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また面倒事

「ただいま〜」

「おかえり〜、この街怖いよ〜」

「…………まぁ、今日のは序の口だよ、地獄はこれから」

「そんな〜」

………序の口、今日の深夜か、明日の朝、どっちかな

「絶対守るから安心して」

「ん〜〜!嬉しいなぁ〜!」

「そんなに?」

「うんうんそりゃねぇ?」

(これくらい読めてるでしょ?怪我しなくていいからさ?)

「なるほど」

ん?すんすん、ご飯の匂い

「ご飯?」

「あ!おかえり〜!!今ね、ロールキャベツ作ってるから待ってて!」

「は〜い」

今日は狂のご飯!楽しみ





「ん〜!美味しかった」

「もう8時だよ」

「………」

「むらい?」

「……………」

何を見てるの?教えて?

「狂」

「なに?」

「夜は混乱の時間になるかも」

「混乱の、時間?」

「うん、はぁ、今日はぐっすり眠れないかも」

え、そんなに?




「おい、どうだ?」ボソボソ

「こっちは準備出来ました」ボソボソ

「こっちもです」ボソボソ

「同じく」ボソ

「よし、離れろ」ボソボソ

「「「了解」」」ボソ



ドン!!!!!!!

「んぇ!?」

「変な声出さないでくださいよ、まぁ、今回は仕方ないですけど」

「な、なんの音?」

「爆発音、ただ」

「ただ?」

「かなり遠くの爆発でこの音なんですよ、それであの音は」

「かなり大きな爆発」

「そう」



「ん?お姉ちゃんもうあさ〜?」

「爆発音よ!あの音で目覚まし代わりは、ほんとに眠りが深いわね!?」

「そうなんだ、むらい、何か言ってくるかな?」

「多分ね、それまでに動ける用にしてましょ」

「はぁ〜い」



「…………うん、やっぱりかぁ〜、むらいの警戒は警戒じゃなくて、準備だからなぁ、さてどうしようかな」



「……もしもし?」

『あの対処に』

「もちろん行くけど、何が起きたの?」

『刑務所が』

「なるほど、じゃあ他の街は?」

ここと、氷上街ひょうじょうがい和入街わにゅうがいの地域の境に建てられた刑務所、ここ以下にも逃げてるはず、まぁ氷上街の方は今時期は寒いから行く奴は少ないと思うけど、問題は和入街、今日の抗争で戦力の減ったヤクザが居る街、まぁ、数が少なければ対処出来る、ここも同じ、でも、外から爆発、何人か武器を待っててもおかしくない

『対処は終わってる、らしい』

「らしい?」

『逃れた者がいないか、まだ出てくるのではないかの警戒中です』

「そう、じゃあ私も動く、警察もとっとと動けよ?」

『もう動いてます!』

ブツ

はぁ、明日、みんなに会えるのに、最悪だよ

?電話?

「もしもし?」

【恩人様!犯罪者の8割がこの街に来てます!気を付けてください!】

「わかった、そっちもね」

【はい!!】


「むらい、僕達はどうすればいいかな?」

「2階に居て、みんなを守ってよ?先刺」

「任せなさい!獅音もいるから大丈夫!」

「ん、それと………」

これは、いや

「?それと?」

「いやなんでも」

「そう、気を付けて、無事に帰って来てね」

「もちろん、任せなさい」

ま、何も危険はないだろうし、半数を拘束して警察どもに任せよう

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