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処置

10人程度の傭兵崩れっぽい男たちが折角待っていてくれたのでこちらもそれ相応の対応をしようと思いついた。


「側から見ると滑稽と言うべきかシュールと言うべきか、どう思う?」


まだ何もしていない綺麗と言ったら語弊があるが、リーダー格の男に問いかけてみるが


「オレはみてないオレはみてないオレはみてないみてないみてないみてないみてない」


と繰り返すだけで分からずじまいだ。


「殺しが日常茶飯事なのに、なんでこの程度で発狂してんのさ」


彼にはまだ何もしていないのだ。順を追って言うと、まず逃げられないように周囲に先程の武装司祭たちが使っていた魔法障壁を幾重にも発生させた。フィリスには近場の岩場で涼んでいてくれとお願いしておいた。


「アレを考えついた人は間違いなく頭がぶっちぎりでイっちゃってるよな、まぁこの世界でコレを初めてやったのは間違いなく俺になるんだろうけどさ」


そして一人で現れたおれに対して襲ってきた傭兵崩れたちを【魔眼】効果の一種で麻痺状態にさせてからどう料理しようかと少し考えた。


「実際こんなのを常人が見たら目を背けるとか言う以前に拒絶反応で戻しちゃうと思うんだよね」


そこでチラリと思い浮かんだのがとあるB級映画だった。日本では上映禁止されかけた映画だったね。


「最後に君の配置なんだけど何処が良いかな、最初それとも最後?」


ピタリと独り言をやめて俺の顔を見上げるリーダー格の男。見るからに顔色が悪くガタガタと震えている。


「やめてくれあんなんになったら生きていけない、オレには女房やガキが待ってててるんだ、たたった頼む見逃してくれ」


「酷いなぁーあんなんでも生きていかなきゃいけないんだよ彼ら、それに仲間だったんでしょ?ならこれからも仲良く暮らしていこうよ」


「ひっ?!ややだ!ぃやだ!あんなのになりたくない!!!」


「大丈夫、人間簡単には死ねないものさ。あと女房も子供もいないじゃないか、口から出まかせ言うなら最後尾で良いね決定」


「あああぁああぁあ!!!嘘つきました!!!謝ります謝ります!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」


「君と違って可愛い可愛い嫁が待ってるからさ、サクッと終わらせるよ」


「いやだああああっぁああぁあああぁ」

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