第5話 奪われたものの重さ
石造りの壁が、ゆっくりと視界へ戻ってきた。
机。
椅子。
並べられた証拠。
年配の証明官。
二人の警備兵。
そして、私の隣に立つレオン。
聴取室は何一つ変わっていなかった。
まるで、《審黒の間》で起きたことなど、最初から存在しなかったかのように。
私の身体を包んでいた黒いドレスも消えている。
両手には、見慣れた服の袖。
膝の上には、ラテの赤い首輪。
けれど、ダリオだけが変わっていた。
椅子から崩れ落ち、石の床へ膝をついている。
縄を掛けられた両手を見つめ、肩を震わせていた。
「俺は……」
掠れた声が、聴取室へ落ちた。
警備兵が身構える。
ダリオは暴れなかった。
逃げようともしなかった。
ただ、自分の手を見つめている。
ラテの首輪を掴み。
小さな身体を押さえつけ。
生きていた命を奪った手を。
「俺は、猫を……」
年配の証明官が、静かに身を乗り出した。
「ダリオ・ベルク」
ダリオの肩が跳ねる。
「昨夜、屋敷の庭へ侵入したのか」
長い沈黙のあと、ダリオは小さく頷いた。
「……入った」
聴取室にいた全員が、その言葉を聞いた。
証明官は表情を変えない。
「声に出して答えなさい」
「入った」
「どのようにして」
「西側の塀から……」
「目的は」
ダリオの唇が震えた。
「猫を……連れ出すためだ」
「連れ出すだけだったのか」
「……違う」
「何をするつもりだった」
ダリオは答えようとしなかった。
けれど、もう先ほどまでのように言い訳を探しているわけではない。
口にすれば、現実になる。
自分がしたことを、自分の声で認めなければならなくなる。
それを恐れているのだと思った。
「答えなさい」
証明官の声は厳しかった。
「猫を殺して……あの男に思い知らせるつもりだった」
父の名は、最後まで口にしなかった。
それでも、誰を指しているのかは分かっていた。
「鈴と魚を使い、猫を呼び寄せた?」
「そうだ」
「この皿を使ったのか」
証明官が、煤のついた皿を示す。
ダリオは頷いた。
「魚を置いて、鈴を鳴らした」
「猫が近づいた」
「……ああ」
「そのあと、どうした」
ダリオは自分の右手を見る。
甲には、まだ薄い引っかき傷が残っていた。
「首輪を掴んだ」
私は、膝の上の赤い首輪を握った。
「ラテは抵抗した?」
自分でも驚くほど、声は落ち着いていた。
レオンが私を見る。
証明官は止めなかった。
ダリオは床へ視線を落としたまま答える。
「逃げようとした」
「それで?」
「手を引っかかれた」
「だから腹を立てたの?」
「……そうだ」
「何をしたの」
ダリオの呼吸が乱れる。
「首輪を引いた」
「それだけ?」
「地面に押さえつけた」
「どのくらい」
「分からない」
「ラテが動かなくなったあとも?」
ダリオは答えなかった。
「動かなくなったあとも、押さえていたの?」
「……ああ」
胸の奥が、冷たく沈んでいく。
首輪から見えた光景は、幻ではなかった。
ラテは最後まで逃げようとしていた。
生きようとしていた。
それを、ダリオは自分の手で押さえつけた。
「どうして、すぐに手を離さなかったの」
「分からない」
「分からない?」
「腹が立っていた」
「誰に?」
ダリオは、すぐに答えられなかった。
「父に?」
「……そうだ」
「ラテに?」
「違う」
「自分に?」
ダリオの肩が、わずかに揺れた。
《審黒の間》で見たもの。
父を恨んでいたのではない。
自分の弱さを恨み、その弱さを罪に変えた男。
「分からない」
ダリオは、もう一度そう言った。
「何もかもが憎かった。あの男も。裁判所も。俺を捨てた妻も。泣いてばかりいた息子も」
声が震えている。
「猫に引っかかれた時、そいつまで俺を馬鹿にしているように思えた」
