シュミレーション試験
「それでは今から、ここまでの試験において成績優秀者のみ対象の最終試験を実施する。」
「やっと…ここまでか。」
「ついに来たな。ゲイン。」
「最終試験は彼とシュミレーション機を使って、模擬戦をしてもらう。使用機体は君たちは最新鋭機。彼には専用機。紹介しておこう。この新たな特殊部隊の空軍における特記戦力であるエドワード二等軍曹だ。」
「宜しく。楽しみにしてます。」
「あれが…エドワード二等軍曹。」
「南部方面軍最速で二等軍曹までたどり着いた男。」
「奴隷から空軍のエースになった男。」
「南部方面軍特別団を単独で救いました男。」
…なんかめちゃくちゃ言われとる?
「さて…彼からの要望で君達は二人一組で彼と対戦してもらう。別に変に思う必要はない。これはいつもより多くの敵を相手にしている。それに言っちゃ悪いが、君達は優秀と言ってもあくまでも新兵。彼はベテランの実力者の部隊とも単独でやり合ってきた。自分達のできうる全力でぶつかってほしい。これが…最終試験となる」
…ふ〜ん。まぁ、及第点っとこかな?
確かに他の空軍隊員達とは一線を画す感じはする。動きにもキレがあるし、それぞれがカバーし合うところも隙が少ない。
まぁ…それでもまだまだって感じだけど。
最後はあの2人か…楽しみだな。




