国立学校 (2)
部屋の雰囲気は重かった。
グー・ルオは自分の頬が赤くなるのを感じ、顔中に熱が広がるにつれて汗をかき始めた。
「実際のところ、君は政府が皆に嘘をついていると知ることが、それほど気になっているわけではないだろう?」
「完全にそういうわけでは……」
「君はむしろ、それが気になると言うほうが、道徳心がある人間のように見えるからだ。人々は君を良い人だと言える。そうだろう?」
医者の論法は反論の余地がなかったが、グー・ルオは彼に同意しなかった。
「じゃあ、これらの嘘に悩むべきではないと?」
医者は穏やかに続けた。「いや、しかし普通の人間はこんな質問を自分にしない。たとえ陰謀を暴いたと確信しても、誰も自分の説を支持しなければ、とっくに皆の意見に従い始め、かつて信じていたことをすぐに忘れてしまうだろう」
「……」
グー・ルオはそれに対して何も言えなかった。医者がおそらく正しいのだと、ただ思った。
「正直に言うと、普通の人間は普通のことをしようなどと考えもしない。普通の人間は、異常なことをするのを避けようとする。それが普通の日常生活を乱すからだ。君は、グー・ルオ、自分の異常な日常生活を乱すために、普通のことをしようとしている」
「……」
誰かがグー・ルオにこんなふうに話しかけたのは初めてで、彼はそれに深く動揺した。
「わかるかい、もし君が普通の価値観を持っていたら、気にするのは政府の嘘ではなく、その嘘が国民に与える影響のほうだろう」
「わ、私は……」
「何百万人もの人々が消え、おそらく何かの神秘的な出来事で死んだと気づいたとき、君はそれをそのまま受け入れただろう? 君には少しも影響しなかった。そして、何も感じなかったという単純な事実が、君を現代社会と相容れないものにしていると、君はよく分かっている」
「……」
グー・ルオには答えられることが何もなく、何も頭に浮かばなかった。誰かが彼の目を乱暴にこじ開けたかのようだった。
グー・ルオが会話に動揺しているのを見て、医者はより穏やかな口調を取った。
「普通、この学校の生徒とこの種の面談をしなければならない数回は、両親にも電話して状況を説明するんだ」
医者は椅子に座り直した。
「しかし、学校の記録には君の家の固定電話番号しかなく、今朝電話してみたが誰も出なかった」
医者が答えを得られなかったことに、グー・ルオは驚かなかった。医者が次に何を尋ねるかは、ある程度予想していた。彼は何十回もこの質問に答える準備をし、応答を用意していた。
「ご両親は何の仕事をしているの?」
グー・ルオは椅子の中で不快そうに身を動かした。
「父はレストランチェーンで料理人をしています」
「ああ! では、家で料理をするのは彼だね」
グー・ルオは再び椅子の中で身を動かした。
「そうでもありません。父が仕事から帰るのはいつも深夜二時か三時なので、僕はもう寝ていますし、週末は寝だめに費やすので、料理をするのは僕です……」
「なるほど……」医者は口ひげを指でいじった。「では、君の母親も一日中働いているのかい? だから君はよく両親のために料理をするのか?」
「母は僕が五歳のときに死にました」
ちょうどその瞬間、二限目の終わりを告げるチャイムが鳴り、廊下を歩く生徒たちの足音や走る音がかすかに聞こえた。グー・ルオと医者の上の蛍光灯のブーンという音が部屋を満たした。頭の上では椅子と机のきしむ音が聞こえた。
今まで蛍光灯の周りを執拗に旋回しているように見えた一匹の蝿が、ブラインドを通して差し込み始めた日光の筋に気づいた。突然の衝動で、蝿は目標を変え、ブラインドの周りで大きな音を立てて飛び始めた。
医者の禿げた頭は驚くほどつやがなかった。グー・ルオはいつも、禿げた男の頭は光り輝き、少し近くからじっと見つめる勇気ある者を眩惑するものだと思っていた。漫画は彼に嘘をついたのだろうか?
医者への答えからおそらく一、二秒しか経っていなかったが、グー・ルオにはこの沈黙が何十時間も続いたように感じられた。
彼は心臓が胸で鼓動しているのを感じた。手は汗ばみ、今では制服のズボンで滑っていた。
「ごめんなさい。知らなかったんだ、グー・ルオ」
医者の返答はグー・ルオにとって解放のように感じられ、長い試練から彼を解放した。
「大丈夫です。知る由もなかったのですから」
それは本当だった。互いを知らない二人の人間が関わるとき、この種のことを予期するのは不可能だ。これは謙虚さと理解をもって受け入れる以外にどうしようもない類のことだった。
グー・ルオは自分がこんなに哲学的なことを考えたことに驚いた。その瞬間、年末にキャリア志向の用紙に「作家」を追加してもいいかもしれないと思ったほどだ。
「本当にごめんなさい。私の不器用さで君をあまり動揺させていないことを願う」と医者が言った。
「いえいえ、大丈夫です、先生。ご心配なく。慣れていますから」
「そう言われると、何よりも心配になるよ」
医者は何かをつぶやいたが、それはグー・ルオの耳には届かなかった。
「誰にも心配をかけたくないようだが、ここでは誰の迷惑にもなっていないよ、グー・ルオ」
「……」
グー・ルオは答えなかった。というより、答える気がしなかった。
医者は咳払いをしてから続けた。
「では、君の父親は一人で君を育てたのかい? 兄弟や姉妹はいないのか?」
「……いえ! 一人っ子です……」
グー・ルオは手をズボンにこすりつけ、乾かそうとした。
「つまり、父と二人で暮らしています」
「なるほど……」
グー・ルオはこれほど多くの自分の情報を明かしたことがなく、それが彼を極度に不快にさせた。普段は、いくつかの嘘で乗り切っていた。父が彼の策略に反論するためにそこにいなかったので、なおさら簡単だった。
しかし、これほど長々と自分について話さなければならないことは、グー・ルオを深く動揺させ、今では熱っぽくさえ感じさせた。
医者とこのように話すことは、グー・ルオ自身の嘘を彼に明らかにするだけだった。彼はもはや幻想の背後に自分を隠すことはできなかった。
結局のところ、問題は彼自身だった。
今や彼はそれを無視できなかった。
それが医者との会話からグー・ルオに残ったものだった。
彼は人がこれほど正直であり得るとは信じられなかった。
そのような人が存在し得るとは想像できなかった。
医者が彼に映し返した自分自身のイメージになりたいとは思えなかった。
「すみません、廊下で迷ってしまって! 言っておきますが、ジュンジェに案内させると毎回迷うんです、ははははは!」
陽気な女性の声が突然グー・ルオの思考を遮った。




