本格的に
さて、やる事は、舐められたままは嫌だし
「先刺」
「っ!」ピク!
「庭においで」
「は、はい」
「私も!」
「私も鍛えて」
「師匠!私も!私も!」
「はいはい」
………みんな仲いいなぁ〜、これを観れるのが後数週間………………嫌だなぁ
「図書」
「なに?私は訓練しないよ?」
「ちょっと、手伝ってくれる?」
「何を?」
「ちょっと待っててね」
むらいが塀を蹴って部屋に入って行く………やっぱり凄い
「よし、全員注目!今からコインを投げるから何枚私が持ってるか当てて」
「なんだ簡単じゃん!完璧に当ててみせる!」
「はぁ、そんな簡単な訳ないでしょ?頑張ろ」
「師匠からそんな事言われるとは」
「そういうのは苦手」
「まぁ、得意ではあるけど」
図書は得意で導栞は苦手、先刺は余裕ぶってるし狂は気合いを入れてる、獅音は、いつも通り
「よっと!」
コインをばら撒いて、猫と翼を出して、塀を蹴ったりして飛び回りながらコインを持ったり捨てたりそれを拾ったり、これ手と頭がこんがらがる
「はい!さぁ、見えたかな?」
どうかな?ちなみに私が投げたのは100枚
「「「「「…………」」」」」
「え、誰も?」
「………さ、30!」
「………20…7?」
「ぼ、僕は見えたよ!60!3!」
「………2?」
「67、かな?」
狂が30、獅音が27、先刺が63、導栞が2、図書が67か
「答えは、65」
「あ〜、惜しい」
「見えてたのに、頭が追いつかなかった」
「いつの間に、羽にも何枚か持たせてる」
「「ん〜」」
狂と獅音はなんの感想もなく唸ってる、何か気になる所でもあったのかな?
「まさか図書と先刺が一番近かったとは、図書はまぁ、わかるんだけど」
「僕は!?」
「あそこまでできるとは思って無かった」
「そんな〜」
「さて、じゃあ先刺、ちゃんと止めてね?」
お!遂にむらいから訓練だ!………僕にできるかな?
す
「………」
……うん、やっぱりか
「先刺」
「あえ?なんでもう後ろに?」
今、動いてたけど、頭がまだ動いてないって言ってたな、音もないし、動きがゆっくり過ぎて動いてると感じなかった
「師匠、なんですかそれ」
「ふふ、これに対処されると私はほとんど何も出来なくなるから頑張ってね、あと、今回のは私の攻撃を避ける事だからちゃんと動きなさい」
「はい」
「次、はいこれ」
「目隠し?え、これを付けるんですか?」
「うん、先刺にはこれをつけて、気配だけで私達がどこにいるか探してもらうよ、図書は、どうする?」
「そうね、家の中にいるわ、頑張って」
「よし!」
こうして、よっと出来た!
「しました!」
「じゃあ私も移動するから頑張ってね」
「はい!」
とは言ったものの、気配なんか全く読めないんだよね〜、集中!
………………………………………!
「…………そこ?」
どうかな?なんか居るって感じはあるんだけど
「バレた、導栞です、残り3人」
「よし!次は〜」
……―――――…………―――…―……落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け
………………………………?
「そ、そこ?」
「バレちゃった、狂です、残り2人」
「良かった〜」
次!
………………………?あれ?……………………ん〜?
「えっと、そ、こ?」
「マジか、獅音、残り1人」
「よしよしよしよしよし!」
………………………………………………………………………?
あれ〜?
「………よ、読めない、そこ」
「ハズレ、残念」
「ほぼ真後ろから聞こえるだけど、こんなに近くに居たの?」
「うん、ほら目隠し外して」
「よっ、と!?」
むらいの拳が!?
「避けるか、止めるか、どっちかしてよ、訓練にならない」
「は、は〜い」
後2時間は、これを続けようとかな




