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銀翼の騎士  作者: よっか
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23/36

訓練場でのひと時 ②


「俺も次は止められても戦いにいくからな」


ぶっきらぼうな声が頭のすぐ後ろから聞こえる

振り返るとイルが立って俺を見下ろす


「あとでテルや総長に怒られようが関係ない」


俺の右手をとり、状態を確かめるように自分の指で撫でる。く、、くすぐったい


「あんたに怪我させるくらいならどんな罰もうける」


「イ、、イル」


いつもふざけた様子はなく

真っ直ぐに見つめてくる瞳に少し動揺してしまう


でも、なんだそうだったのか、、、

拗ねていたんじゃない

右手を触るイルの手に左手を重ねた


「ありがとうイル。沢山心配してくれたんだな」



「、、、、」



イルは目を見開き、動きを止めた。







っと思ったら大きなため息を吐き自分の髪をかき上げた

「はあーーーーっ、、くそっ」


「イル?あれ?どう、、「次!!同じような事あったらって、ねえけど!!させねーけど!!俺マヂで怒りますから」」


ひぃいいい

なんかあれ?やっぱ拗ねてない?あれれ


イルは膝を曲げ俺の目線に合わせてきた


「次は守りますから」


「う、、うん」


なんか恥ずかしいーーーーっ/////


表情に出さないようにするのが精一杯だった

ってか俺元々25歳成人男性だぞ

乙女みたいに動揺するなよ、なんだこれ

ぐるぐる思考を抱えていた脇でテルが横から入ってきた


「話はまとまったみたいですね」


「うるせー、余計な事いいやがって」



兄弟のいつもの会話にシルスは安堵した

よかった、いつものイルだな






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