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番外編1 ジーンと一緒

(番外編)昔の話 ジーンと一緒

会話のみ


「字は覚えたの?」

「うーん……微妙に?は」


「ていうか、文字は全然違うものなのに、言葉が通じるってなんでなの?」

「え、えっと、さあ?」

「……まあいいよ。どのくらい書けるようになったの?」

「よく使いそうな単語とかはかけるよ!」

「ふーん。本当?」

「なにその疑いの目!」


「じゃあ、紙あげるから書いてみてよ」

「……字は?」

「何でもいいよ。でも、簡単すぎる字とかは馬鹿にするからね」

「(馬鹿にされるんだ……)う……が、頑張る」


カキカキ


「……なに、これ?」

「え!?ま、間違ってる!?」

「きったない字!だけど、そうじゃなくて!」

「な、なに?」


「何であえてこんな字選ぶの!」

「私のジーンへの思いを簡単に書いてみました!」

「馬鹿!?馬鹿なの!?何真剣な顔して言ってんの!」

「真剣だしふざけてないから!」

「ふざけた顔してるくせに!」

「(ひ ど い っ!)ちょ、もう紙返して!なんか可哀そう!」


「……」

「な、なんで紙しまうの!?ちょ、後々そんな汚い自分の字が出てきたら泣きそうになるのわかってるから!やめてー!」

「うるさいっ!」

「しかも何でジーンが怒るのさー!!」



『  だいすき  』



―――大分後日―――


「坊ちゃん、いつも持ち歩いてるそのお守り?ってなんなんですか?」

「、別になんでもないよ。なに急に。ていうか、敬語」


「ああうん。いつも持ち歩いてるし、すごい大切なものなんだなーって」

「た、大切ってわけじゃないけど!ただずっと持ってたから無いと違和感あるだけ」

「そうなんだ。袋の中に何かはいってるの?」

「ちょ、さわらないで!別に大したものなんて入ってないっ!」


「紙?」

「そ、そう!ただのメモ書きみたいなのだから、見なくていいっ!」

「むー……またいつか、見せて下さいね」

「……敬語」

「……いつか見せてよ」

「絶対に無理!」

「ひどいっ!でもそんなジーンも大好き!」

「!そんなこと言って恥ずかしくないの!馬鹿!!」



(ああもう!こんなのとってる自分が一番恥ずかしい!!)


だいすき


25日に本編を書くことができなさそうだったので、番外編をあげました。本当にすいません;

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