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銀翼の騎士  作者: よっか
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27/36

城下の飲み屋街 ①

訓練が終わった頃にはすっかり陽も落ちていた



「はぁなんだか、今日は色々つかれたな」


更衣室で着替えたのち、城内の廊下を歩いていると

夜風とともに外の灯りが目に入った


武闘会が2日後に迫っているせいか

城下の街も飾りをたて、前夜祭のよう賑わいをみせるのだと以前イスラに聞いた事がある


「訓練は終わったんですかい?」


暗闇から姿を見せたのはクロだった


「ああ、先程な」


「大分熱心に指導されていましたね、副団長殿達は」




「ああ、2人とも根は真面目だからな」

ただ今日は団員達にとばっちりを食らわせてしまった。後日謝罪ついでに酒でも奢るか



「城下も武闘会に伴って賑わっているようですよ」


「そうなんだな、いい事だ」



「城下の治安も"以前より"良いとの事です。スラム街でうろつく輩も牽制が行き届いていると各自警団の方々が言っていました」


「、、、それは何よりだな」


「誰がどんなことをしてそうなったかはわかりませんがね、ここ1.2年の変化です

だが誰も"知らない"と。不思議な事もあるんすねー」




「ほー、、」



「時にシルス団長さん」


「は、はい」


シルスは反射的に返事をする



クロはニコリと不敵に笑う



「一杯しにいきませんか?」



俺に選択肢なんてあるのかと思いながら

夜風に背中を押されてか細い声で承諾した









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