↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀翼の騎士  作者: よっか
PR
33/36

城下の飲み屋街 ⑦


クロと話していたらいつの間にか

アスラン達とリエンさんの話しもついたようだった


「お話しきいてどうでしょうか?」


俺の問いにリエンは即答する

「いいよ、手を貸そうじゃないかい」


「ご協力感謝致します」


ニコリと笑顔を向ける


「またうち(店)を贔屓にしてくれるならお安いご用だよ。東区の連中にもシルスの旦那が関わってるなら話が通しやすいしね。明日正午に使いを城までだすよ」


「はい、助かります」


その後話はとんとん進み、明日、城でという事になった。その後食事を終え、店を出る頃には時間も大分経っていた


俺は再度容姿を変える

するとアスランが話しかけてきた

「今日、、というか"最初から"すまなかった。」

 

急な謝罪の言葉に俺よりもハイムが驚いていた



"最初"とは

恐らく初対面での言葉や態度だろう

敵国だという程にアスランの感情は溢れ出ていた

でもそれはこの一件が関与していたからなのだろう


「気にしないでください。事情も聞けましたし、こちらも理解できたので良い場になりました」


「、、、、。」


険しい表情を崩さないアスラン

俺はそんな彼を見て案外子供みたいな奴だなと思った


「我々はドラゴンと身近な存在ではないので

全てを理解できている訳ではないですが

黒龍騎士団の方々からすると

共に育ち、戦い、生きている。いわば同胞であり家族同然な存在なのでしょうね。」


アスランに手を差し伸べる


「罪人を捕縛し無事に助け出しましょう。我々シュエレント王国の騎士達は全力で支援致します」


アスランは目を見張はる

少し間を起き、差し伸べた手を力強く握り返す



「ああ、よろしく頼む」


出会ってから初めて彼の自然な笑みを見た気がした

なんだ、ちゃんと笑えるんだな


ハイムとクロは静かに2人のやりとりを見守っていた






2人と別れた後にクロはわかりやすいため息をはいた

「はぁぁぁーーーーーっ」


「どうしたの、クロ?」


呑気に鼻歌混じりで帰る俺を横目に疲労度高めのクロ

「おれ、なんかわかった気しますわ。団長さんがみんなから詰められる訳」


「え、、、、ええ?、、」


「多分.いや、確実に"それ"っす」


わからない俺は困惑する

「それとはっ?教えてよクロ」


「、、、、嫌っす」


「ええっなんでだよ!意地悪」


「いや、皆さんから叱ってもらった方がいいかもと思って」


「ぎょえー、なんだよそれ。性格悪くないか」


俺が文句言いながら歩いていくと

ケラケラ笑うクロが後ろからついてくる



あー、思ったけど俺多分また明日怒られるなぁ

嫌な事は、、、明日考えよう、うんそうしよう


思考からシャットアウトして俺達は帰路に立った





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。