国立学校 (1)
「気分は大丈夫?」
「はい。でも、なぜ授業の二限目の途中でここに来させられたのか、まだ分かりません」
グー・ルオの前に座っている医者は、鼻の上で眼鏡をかけ直し、ため息をついた。
「まあ……今日、君に関する情報を受け取ってね。検査をしなければならなかったんだ」
大きな机の後ろで、学校医は右手の書類の山を調べていた。
保健室はラベンダーの香りがした。この匂いはいつもグー・ルオを眠くさせた。
彼はすでに眠気が自分を支配し始めるのを感じていた。昨夜、眠らずに遊んでいたことをすでに後悔していた。
医者は、探していたものを見つけたかのように、簡単な安堵のため息をつき、一枚の紙を手に取った。彼は振り返り、手に持った紙とグー・ルオの間で目を切り替えた。
「正直に言うと、君を授業に戻す前に、いくつか質問に答えてもらう必要がある」彼は手に持った紙を指さした。「このすべての欄を埋めなければならないんだ」
本当に選択肢のないグー・ルオは、ただ頷いた。
「よし。ユートピアと呼ばれる場所に関する噂を聞いたことがあるか?」
少年は医者の質問に驚き、答えるまでに数秒かかった。
「もちろんです。数年前にこの国の北部に突然現れて、国の一部を丸ごと置き換えたものです。メディアは隠そうとしましたが、誰もがこの場所が存在することを知っています」
医者はグー・ルオの視線を数秒間保ってから、紙に何かを走り書きした。
「それが偽りだと言うのは無意味です。誰もが知っています」
医者はすぐに穏やかな口調で答えた。
「そういうつもりはないよ、保証する。しかし、どうやら君は気にしているようだ」
「何が気になるんですか?」
「つまり、政府がこの場所の存在を隠そうとしていることだ」
部屋は数秒間沈黙した後、グー・ルオが答えることにした。
「そんな大きな嘘が見逃されるはずがないと信じた彼らが愚かだったと言いたいです」
医者は口ひげの下でつぶやいた。「なるほど……」
「そして、クラスメートの中で君だけが政府の欺瞞を見抜いたという事実は、君を悩ませているのか?」
グー・ルオはぎくりとした。医者は彼を見透かしていた。
「そうだと思います……」
「なぜだ?」
「なぜ彼らが気づかないのか分かりません。北部に住んでいた人々が、核事故のせいで全員二度と見られなくなったのは、奇妙に思えないのでしょうか?」
「……」
「特に、誰もその場所に近づくことが許されていません。国境は24時間体制で警備されています。何かを隠すためでなければ、何なのか分かりません」
「そして、自分が間違っているかもしれないと考えたことは?」
「もちろん、明らかに考えました。しかし、これらの噂と核事故をめぐる最近の出来事が同時に起こったのは偶然ではありません。真実であるにはあまりにも出来すぎています」
ずんぐりした医者は再び紙にメモを取った。
「この話題は君にとって非常に重要のようだ」
「それほどでも」
彼は再び紙に走り書きした。
「君を最も悩ませているのは、騙されたという事実ではないのか?」
グー・ルオは両手を脚にこすりつけた。
「いいえ」
医者の眼鏡の奥にきらめきが現れ、彼はしばらく紙に書いてから、それをプリンターに入れた。
スキャナーが起動する音だけが部屋の静寂を破った。
「いいえ……」
医者はちょうどグー・ルオの言葉を繰り返した。
グー・ルオはなぜ医者が今言ったことを繰り返したのか理解できなかった。何と言えばいいか分からず、それが彼を不快にさせた。
「スポーツは得意か、グー・ルオ?」
それは医者からの予想外の質問だった。今まで十五歳の少年を精神分析しようとしているように見えたのに。
「分かりません。まあ、できる方だと思います」
医者は椅子に座り直してグー・ルオと向き合った。それは彼が何か間違ったことを言ったかのように感じさせた。
「君はかなり優柔不断な人間のようだ、グー・ルオ」
「それは悪いことですか?」
部屋の雰囲気は完全に変わっていた。
「そうは思わない。しかし、そうなることはある。君はどう思う?」
グー・ルオはすぐに答えた。
「僕の視点では、決断を妨げるようになったら、それは悪いことになるでしょう」
「同感だ」
医療専門家が自分に同意してくれたことで、グー・ルオは安心した。初めて会ったこの医者は、本当に患者をリラックスさせるのが上手いのだと思い始めた。
この医者への尊敬は増すばかりだった。だからこそ、彼に嘘をついたことを悪く感じた。たとえ彼に話したことが真実に近くても。
とにかく、これはグー・ルオが大人に嘘をつく最初でも最後でもなかった。
「なぜ私に嘘をついた?」
グー・ルオの心臓が跳ねた。
医者はまっすぐに彼の目を見ていた。