私は目を閉じそうになった。
けれど、閉じなかった。
見届けると決めた。
最後まで。
「その時、笑っていた?」
ダリオは顔を上げた。
私と目が合う。
そこに、被害者の仮面はなかった。
ただ、自分のしたことを初めて見せつけられた男がいた。
「……笑っていた」
胸の奥で、何かが静かに崩れた。
怒りが消えたわけではない。
悲しみが軽くなったわけでもない。
ただ、何が起きたのか分からないという苦しみだけが、終わった。
証明官が、机の上の紙へ視線を落とす。
「供述を記録する」
扉の外に控えていた書記が呼ばれた。
ダリオは椅子へ座り直され、一つずつ同じ問いを受けた。
屋敷へ侵入した時間。
鈴と魚を用意した経緯。
外套の袖を塀へ引っかけたこと。
ラテの首輪を掴んだこと。
首輪の革片が外套へ付着したこと。
ラテが動かなくなったあと、白い花の中へ置いたこと。
どの問いにも、ダリオは答えた。
先ほどまでのような言い訳はしなかった。
けれど、それは反省したからではない。
許しを求めているからでもない。
仮面を失い、もう自分へ嘘をつくことができなくなっただけだ。
供述が終わると、警備兵がダリオを立たせた。
「待って」
私は声をかけた。
ダリオが振り返る。
「どうして、ラテだったの?」
証拠を突きつけるための問いではない。
もう、犯人は分かっている。
犯行も認めた。
それでも、聞かなければならなかった。
「猫なら、誰も本気で調べないと思った」
ダリオは答えた。
「屋敷を壊せば、大勢が動く。人間を傷つければ、重い罪になる」
自分の言葉を噛みしめるように、ゆっくりと続ける。
「だが、猫一匹なら……大したことにはならないと思った」
ラテの首輪を握る指へ、力が入る。
猫一匹。
その言葉で、ラテが生きていた時間を軽くしようとしている。
朝になると、私の部屋へ来たこと。
本を読んでいると、紙の上へ座ったこと。
母の膝の上で眠ったこと。
レオンの足音だけは遠くから聞き分け、扉の前で待っていたこと。
家族に愛されていた、小さな命。
「あなたにとっては、猫一匹だったのね」
ダリオは答えなかった。
「でも、私たちにとっては違った」
それだけを告げた。
許すつもりはない。
理解してもらえるとも思っていない。
ただ、ダリオの言葉だけでラテの重さを決めさせたくなかった。
警備兵に連れられ、ダリオは聴取室を出ていった。
扉が閉じる。
鈴も。
外套も。
革靴も。
赤い革片も。
すべてが机の上に残された。
けれど、ラテだけは戻らなかった。
◇
「先ほど、何が起きたのですか」
聴取室を出たあと、レオンが尋ねた。
裁判所の廊下には、私たちしかいない。
窓の外では、夕日が石造りの建物を赤く染めていた。
「暗い場所にいました」
「暗い場所?」
「私とダリオだけになったの」
私は、自分の両手を見る。
今はもう、黒い手袋に覆われてはいない。
「周りには鏡が浮かんでいました。足元には、黒い水が広がっていて」
「水に濡れましたか」
「いいえ。水のように見えただけ」
「ほかには?」
「私の服が変わりました」
レオンの眉が、ほんの少しだけ動く。
「どのように」
「黒いドレスになったの。銀色の糸で、鏡の亀裂のような模様が入っていた」
「……そうですか」
「驚かないの?」
「驚いております」
「顔に出ていないわ」
「警護中ですので」
いつもの返答だった。
少しだけ、胸の力が抜ける。
「場所の名前も、なぜか分かりました」
「何というのですか」
「《審黒の間》」
レオンの足が止まった。
それまでほとんど表情を変えなかった顔が、わずかに強張る。
「知っているのね」
「名前を聞いたことがあるだけです」
「どこで?」
