↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1830/1835

1058.「戦後、王城にて」

 王都グレキランスの中枢(ちゅうすう)である王城。豪壮かつ厳格に仕立てられた玉座の間の上階に、王の居住フロアがある。さらに上階にはバルコニーが設(しつら)えられていた。


 バルコニーにいてなお、城内の喧騒(けんそう)が意識に流れ込んでくる。今のわたしが特別敏感になっているのもあるだろうが、城の官吏(かんり)や大臣らが忙殺状態にあるのは想像に難(かた)くない。


 戦争が終わって二日と少し。呆然としていられる時間はほんの束の間で、人々は早々に日常を取り戻そうと躍起になっているようだった。わたしはというと、バルコニーから外を眺める時間がほとんどである。


『クロエ。一時間後に謁見(えっけん)ケロ』


 ケロくんの声を耳にし、わたしは一秒一秒を数える。




 ヴラドたちが立ち去った翌朝、王都はもとの状態に戻った。厳密に言うと、地上王都と地下王都がそっくりそのまま交換されたのである。地下空間の番人となったウィンストンによる手配だ。瓦礫(がれき)の都から抜け出す道を作ったのも彼である。噴水広場に現れたドアをくぐると、すぐさま地上に出ることが出来た。


 マヤとアリスが地下に留まったのは妥当な判断だと思う。


『マヤを独りにするのは気分が悪いからねぇ』と高慢さを装(よそお)って言うアリスに、マヤが『別に頼んでないから』と澄ました調子で返す。


 すっかり息の合っている二人を眺めながら、頭に浮かんだのはニコルの無表情だ。


 ――強いだけだと、より強い者に勝てない。


 意識する必要もない戯言(ざれごと)。もしその台詞を発したのがニコル以外だったなら、そう断じて無視したろう。


 今のわたしでは彼に勝てないと思い知らなければ、たとえニコル相手でも無駄事と切って捨てたはず。


『それじゃ行きましょうか、お嬢さん』


 ヨハンに呼びかけられ、わたしは地上へのドアを抜けた。もちろんわたしだけではなく、ネモとグレガー、そしてシンクレールとシフォンも一緒に。


 ドアの先はネモが潜伏先に使っていた邸である。彼はここに留まるらしく、わたしたちは邸を出た。


 ふと振り返り、深呼吸したのは意図的なもので、しかしながら全員がわたしと同じく空き家を眺めたのは奇妙な一致である。もしかすると、考えていることまで同じだったかもしれない。


 王都襲撃の日、この邸を会合の場に選んだのはオブライエンだ。なにからなにまでこだわったに違いない。千年前、グレキランスの町長の邸は王城へと変わり果てた。しかしオブライエンはこの場所に精巧な複製を作り上げたのである。一目瞭然だ。ラルフの記憶をたどった者なら、どれほど似通っているかは分かる。


『それで、これからどうするんだい?』


 シンクレールがヨハンに問いかけた。その隣には、お揃いのローブを目深(まぶか)に羽織ったシフォン。彼女が地上に顔を晒(さら)すのはリスクが高いと踏んでの判断である。


 少し前のわたしならシフォンに手合わせを挑んだかもしれない。しかしこのときは黙っていた。ニコルの言葉が頭の中心を占(し)めていて、強さの意味をなかば強制的に修正する必要に迫られたのである。本気で彼を討つなら単純な技術や能力では不可能。なにかもっと別のものが必要になる。それがどうにも明瞭になってくれなかった。


 おぼろげながら分かるのは、繋がりという一語に集約される。ウィンストンがオブライエンを討つに至った途方もない道のりが好例だ。しかしながら考えれば考えるほど、繋がりとやらの具体性が見えてこない。ひととひととが他人ではなくなり、目的を共有し、道を同じくし、その身を犠牲にしてでも先へと進ませる。それら工程のひとつひとつが、繋がり同様、やはり内実の曖昧な代物だった。


『私はこれから王様に会いに行きます。お嬢さんも来ますよね?』


『ええ』


 我ながらひどい生返事だが、感情がないうえに考え事をしているのだからなおさら淡泊に響いたろう。


『シンクレールさんはどうなさるので?』


『僕とシフォンは前線基地に行くよ。リリーたちに顔を見せないと』


 強いだけでは駄目。


『承知しました。ここでお別れですね。以降はケインさんを通じて連絡を取ることにしましょう。グレガーさんはどうなさいます?』


 つまり独力では限界がある。


『私も王城に行く。問いたいことがいくつかあるからな』


 誰かを巻き込んで、今以上の強さを得られるだろうか。


『ほう。興味深いですね。では一緒に参りましょう』


 わたしを押し上げてくれる誰かとは、誰だろう。


『クロエ。また会おう』


『ええ』


 そもそも強さの階梯(かいてい)はニコルに言わせると一本道ではないのかもしれない。いくつも枝分かれして、誰と歩むかで形状も斜度も段数も変わるのではないか。


『お嬢さん。ちゃんとお別れしてください』


 ヨハンに肩を叩かれて我に返る。


『キスでもすればいい?』


 冗談で言ってみた。するとシンクレールが顔を真っ赤にする。『ららら、らしくないことは、言わない、ほうがいいよ』


『そうね』


 シンクレールはわたしの感情喪失を知っている。確かに、らしくない冗談だ。以前のわたしなら口に出すのも憚(はばか)られるような。言う前に思い浮かべて恥じる類(たぐい)の冗談。


