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迎撃

「あれ!?人形は!?」

「へ?消えた」

「どこ!?」

「チャット、また来た」

『私、メリーさん、今、不動の森に居るの』

「不動の森、か」

「元ネタ通りなら近づいてくる、よね?」

「う〜ん、どうするか、私達だけで対処する?」

「もちろん!!どこで迎え撃つ?」

「建物がない所、平原とかかな」

「よし!急ぐよ!」

「うん」



ここなら、いいかな

「ここら辺?」

「うん、ここで迎え撃つよ」

「了解!見てて!」

「?」

「読み聞かせ!!」

「!?」

その発言と共に音声が鳴り始める

(桃太郎!犬!猿!雉!鬼退治!!)

クレイジーの周りに犬、猿、雉が現れる、なるほど従魔を呼ぶのが桃太郎の、読み聞かせ?かな?

「……立派に成長して」ぐす

「どうだ!もうフシンだけの変身能力じゃないよ!」

「反応してよ」

「…………親バカ」

「えへへ」

こんな可愛い反応しても、表情がほとんど動いてないんだよね〜、へにゃっとした笑顔が見たい

『私、メリーさん、今、元凶暴砦に居るの』

「街に居る」

「次が」

「うん、ここ」

「どこから来るかな」

「少なくとも、背中」

「だよね、やばい、ソワソワしてきた」

「大丈夫」

「うん」

(私、メリーさん、今、貴方達の後ろに居るの)

「「!?」」

チャットじゃなく、ウインドウに出てくる

「っ!」

私は後ろを向いて見る

「いない?」

「どこ!?」

「ここ❤️」

「「!」」

ザシュ!!!

「!?」

「フシン!?」

嘘、フシンが何もできずに胸を貫かれてる!?なんで空中で鉄棒に足でぶら下がるみたいになってるの?なんで出来るの?

「まずは、1人❤️」

「行け!」

「だめ❤️」

「うっそ!」

一瞬で3匹とも倒された

「簡単簡単♪」

「まだまだ!」

凄いな〜クレイジー、変身の能力が無くても戦えてる

「っ!」

「どうしたの?この程度?弱いわね」

「う、ゲホ!」

「お腹に、もう一発♪」

「っ!オラァァ!!!」

おお〜ちゃんと反撃してる、ん?あれ?なんか、木剣、光ってない?

「こんな、木剣!?」

ズバ!!

お〜!柔らかい人形の体を木剣で叩き切った!!

「この!片腕を切ったぐらいで!」

「ふぅ、余裕がなくなって来たみたいだね?」

「っ!ふざけないで?たかだか腕一本、無くても、そこに転がってる旅人相手にするより勝ち目はある、貴方は弱いからね!」

「そうだね、私だけならね!!」

ブン!!

?木剣をぶん投げた、何してるだろ?

「何?気でも狂った?」

「いや?」

「なら、わざわざなんで武器をす……」

ザク!!!

「!?なん」

おお〜木剣が帰って来た、これ、もしかして

「ふふん!残念!ついさっきインテリジェンスウェポンになった私の木剣だ!!!」

「この!土壇場で!!」

ああ〜!!!!!狂がカッコいい!!!!


―—―――――(心電図)ピーーーー!!!


………は!死にかけた、やばいやばい

「まだまだ!ぶった斬る!!」

「できる物ならね!」

!?

「フシン!!」

「さぁ、こいつごと切れるかな?」

「あ〜クレイジーの活躍、もっと見たかった、な!!」

ドコ!!!!!

「ぶ!?」

「やっぱりやられたフリ!!酷いよ!!」

「カッコよかったよ、心臓止まるかと思った」

「……………」(どう、反応すればいいんだ?)

「……なんか、一気に恥ずかしくなって来た」

「顔色変えずにそんな事言われても、説得力ないよ?」

「そんなに変わってない?」

「…………うん」

「そっか」

そっか、変わってないか

「貴方達、私を無視しないでもらっていいかしら!?」

「負けた相手を見る必要ないから」

「は?」

ドサ

「あ?なん、体、動か、ない」

メリーは膝をつく、倒れないのは流石かな

「殴った時に血を付けておいたの、人形だから豪炎と暴風は苦手でしょ?」

「は、ははは、そうね、負けよ、負け、どうぞ破壊でも浄化でもすれば?」

「フシン、どうする?」

「なんで私?」

「だって、呪われた?のはフシンだし」

「いいの?戦ったのクレイジーだけど」

「ぜーんぜん!呪いのアイテムを使いこなせる気もしないから」

「そう、なら貰おうかな、よろしくね?メリー」

「いいの、かしら?」

「厄ネタは沢山居るから、一つ増えた程度なら関係ない」

「「そんなに?」」

「ん?うん」

「…………」

「貴方が一番の厄ネタなんじゃない?」

「かもね」

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