「お母上の生家に関する古い記録の中で」
「どんな場所なの?」
「私からお話しできることは多くありません」
「また、その言い方」
「ですが、お母上なら詳しいことをご存じかもしれません」
「お母様が?」
「屋敷へ戻られてから、お尋ねください」
レオンは、それ以上答えなかった。
隠している。
けれど、今ここで問い詰めても話さないことは分かっていた。
「その前に、ダリオの処分についてお伝えしておくことがあります」
レオンの声が、少し低くなる。
「ラテを殺した罪は、重いの?」
レオンはすぐには答えなかった。
その沈黙だけで、答えの半分は分かった。
「屋敷へ侵入したこと。復讐を目的として行動したこと。過去の裁判に関わった者の家族へ危害を加えたこと。それらは裁かれます」
「ラテのことは?」
「猫は、人間と同じようには扱われません」
「……ええ」
「他者が所有する動物を害した罪として、罰金と一定期間の拘束が科される可能性があります」
「どのくらい?」
「裁判官の判断によります」
「重い罰にはならないのね」
レオンは否定しなかった。
「命を奪ったのに」
「はい」
「わざとだったのに」
「はい」
「父を苦しめるために、ラテを選んだのに」
「それでも、現行の法では人を傷つけた場合ほど重くは扱われません」
覚悟はしていた。
猫一匹なら、大したことにはならない。
ダリオ自身が、そう考えていた。
その考えが間違っていなかったことが、悔しかった。
「罪としては、軽いのですね」
「法の上では」
私は、赤い首輪を見つめた。
ラテがいなくなった部屋。
空になった餌皿。
使う者のいない毛布。
朝になっても聞こえない鳴き声。
それらを、罰金の額や拘束の日数で量ることなどできない。
「でも、奪われたものまで軽いわけではない」
「はい」
レオンは、静かに頷いた。
「法は、失われたもののすべてを量れるわけではありません」
「それなら、何のためにあるの?」
「同じことを繰り返させないためです」
「それだけ?」
「それだけではありません」
レオンは窓の外へ目を向けた。
「罪を、なかったことにさせないためでもあります」
ダリオが受ける罰は、私が望むほど重くない。
ラテの命と釣り合うこともない。
それでも、何も起きなかったことにはならない。
証拠が残り。
供述が記録され。
ダリオがしたことは、罪として裁判所に残る。
「なかったことにはならない」
「はい」
その言葉だけを、胸の中で繰り返した。
◇
屋敷へ戻ると、母が玄関で待っていた。
私の姿を見ると、何も尋ねずに両腕を広げる。
私は、その胸へ飛び込んだ。
ラテを見つけた朝と同じように。
「見つけました」
「ええ」
「ダリオが認めました」
「そう」
「でも、ラテは戻りません」
母の手が、私の髪を撫でる。
「ええ」
母は、慰めるための嘘を言わなかった。
犯人を見つければ悲しみが消えるとも。
ラテも喜んでいるとも言わない。
ただ、私が話せるようになるまで待ってくれた。
「お母様」
「何ですか」
「《審黒の間》という名前を知っている?」
母の手が止まった。
ほんのわずかな変化だった。
けれど、答えを聞く前に分かった。
「知っているのね」
「名前だけは」
母は私の肩へ手を置き、少し身体を離した。
「どこで、その名前を聞いたのですか」
「聞いたわけではないの」
私は、そこで起きたことを話した。
聴取室の灯りが消えたこと。
私とダリオだけが、暗い場所へ移されたこと。
無数の鏡。
黒い水面。
ダリオが被っていた、白い仮面。
鏡に映った過去。
黒いドレスへ変わった自分の姿。
そして、仮面を砕いたこと。
「技の名前も、分かりました」
「何というのですか」
「《真貌剥離》」
