↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼の瞳の騎士 紅の瞳の姫君  作者: 黒猫キッド
第3章・エグ・マリン王国での生活
82/133

81・軍師の評価

 今回は新キャラ登場や♪

 零華がフィールドを出ると、A組一行が待っていた。

「凄げぇな零華! 隊長に勝つなんて!」

 修兵が称賛の言葉をかける。

「マグレだよ。運よく勝てただけさ」

 零華は控えめな答えを返す。

「ってかそれより…さっきの兵士を呼んだ声と拒否する声…あれってどっちかが零華だよね?」

 太一が尋ねた。

「あ、うん…呼んだ方が僕だよ。よく分かったね?」

「来季と直樹が推測していたんだ」

「なあ零華。他の人の声は出せないのか?」

 孝明が聞いた。

「…まあ…出来るけど…」

「じゃあさぁ、若い女性の声とか出せないか?」

「ええぇ…何で…」

 孝明の注文に零華は顔を顰めるが、皆から期待の眼差しを向けられ、零華は溜息を吐いた。

「…此れで良いかしら? 孝明?」

と、零華の声とは違う、若い女性の声が零華の口から出た。

「うぉ! マジで違う声じゃん! ってかその声で此れからやっていけば?」

「誰がするか!」

 修兵の提案を零華は、素の声で拒否する。

「ねえねえ! 理奈の声とかは出来る?」

 千秋がそう提案してきた。零華は理奈の顔を見るが、理奈は少し興味があるのか、苦笑気味に頷いた。零華はすこし悩みながらも、口を開いた。

「…理奈? 此れで合ってるよね?」

と、零華の口から理奈の声が出た。

「凄い! もう一人理奈が居るみたい! ねえ理奈!」

 千秋が興奮気味に理奈に尋ねる。

「う、うん…何か零華から私の声が出るなんて、変な感じ…」

「いや理奈…理奈だって許可してくれたじゃん…」

 理奈の感想に、零華は理奈の声で返した。これでは最早、一人で会話している様に見える。するとフィールドから暮羽が部下を連れて出て来た。その事に気付いた零華は、軽く頭を下げた。暮羽も軽く頷くと部下を連れて立ち去った。

「あの隊長さん、零華より遅く出て来たけど?」

 理奈が零華に尋ねた。

「…部下さんを叱責するから、先に出てろって言われたんだ…元々は僕が騙して誘導させたのに…」

 零華が答えた。因みに本来の声である。

「ってアレ? ユリアンさんは?」

 先程迄一緒に居た筈のユリアンが、何時の間にか姿を消していた。


※        ※


 先程迄暮羽の部下の兵士が居た観覧席に、一人の気怠そうな青年が座っていた。

「どうだ? あの子の感じは?」

 其処にやって来たのは、何時の間にか姿を消したユリアン。気怠そうな青年は答える。

「相当強いな…アレは此処に来る前に、相当訓練を積んでいる」

「母親から鍛えられたと聞いている…恐らくあの変声術もそうだろう」

 ユリアンが説明する。

「何者なんだその母親は? 仮にあれ程まで強く鍛えられる程の教えなんて…リノア・エルトリオン並みに凄技だと思うが? まあ俺はリノア・エルトリオンと会った事がないから、先生から聞いた話からの推測だけどな」

「俺が三歳の頃だからな、リノア・エルトリオンが居なくなったのは…親父…総隊長は会った事があるみたいだが…あと陛下も…」

「まあ居ない人間の事はどうでも良いか…あの子供…鍛えればさらに強くなるぞ」

 確信を込めた声で、青年がユリアンに告げる。

「お前が其処迄言うとはな…エグ・マリン王国騎士団二番隊隊長・アーサー・エンフィール。エグ・マリン王国の軍師」

 ユリアンは青年‐アーサー‐をそう呼んだ。


 軍師・アーサー登場や♪ アーサーのモデルは、某水滸伝ゲームの三作目の軍師さんや!

 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等ありましたら、是非ともどうぞ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  新作を投稿しましたのと、リンクの貼り付けに成功したので、良かったらどうぞ♪  ダークマジック・レッドドラゴン 僕が思うがままに自由に生きてやる!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。