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帝国新英雄物語  作者: 黒騎士
第二章 エースパイロット
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スペースジャンプ

#日記:地球歴 残存記録 第195日

#場所:南部方面軍旗艦インペリアル・シールド ブリッジ


「総司令。各方面軍から連絡!各拠点に対して総攻撃が開始されたとのこと。」


「よし!作戦を開始する。南部方面軍全軍に告ぐ。極秘作戦サーラを開始する。全艦本艦に続きスペースジャンプを実行せよ。また、到着後すぐに戦闘が開始される。攻撃隊は発進用意のまま待機せよ。」




「エドワード二等軍曹はスペースジャンプ初めてか?」


「はいっ!」


「何かに掴待っておけ。ほら…そこの席にでも座っていればいい。どうせそこは使ってないしな。」


「まぁ…緊張しなくていい。さぁ…ジャンプだ!」


総司令閣下の指示のもと、この艦を中心に全ての護衛艦、航空軍がスペースジャンプを行った。


昔、銀河を渡って戦う戦士たちの映画を見た時…こんな光景を見た。その時は何でもない映画の1シーンと思っていたが…


「美しい…」


「確かに最初は皆、同じ反応をする。さて、エドワード。そなたもそろそろ格納庫へ向かえ。攻撃が開始されたら、ザビーダ大尉の指揮のもと極秘作戦を開始する。」


「かしこまりました。」


俺は敬礼をブリッジにいる皆様に示した後、出入口へと向かう。そんな俺の背中へと


「エドワード。この作戦がどうなるかは君の腕にかかっている。期待しておる。」


「無論です。失礼致します!」






「公爵…心配かい?」


「当然のこと。」


「なら、上手くこなせた時の報酬でも考えておけば?」


「階級…陞爵ですか?」


「勿論それも何だけどさ。彼の家族を保護しておくとかさ。彼が故郷の星に帰る事を認めるとか…」


「…」


「まぁ…終わってから考えようか。」


「ですな。そろそろ着きますぞ。各艦…コンディション・レッド発令。各員戦闘配置。到着次第、総攻撃を開始する!スカイタロンのメンバー各員につぐ、只今よりザビーダ大尉に従え。ザビーダ大尉。後を託す。頼むぞ!」






「だってよ…?兄貴。」


「冷やかすな。だが、皆聞いてくれ!この作戦は帝国史上初の全方面軍による合同作戦だ。そして我々の任務こそ…この作戦の最大の肝と言える。皆…周りにいる仲間たちをよく見ておけ。この中には帰れないものも出てくるだろう。そしてこれから先ここにいる仲間だけが頼りだ。皇女殿下を救い出し、我々帝国に牙を剥いた事を後悔させてやろう!行くぞっ!!」


「おうっ!!」


「航空軍は、陸軍の護衛部隊と敵地上航空基地の拿捕とシールドゲートの破壊任務の3チームに分けるぞ!」


「なら、俺は基地の拿捕にするか。兄貴は護衛だろ?なら、シールドゲートはエドワードだな。」


「いや、シールドゲートは残りの南部方面軍が受け持つ。エドワードは最後尾に来てもらうが、なんとか抜けてきてくれ。」


「3チームに分けるって言ったの兄貴じゃん…」


「まぁまぁ…私の方は何とかしますので、ご安心ください。」


…閉まったらどうしよう。


「では皆、搭乗!作戦を開始する!」



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