母は目を閉じた。
驚いている。
けれど、初めて聞いた名前ではない。
「それは、私の母方の家に古くから伝わっていた断罪術です」
「お母様も使えるの?」
母は首を横へ振った。
「いいえ。私が生まれた頃には、すでに失われた術だと言われていました」
「では、どうして私が?」
「分かりません」
母の答えに迷いはなかった。
本当に知らないのだと思う。
「どんな力なの?」
「詳しい記録は、ほとんど残っていません」
母は私の手を取り、居間の奥へ案内した。
暖炉の前に座る。
母は私の隣へ腰を下ろし、しばらく赤い首輪を見つめていた。
「伝承では、罪人が守り続ける仮面を剥がし、その奥にある真貌を晒す力だとされています」
「罪人にしか使えないの?」
「そう聞いています」
「では、この力があれば、誰が罪人か分かるの?」
「そうではありません」
母は、はっきりと言った。
「《真貌剥離》は、あなたが疑った相手を罪人にする力ではありません」
「でも、ダリオには使えました」
「その前に、あなたは何をしましたか」
「証拠を集めました」
「何を見つけましたか」
「靴跡。外套の糸。赤い革片。煤と魚の脂。鈴に絡んだ猫の毛」
「ほかには?」
「夜明け前に帰った姿を見た人がいました。外套の袖が破れていたことも」
「それらは、あなた以外の人にも見えましたか」
「はい」
「誰が調べても、同じように確かめられるものですか」
「はい」
母は、ゆっくりと頷いた。
「それが大切なのです」
「首輪から見えたものではなく?」
「首輪から見えたものは、あなたにしか分かりません」
母の声は優しかった。
けれど、言葉は厳しい。
「あなたにしか見えないものを理由に、誰かを罪人と決めてはいけません」
「はい」
「今回、首輪から見えた男がダリオではなかった可能性もありました」
「でも、同じ顔でした」
「結果としては」
母は私の目を見る。
「もし、首輪から見えた顔だけを信じてダリオを責め、証拠を集めなかったら、どうなっていたと思いますか」
「否定されたと思います」
「それだけではありません。無実の人間を傷つけた可能性もあります」
胸が少し痛んだ。
「この力が、私を正しくしてくれるわけではないのね」
「ええ」
母は、私の手を強く握った。
「力が、あなたを正しくするのではありません」
「では、どうすればいいの?」
「見て、聞いて、確かめなさい」
一つずつ。
ゆっくりと。
忘れないように言い聞かせる。
「相手の言葉を聞く。残された痕跡を見る。誰にでも確かめられる証拠を集める」
「そのあとに、《真貌剥離》を使うの?」
「使おうとして使えるものかどうかも、私には分かりません」
「今回は、勝手に開きました」
「残されたものが十分に真実を示していたからかもしれません」
母は、赤い首輪へ視線を落とした。
「証拠が揃い、何が起きたのかが明らかになっている。それでも罪人が仮面を被り、自分の罪から逃げようとした時」
「《審黒の間》が開く」
「おそらくは」
「開かなかったら、その人は無実なの?」
「いいえ」
母は、すぐに否定した。
「証拠が足りないだけかもしれません。あなたが何かを見落としているだけかもしれません。術が目覚めたばかりで、うまく働かなかった可能性もあります」
「では、開かなかったことも証拠にはならない」
「その通りです」
私は頷いた。
使えるから正しい。
使えなかったから無実。
そんな簡単な力ではない。
「反対に、あなたが強く信じているからといって、その人が罪人になるわけでもありません」
「はい」
「ミラ」
母が、私の名を呼ぶ。
「自分にしか見えないものより、誰にでも見えるものを先に信じなさい」
「はい」
「そして、力を使うことを目的にしてはいけません」
