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帝国新英雄物語  作者: 黒騎士
第二章 エースパイロット
52/66

戦略

#日記:地球歴 残存記録 第195日

#場所:南部方面軍旗艦インペリアル・シールド ブリーフィングルーム


先程の陛下からの話が終わり、すぐに動き出すかと思ったが、総司令から改めて話があるとのことだった。


ここから宇宙ステーションは結構近いらしく、ほかの宙域で戦闘が開始されないとこちらの作戦が開始できないと言う訳だ。


「さて…皆静粛にしてくれ。先程の陛下の話にもあるように第三皇女殿下が誘拐された。その犯人は不明だが、正直そこは特に関係ない。やつの背後にいる組織…それが自由貿易機構だ。奴らは元々、銀河中であくどい商売を繰り返すクズ集団であったが、軍を持たないためそこまでの影響力は持っておらなんだ。しかし…」


隣りにいた陛下が続いて話し出した。


「今回、帝国諜報部が探り出した情報によると奴らはドロイドを戦争利用するという。奴らは宇宙戦争条約におけるドロイドの戦争の使用禁止に条項を堂々と破ったことになる。終結後は奴らは瓦解することになるが、ここからどうなるかは君たち次第だ。」


「他の方面軍が攻撃を開始すれば、こちらもすぐに動く。特殊作戦航空部隊『スカイタロン』大隊を除く南部方面軍は、自由貿易機構の経済最大拠点である宇宙ステーションを破壊する。勿論、民間人もいるかも、宣戦布告した瞬間に彼らも戦争加担している。憂鬱かもしれんが、国を守るためその思いはしまっておいてくれ。『スカイタロン』メンバー以外は、各自所属艦に向かい、出航準備と戦闘準備を整えておけ?」


「もし、家族に伝えたいことがあるものも今のうちに伝えておけ。激戦になる。もしかしたら帰れんかもしれない。伝えたいことは今のうちに伝えておけ。」








「さて、スカイタロンの主要隊長。とエドワード二等軍曹。作戦案について検討しよう。」


メンバーは俺とこの作戦の空軍総指揮を執るザビーダ大尉。大尉の補佐兼第1,2中隊隊長のルーク最上級曹長。ゲラール少将とルーナ少佐は宇宙ステーション防衛軍との戦闘の指揮を執られる。そちらのほうがはるかな激戦になると予想される。 


それとエルド大尉も。


陸軍は、総指揮を執るエルシャル大佐。

それとガルガンティア総司令と皇帝陛下が参加なされている。


「…とまぁ、こんな感じで潜入する。陸軍が任務遂行中に俺たち空軍は近くの飛行場を確保し、そこから脱出するわけだが…」


「確実に終われますよね?」


「あぁ。姫様を乗せたヘリを護衛するパイロットもそれを防ぐために殿に立つパイロットも精鋭でなくてはならない。」


「なら、護衛はザビーダ大尉とルーク最上級曹長で、殿はこれで決まりですね。」


「待て待て。」


「お二人なら、隊員たちをうまく使って、皇女殿下をこちらまでお連れできます。皆さんが逃げれたら、俺もさっさとずらかるのでご安心を。」


「ザビーダ、ルーク。これは儂からエドワードに依頼したことじゃ。この作戦は皇女殿下を救い出すことが肝。それにエドワードなら乱戦のほうが得意なはずじゃ。」


「お前ら心配ないわい。儂が再度整備しておく。速度を落とさぬようにしつつ、装甲を少し厚めにして、燃料、装備も増やしておくわい。」


「そんなことできるんですか?」


「それこそ、整備士の腕の見せ所よ。お前さんは何も心配せんと前だけ見とれ。」


「では皆…抜かりないように。」



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