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4話 自己紹介!

シルフィアたちが自己紹介をする回です

「まあまあ 立ち話もなんだし中に入りなよ」

俺はあっけにとられる3人を促して 全自動ハウスの広々としたリビングへ案内した


「な なんだここは……!? 王都の最高級ホテルでもこんなに綺麗な床や家具を見たことがないぞ……!」


「すごい……部屋の中がほんのり温かくて 魔法の光が優しく包んでくれてる……」


「クッションふかふかだニャー! 夢みたいだニャー!」


シルフィアは目を丸くして部屋を見回し ルナは魔法の仕掛けに驚き ミーナはさっそくソファにダイブしてゴロゴロ転がっている


まずはちゃんとお互いを知るために 俺たちはふかふかのソファに腰掛けて自己紹介をすることにした

「俺の名前は田中蓮まあ見通しの通りただの人間だよ」


「レン殿とお呼びしても? 私は元王国騎士団のシルフィアと申します 連日の徹夜見張りと上司からの理不尽な叱責に耐えかねて逃亡してきました……」


「私はルナです……魔法工房で一日二十時間もスクロールの代筆をさせられていて……ご飯もパンくずしか貰えませんでした……」


「ミーナだニャ! 悪徳商人に捕まって休みなしで荷物持ちさせられてたんだニャ!」


話を聞けば聞くほど 全員が前世の俺を超えるレベルのド酷いブラック環境から逃げてきた猛者たちだった

「みんな……本当によく生き延びてここまで逃げてきたな……!」


俺は他人事とは思えず 胸が熱くなってミーナたちの手を固く握りしめた


「よし! うちに来たからにはもう安心だ! ここでは残業もサービス労働も一切禁止! 好きなだけ休んでいいからね!」


『思考:みんなへの歓迎のフルコース&疲れを癒やす特製ドリンク』

【調理および給仕プロセスを開始します】

俺が頭の中で念じた瞬間 キッチンからカチャカチャと心地よい音が響き渡った


宙を舞うお皿やグラスが次々とテーブルへ運ばれ 湯気が立つ極上の肉料理や新鮮なサラダ さらには甘くて温かいハーブティーが一瞬で並べられていく


「な なんだこれは!? 誰も料理をしていないのに食べ物が勝手に生えてきたぞ!?」

「レン様……これは一体どんな大魔法なんですか……!?」


「まあまあ 細かいことは気にせず温かいうちに食べてみてよ」

おそるおそるフォークを取った3人だったが 一口食べた瞬間 その目が大きく見開かれた


「う うますぎる……! こんなに柔らかくて美味しい肉は生まれて初めて食べた……!」


「おいしい……! 身体の底から疲れが溶けていくみたい……!」


「幸せだニャー! ご飯が食べられるだけで涙が出てくるニャー!」


ボロボロと涙を流しながら料理を頬張る3人を見て 俺は心から「この全自動スキルがあってよかった」と思った


「俺のスキル【全自動フルオート】はね 家を建てるのも料理を作るのも掃除をするのも 全部勝手にやってくれるんだ」


「だからみんなはここでゆっくり傷を癒やして 好きなだけゴロゴロしていってくれればいいから」


「れ レン殿……! あなたは神か何かですか……!?」

シルフィアたちは感動のあまり俺の手を握りしめ 涙目で拝むように感謝の言葉を繰り返した

こうして俺の全自動ハウスに 賑やかで愛おしい3人の仲間が加わることになったのだった

星やブクマ、リアクションなど押してくれると嬉しいです!

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