「どういうこと?」
「罪人の仮面を剥がすことは、気持ちがいいかもしれません」
私は、《審黒の間》で膝をついたダリオを思い出す。
言い訳を一つずつ砕いた。
被害者の仮面を剥がした。
あの瞬間、胸の奥に何も感じなかったとは言えない。
「力を振るうために罪を探すようになれば、あなたは必ず道を誤ります」
母は、私を責めているのではない。
これから先の私を守ろうとしている。
「真実を明らかにするために力を使うのであって、力を使うために罪人を探してはいけない」
「はい」
「約束できますか」
「約束します」
母は、ようやく少しだけ笑った。
「では、もう一つ」
「まだあるの?」
「とても大切なことです」
母は私の頬へ触れる。
「一人で抱え込まないこと」
「でも、私にしか見えないものがあります」
「だからこそです」
「レオンにも話していいの?」
「ええ。私にも。必要であれば、あなたのお父様にも」
父。
ダリオが恨み続けていた人。
罪を明らかにし、誰かを裁きの場へ立たせる仕事をしている人。
「お父様は、私の力を知っているの?」
「まだ知りません」
「話すの?」
「あなたが望むなら」
すぐには答えられなかった。
父が何を思うのか分からない。
喜ぶのか。
心配するのか。
力を使うなと言うのか。
「今は、まだお母様とレオンだけにして」
「分かりました」
母はそれ以上、理由を尋ねなかった。
◇
翌日の夕方。
私たちは、ラテを白い花のそばへ埋葬した。
庭の西側。
ラテがよく日向ぼっこをしていた場所から、少し離れたところ。
母とレオンが見守る中、白い布に包まれた身体が、掘られた穴へそっと下ろされる。
お気に入りだった毛布。
少しだけ残っていた干し魚。
いつも遊んでいた、銀色の小さな飾り。
赤い首輪だけは、手元へ残すことにした。
忘れないために。
そして、私が最初に拾った声を、なくさないために。
「ラテ」
私は穴のそばへ膝をついた。
最後に、白い布の上から頭を撫でる。
冷たかった。
それでも、もう目を逸らさなかった。
「あなたを傷つけた人を、見つけたよ」
返事はない。
「何があったのかも、分かった」
土を一握り、白い布の上へ落とす。
「罰は、私が望むほど重くないかもしれない」
もう一握り。
「あなたの命と釣り合うこともない」
少しずつ、白い布が土に隠れていく。
「でも、あなたが苦しんだことを、なかったことにはさせなかった」
母が、隣で静かに土を落とす。
レオンも続いた。
「あなたが生きていたことも、忘れない」
やがて穴は土で満たされた。
母が、その上へ白い花を一輪置く。
風が吹き、花びらが小さく揺れた。
ラテの声は、もう聞こえない。
それでも。
首輪は覚えていた。
靴跡は覚えていた。
外套の糸も。
鈴も。
煤も。
千切れた赤い革も。
声を持たないものが、何が起きたのかを残していた。
罪人がどれだけ嘘をついても。
被害者の顔を作っても。
残されたものまで、嘘をつくわけではない。
私は、ラテの墓の前で立ち上がった。
赤い首輪を、胸元へ抱く。
これから先も、同じような罪人がいるのだろう。
綺麗な言葉を並べ。
悲しそうな顔を作り。
自分こそ被害者だと言い張り。
傷つけた者の痛みを、なかったことにしようとする人間が。
私は、正義の味方になりたいわけではない。
すべての人を救いたいとも思わない。
誰かを裁くことを、楽しみたいわけでもない。
ただ。
悪党が、綺麗な顔のまま逃げることだけは許せない。
その者が、どれほど厚い仮面を被ろうとも。
残されたものは、覚えている。
だから私は、その声を拾う。
証拠を集める。
逃げ道を一つずつ塞ぐ。
そして最後に――
罪人の仮面を剥がす。




