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野郎二人はフリーダムッ!?科学+魔法=オーバーキルな異世界生活   作者: 皇 竜胆
第八章 ティユールの街から始まる産業革命
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第十七話 皆で仲良くレベルアップ!


 素材集めと攻略を目的にこのダンジョンに潜り込んだが、それも終わりが近づいたようだ。

 やがてメガタウロスの死体が消滅し、ドロップアイテムが出現すると同時に皆がそれぞれ何かしらの反応をする。どうやらメガタウロスを倒したことで皆のレベルが上がったらしい。


「うわっ!?レベルが五十一になった……」

「私は四十九になったよ~♪」


 特に今までレベリングをしてきたジャパニーズガールズの伸びが著しかったらしく、彼女たちの喜び様がそれを体現していた。

 以前の彼女達のレベルがいくつだったのかは知らないが、今現在の彼女達のレベルはこうだ。


 瑠川 葵:レベル五十一

 八神 理音:レベル四十九

 美川 優里音:レベル四十九

 九条院 春香:レベル五十二

 八乙女 咲良:レベル四十八


 ジャパニーズガールズのリーダー的な存在である葵よりも、春香のレベルが高い事に意外性を感じる優之介と斬波とイェクムオラム組だったが、聞けばジャパニーズガールズの中で殲滅力が高いのが春香だそう。優之介から見れば、おっとり美人なお姉さんと言う印象が強かった春香だが、意外な一面を知った事で優之介からは乾いた笑いしか出なかった。


「タマキ! 私のレベルが一気に二十五に上がりましたわ!!」

「殿下、私も上がりました。私のレベルは三十三です」

「私のレベルも上がったぞ! 五十八……、団長を超えられるかもしれん!!」

「私のレベルも三十七に上がりました!!」


 そしてレベルアップはイェクムオラム組にも発生した。レミリアの成長が見て取れる事の他にもタマキのレベルが意外にも高かった。タマキ曰く「殿下と我が身を守るための護身術は身につけておりますので」との事、王女専属のメイドは色々と大変そうだ。

 ジャパニーズガールズとイェクムオラム組がレベルアップした事にはしゃいでいる中、優之介と斬波もそれぞれ自身のレベルが上がった事を確認する。


「わっ、レベルが六十六に上がった!」

「俺は七十七」

「十ある差を埋めたい……」

「そう簡単には埋めさせねぇぞぉ~♪ 俺はまだまだ強くなるからな!!」

「「「「「…………」」」」」


 野郎二人もレベルアップしたようで優之介が六十六、斬波が七十七になった。優之介が斬波とのレベル差を埋めたい、斬波は斬波で更に強くなりたいと話していると、女性陣(主にジャパニーズガールズ)から野郎二人にジト目が送られて来た。


「いやもういいんじゃない? まだ強くなるの?」

「七十七って聞いたことないんだけど……」

「ディムル団長が六十を超えるか超えないかなのに……」

「シバ……やはり君は私の夫にふさわしい殿方だな♥」

「ユウノスケ様……ステキ♥」

「……ほれ、ドロップ品を回収してさっさと帰るぞ」

 

 女性陣の色んな声にどう反応したら良いのか面倒になった斬波は、さっさとメガタウロスのドロップ品を回収して帰還するよう皆に指示を出した。

 メガタウロスのドロップ品は以下の品物がドロップした。


 【メガタウロスの角】

 メガタウロスの角、良質な武器や防具の素材になる。


 【オリハルコン】

 非常に強く、伸縮性のある金属。武器や防具の材料に使われるが希少性が高いため、市場に出回る事がほとんどない。オリハルコンを素材とした武具を製作したドワーフは英雄視される。


 【メガタウロスの魔石】

 メガタウロスの体内で生成された魔石。漬物石とほぼ同じ大きさの魔石は魔道具の燃料の他、様々な用途に需要があるため重宝されている。


 【ミノス=ザハル】

 ダンジョン内にいるミノタウロス系統の魔物を倒すと希にドロップするガントレット。装着者の攻撃力と耐久力を五十パーセント上昇させる。


 【ミノス=アクス】

 ダンジョン内にいるミノタウロス系統の魔物を倒すと希にドロップする両手持ちの大斧。破壊力こそ凄まじいがクセが強いので扱いに慣れるには訓練が必要。


 どれも素晴らしい物なのだろうが、分けるのに難しい判断を要求されるものばかりだ。どうやって分け前を分けようか斬波が悩んでいると、葵が提案してきた。


「オリハルコンは優之介君に、メガタウロスの角と魔石は売ってそのお金を皆で山分けして、武器と防具は後から考えましょう」

「今回の目的は鉱石探しがめいんだからそれでいいか、皆はどうだ?」

「「「「「賛成~~♪」」」」」


 メガタウロスのドロップ品に関しての扱い方は満場一致で葵の提案が可決された。とりあえずドロップ品は斬波の魔法鞄に入れて置くことにして、一行は転移の魔法陣に乗ってダンジョンから脱出した。



――――――――――――――――――――



 一行はダンジョンから帰還した。外の新鮮な空気を吸って背伸びをし、達成感を身体全体で味わうこの時がたまらなく気持ち良い。


「ふぅ~~やっと外に出られたぁ!」

「シャバの空気がうまいぜ!!」

「しぃ~ばぁ~、そんな事は言わないの!」

「シャバとは何だ?」

「クラウは知らなくていいよ~♪」

「それよりも、もうすぐで日が暮れるわねぇ」

「今日のところは宿に帰りましょう!」

「咲良ちゃんの意見に賛成! 疲れたしお腹空いたぁ~」

「そうですわね、私もお風呂に入りたいですし♪」


 ダンジョンから帰還した時にはもう夕暮れだったので、今日はひとまず安心亭に戻る事にした。

 一行が談笑しながら安心亭にたどり着くと、看板娘のコネリーが元気よく出迎えてくれた。


「皆さんお帰りなさい! 随分お疲れのようですね」

「ダンジョンを攻略してたからね、お風呂空いてるかな?」

「ダンジョン! 後で武勇伝たっぷり聞かせてくださいよね!?」

「こらコネリー、先ずは皆さんをお風呂にご案内して」

「はーい。それじゃあお風呂の準備しちゃうので皆さんは脱衣所にどうぞ~♪」



――――――――――――――――――――



―カポーン……


「「あぁ~~いい湯だなぁ~~~~……♪」」


 ダンジョン攻略後のお風呂は最高に気持ち良かった。


アクセスありがとうございますm(_ _)m

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