で俺まで…おやすに斬られる」

光「うっひょ〜可愛い子ばかりじゃねぇか!!」

店主「こちらでございます」

優「やっほ〜♪」

ゆき太夫「ようこそ」

優「鈴木、後よろ」

鈴木「ちょっ!?」

ゆき太夫「さて、答え合わせです」

鈴木「長屋の嵐が優」

ゆき太夫「正解です‼」

鈴木「二つ目の真実の瓦が和真」

ゆき太夫「正解です!!」

鈴木「三つ目の賭場の灯が光」

ゆき太夫「お見事!!」

鈴木「長生きの蝉は甲」

ゆき太夫「流石です、最後は居ませんが?」

鈴木「最後、絡繰の木は俺の事を指す…あっているだろ?」

ゆき太夫「お見事!!正解です!!」

鈴木「女神だ…」

一方…

優「うめ〜」

甲「おやす〜好きだ〜」

飲んだくれていた

その後、ゆき太夫は鈴木と暮らし今は蕎麦屋の看板娘になったそうな


〜〜〜♪

蛙野の一人語りを気長にお待ち下さい


終わります

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