↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼の瞳の騎士 紅の瞳の姫君  作者: 黒猫キッド
第2章・異世界召喚編
42/133

41・決意の時

 ちょっと今、此方の作品がノッている為に、出来る限りの短期間の連続投稿をしておりますんや!

 『転生したドララー』の続きを期待している皆さん、暫く此方を楽しんで下さいなぁ♪

「クシュ!」

 路地裏に隠れた唯一人捕まっていない零華は、突然クシャミをした。

「何だろ…風邪かな…」

 よもや牢屋にて修兵が、自分の事を言っているとは知らない零華である。

「まあそれより…どうしようか…」

零華の前には、舗装された道の上に置かれた私物があった。しかしそれのどれを見ても、今現在役に立ちそうには思えなかった。

「助けようにも…僕一人じゃ…」

 八人居た際ですら、他の仲間の救出策は思い浮かばなかったのに、今は自分一人になってしまった。その為救出は絶望的な状態だった。

「せめて来季か直樹が居てくれたら…」

 自分に次ぐ成績優秀者である二人が居れば、まだ何とかなったかも知れないが、自分一人では不可能だと零華は考えていた。

 そんな零華が考えられるのは、三つの策だけであった。


 1・無謀にも単身殴り込みし、捨て身で救出を図る。


 2・現状無理だと判断し、時期を見計らって、今は止むを得ず戦術的撤退をする。


 3・降伏する。


 その三つだけであった。理想としては一番だが、現実的に難し話である。仲間を見捨てたくない為、当然2は却下。そして3は終わりを意味している為論外であった。

 つまり結論を言えば…八方塞がりである。

「どうしようか…」

 零華は悩んで行き詰ってしまう。

『零華。大切なモノを守る時、私が教えた事を活かして!』

「!」

 その時零華の脳裏に、ある言葉が浮かんだ。

「…母さん…」

 零華が思い出したその言葉が、幼い頃に母・里乃亜に言われた言葉であった。

 母は零華に様々な事を教えた。その内容は後になって考えてみれば、平和な世界では使い道が無い事ばかりであった為、母は何処かの国の軍人なのではないかと考えた。

 そんな母の教えを受けていた際に言われたのが、先程の言葉であった。

『零華。大切なモノを守る時、私が教えた事を活かして!』

 母のその言葉…それは将来愛する者を得た時に、それを使えという意味だと思う零華。

 今の自分は愛している誰かが居る訳ではないが、大切な人は居た。

「…理奈…」

 零華は私物の中の、猫のぬいぐるみを見た。昨日理奈に貰った誕生日プレゼントのぬいぐるみ。

「…母さん…僕は理奈の事をどう思っているのは、僕自身でも分からない…でも理奈を助けたいんだ…だから母さん…教えてくれた事…使わせてもらうね!」

 零華は意を決して、理奈達を助ける事を決意した。

 零華は私物をカバンに入れて背負って、理奈達が連行された場所を探そうとする。するとスマホに、理奈からのLINEが来ていた。

『零華。まだ無事なら何処か安全な場所に居て!』

 それは零華の身の安全を案じるLINEだったが、零華は既に助ける決意を固めていた為、それを受け入れるつもりはなかった。

『大丈夫♪』

 そうLINEを返して、制服のポケットに入れようとした時、零華はある事に気付いた。

「! そうだ…確か直樹の入れてくれたアプリ…あれを使えば理奈達が連行された場所が分かる!」

 零華はアプリを起動して、理奈達の居場所を調べた。その結果、六つの反応が同じ場所から反応していた。


 零華の救出行動開始!

 そんで零華の母親の里乃亜さん…零華に色々と教えたみたいやけど、一体なんやろ? 里乃亜さん、何者なんやったやろ…?

 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等ありましたら、是非皆さんどうぞ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  新作を投稿しましたのと、リンクの貼り付けに成功したので、良かったらどうぞ♪  ダークマジック・レッドドラゴン 僕が思うがままに自由に生きてやる!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。