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文書

第1次 来訪者制圧作戦報告書


七大聖天教会 大司教 対異世界者抹消部隊長

二ラス=リクセト=アムルセフィトが記す


城塞都市アベルクライン レント・サタリューヤ城塞伯から緊急通信


内容は託宣にない来訪者の出現


二ラス=リクセト=アムルセフィト大司教 対異世界者抹消部隊長(以下 大司教)は直ちに武装司祭兵団に来訪者制圧命令を下す


武装司祭兵団述べ300名


城塞都市アベルクラインへの道を広範囲探知魔法によって探索、対象を発見


前衛陣200 後衛陣100


前衛陣にて対象に接触。後衛陣は後方支援魔法を継続


カテート・モーリス司教 武装司祭兵団 臨時監督官(以下 監督官)が来訪者に呼びかけるが応答なし


人質と思われるアイゼンドラフト王国 王位継承二十六位 フィリス・リターニャ・アイゼンドラフト(以下 王女)に話しかけた後、姿を消した


すぐさま魔法探知を試みたが一切効果がなかった。来訪者の能力によるものだと断定する


直後来訪者が此方に向かって何かを言ったのちに来訪者自身も消えてしまう


直後異臭が立ち込め始め、地割れが起きて地面が陥没してしまった。偶然とは考えられず来訪者の能力と断定する


陥没した地面からは臭気が溢れ出し来訪者を取り囲んでいた30名が臭気によって昏倒


監督官が聖天武石による攻撃命令


臭気の中心部である陥没地帯に向けて聖撃を発射、命中、周囲の浄化を確認。


直後監督官の目が見えなくなり補佐役に意識を移したところ、監督官の目の前に黒い何かが佇んでいた


黒い何かは徐々に何か形を取り始めたが急に監督官の目、口、鼻、耳、肛門、性器と体の至るとこから侵入を開始


陥没地帯から今まで感じたことがない邪悪な気配を察知し振り向くが補佐役の脳が機能不全を起こしたらしくそれ以降一切の情報が入ってこなかった


後衛陣の指揮者に意識を移して確認したところ、全長10mはあろうかと思われる毛むくじゃらで太い角を2本生やし4つも目玉を持った蛙顔の怪物が出現していた。


怪物は手足を伸ばせるらしく武装司祭を捕まえては生きたまま食っていた。黒い何かも口に運んでいたので捕食方法の一つと考えられる


怪物が地面に潜っていったのはそれから20分後だったが、前衛陣の9割以上を食い殺していた


生き残ったジョージ・ジョア司祭に話を聞いたが要領を得ず、ひたすら幼少期のイタズラを泣きながら母親に向けて反省の弁を述べていた。他人は全て母親に見えているらしく幻覚症状も発症していた


生き残った司祭たちは幼児退行や白痴化、自傷行為、暴徒化と一様に精神を病んでいて無事な者はいなかった


前衛陣 187人 生死不明(死亡と断定)

生き残った13人は聖ルタナ修道院に移送される


来訪者及び王女の行方は未だ分からず、怪物の所在も掴めず今回の探索は打ち切りとする


以降は対異世界者抹消部隊が引き継ぐ事とする

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