35・これからの作戦
堪忍! 今回短いですわ。話の区切りと内容から、此れしか書けなかったんですわ。あと色々…。
話の路線を戻して、零華達はこれからの事を話し合った。
「やっぱり、他の皆と合流出来たら良いんだけど…スマホで孝明達に連絡を取っても、繋がらないんだ」
零華がスマホを手に言った。先程から修兵と共に、孝明・一・太一と連絡を取っているが、応答は無かった。
「理奈。麻美達には?」
理奈に尋ねる零華。
「…繋がらない…多分気付いていないんだと思う…」
スマホを片手に、心配そうな表情で語る理奈。
「…危険だけど…街中を彷徨いながら、探すのが良いかも知れない」
零華が提案する。すると直樹が反論する。
「ならこの廃家に居て、ドローンで探索した方が良いんじゃないか? 迂闊に歩き回るのは危険だと思う」
「僕もそれは考えたさ。でも僕達が此処に来るまでに、直樹はドローンで誘導しただろ? もし兵士の誰かが、それを見ていたら…」
「…此処は、危険って事か?」
修兵が遮る様に言う。零華は其れに頷いた。
「じゃあ、此処を出た方が良いよ」
大輔の言葉に、全員は頷いて、脱出の準備を始める。
「待てよ…あれが使えるかも」
そう言うと直樹は、待機させていたパソコンを操作しはじめた。
「どうしたの直樹?」
「実は僕、スマホの位置を特定できるアプリを、以前作ったんだ…ただこのアプリは、同じアプリを入れたスマホしか、サーチ出来ないんだ」
そう言って直樹が見せた画面には、何かのアプリのソフトが表示されていた。
「此れをここに居る七人のスマホに入れれば、もし街で逸れたり、逸れた後に他の皆と合流出来たら、このアプリでお互いの位置がサーチ出来る」
「マジ? そんなアプリ作ったの!?」
灯里が驚いた声を上げる。
「確かにそれは使えるかも知れない…直樹、頼める?」
零華はスマホを差し出して言った。
「ああ、任せろ!」
直樹は零華のスマホを受け取ると、パソコンとスマホをケーブルで繋いで、作業を始めた。
「直樹がアプリをダウンロードしたら、此処を脱出して、皆を探そう!」
零華の提案に、全員は賛同した。
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