知り合い
「あとは、警察関係?」
「うん、聞かせて?」
「ん〜っと母が警察関係者だったのとその関係で弱みを握ったからね」
「………深くは聞かないでおくね」
「ありがと」
「…………あいつらはさ、私の事をどう思ってたのかな?」
「…………」
「知ってるよね?」
「知ってるよ?」
「教えて!」
「え〜、…………あいつらは、適当に育てて、生命保険のお金目当てだったって言ってたって」
「だよね、名前に関しては?」
「漢字一つでニ音になる、適当に選んだってさ」
「そう」
「あとは、いやこれはいいかな」
「教えて」
「…………自分達の好きに子供を調整するのは楽しかったって言ってた」
「聞かなきゃよかった」
「とりあえず、ご飯食べよ?」
「うん!何食べる?」
「おにぎりに海苔とか?」
「お味噌汁とたくあんも!!」
「ん」
「食器は準備するね!」
そんな会話をしながら台所に向かう
梅とおかか、わかめ、ゆかり、海苔、具はこれで
「出来たよ〜」
「やった〜!」
「具は五種類しかないけどね」
「そう?五種類は多いと思うけど」
「ねぇ、今日は何する?」
「何って、ゲームしないの?」
「いや、するつもりではあるんだけど、狂は?」
「私は、宿題が、」
「………終わらしておきなさい」
「はい!」
「片付けもしておくから、ゆっくりね?」
「わかった!」
よし、洗い物終わり、狂はどうかな?
「狂、勉強は?」
「終わりかけ」
「そう、出来そう?」
「うん!これで………終わり!!」
「そう、じゃあゲーム、やる?」
「うん、や」
ピンポーン!!
「ん?お客さん?」
「私の家に来る人なんて」
「とりあえず出てみる?」
「まぁ、嫌な気配はないし、出るか」
ガチャ
「誰ですか〜?」
「あの〜ここら辺にこの会社の寮ありません?」
「…………支部に行って聞けばいいのでは?」
「聞いて来たんです、ここら辺だって」
「……………知らない」
「そうですか、あの、泊めてくれたりとか」
「さよなら」
「あ、そうですよね、すみません」
バタン
「どうだった?」
「狂の親の会社の社員さんが社員寮を探しに来てた」
「…………あの会社、寮なんてないけど」
「だよね」
「どうする?」
「はぁ、狂、狂の部屋の前の部屋、片付けておいて?」
「わかった、でもなんで?」
「………………念の為」
「なるほど」
あそこの部屋はほとんど何もないから、掃除ぐらいだろうけど
「夜に野宿とかしてないといいけど」
「確かに」
「…………なんか知ってる気配だったんだけど、誰だろ」
「むらいが知ってる人?」
「ん〜?」
「え、何、ジッと見て」
なんかむらいがジッと私の事を見てくる
「あ」
「お、思い出した?」
「うん、ぼっくりまつだ」
「…………マジ?」
「うん、マジ」