 わたしらしさが、たぶん、鍵になる。そんな気がして、シンクレールに『元気でね。また会いましょう』と作り笑いを送った。それを見て寂しげに微笑む彼は誠実だ。心が籠もっていない言葉は他者に痛みを与える。かつてのわたしを知っているのだから、どうしたって比較してしまうだろう。


 それからわたしたちは王城に出向き、ノックスとデミアンに再会した。処刑人と呼ばれていたセロを紹介され、しばしの逗留(とうりゅう)をする運びとなったのである。それを決めたのはヨハンだけど。


『私は色々と多忙ですので、お嬢さんはのんびり過ごしてください』




 かくしてバルコニーで一日のほとんどを消費する生活を送っている。極めて無駄な時間の使い方だと思うが、考えるという営みには最適だった。常に新鮮な空気を呼吸し、見下ろせば人々の姿がある。


 わたしが以前、なにをどう考えていたか。過去の自分の行動は思い出せるが、当時の思考となると事情が異なる。考えるより先に身体が動く、そんな生き方をしていた印象だ。


 しばしそうやって記憶をたどっているうちに時間が迫ってきたので、ノックスの私室へと向かった。ドアを軽く叩き、返事を待ってから部屋に入る。


 高い天井に広い間取り。壁の一面は書棚があり、対面の壁には絵画やら小ぶりの石像やらが置かれている。入り口と書棚を除くふたつの壁にドアがあり、それぞれ別室へと続いていた。中心にあるのはほどよく弾力の効いた革張りのソファ。すべて先々代の王――ネモが使っていた品だと聞いている。


 ソファに座って微睡(まどろ)んでいたノックスが立ち上がり、ドアを閉めるや否(いな)やそばに寄ってきた。


 この数日、玉座での謁見を含めて一日に一回はこうして呼び出される。厳密には、一日のうち三十分か一時間しか割(さ)けないのだ。仕事に追われており、しかしこの面会時間だけは確保しているといった具合。各町村はもちろんのこと、王都の人々から種々雑多な請願(せいがん)やら要求、あるいは苦言が届くらしい。それらは大臣を経(へ)てノックスのもとに運ばれ、いちいち目を通さねばならない。サボっても良さそうなものだが、彼は律儀に全部読んでは、必要な書類に王家の印を捺(お)す。彼の丁寧ぶりは最高大臣デミアンの影響だろう。


「ノックス。会いに来たわよ」


「うん、ありがとう」


 ソファに座って話をするのが通例だ。処刑人セロはいたりいなかったり。デミアンの姿は大抵の場合なかった。ノックスがわたしに時間を割いている間、彼は歯を食いしばりながら書類仕事に精を出している。


 が、今日は例外のようだ。ノックスの背後に立ってじっとしている。


 わたしがノックスとぎこちない会話を交わしている間はなにも言わなかったが、話が凪(な)いだ隙を見計らい、書状を手にソファへと歩んだ。


「クロエよ。書状が届いている」


 痩せたなあ、デミアン。会うたびにそう思う。特になにも感じないのだけれど、印象や感想をあえて内心で呟いてみるのは試みだ。今の冷静なわたしを、少しずつ以前のわたしに近づけようとする営為(えいい)。あまり意味はない気がするものの、そもそも世の中のほぼすべての事柄に意味を見出せていないのがわたしだ。そんな状態はニコルの言う『ただ強いだけ』と同じ。だから変わろうとしていた。


 書状に目を通す。


「騎士団から夜間防衛の要請だ」


「そうみたいね」


 差出人は連名だ。ゼール。そしてローラン。

発言や単語が不明な部分は以下の項目をご参照下さい。



・『ニコル』→クロエの幼馴染。魔王を討伐したとされる勇者だが、実は魔王と手を組んでいる。黒の血族だけの世界を作り上げることが目的。光の魔術を介せる剣の魔具を所持。クロエの最終目標はニコルと魔王の討伐。詳しくは『875.「勇者の描く世界」』にて


・『ノックス』→クロエとともに『最果て』を旅した少年。魔術師を目指している。星で方位を把握出来る。『毒食(どくじき)の魔女』いわく、先天的に魔術を吸収してしまう体質であり、溜め込んだ魔術を抜かなければいずれ命を落とす。王都襲撃ののち、王位を継いだ


・『デミアン』→王都襲撃の日を生き残った小太りな大臣。偏狭な性格だが、献身的な面もある。現在はノックスの側近として働いている。職位は最高大臣。詳しくは『590.「不思議な不思議な食事会」』にて


・『ネモ』→王都の先代の王。ヨハンに胸を射られ、その影響で『黒の血族』と化した。息子である王子ゼフォンによって地下に幽閉されていたが、ノックスに救出された。戦争中、魔術を破砕する異能が顕現。詳しくは『第二章 第八話「騒乱の都~②名も無き王~」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑦千年の都ー」』にて


・『セロ』→ノックスにより処刑人の任を解かれ、王の守護者兼、友人となった。王家の血を引いている。詳しくは『第四章 第三話「永遠の夜ー③赫灼の赤き竜ー」』にて


・『幻術のグレガー』→かつて騎士団のナンバー2だったとされる男。不死魔術の研究により、王都から追放された。『鏡の森』でバンシーを従え、不死魔術を維持していた。洗脳などの非戦闘向けの魔術に精通している。勇者一行であるゾラとの面識あり。ゾラの記憶する限り、グレガーはかつて騎士団の頂点に座していた。詳しくは『205.「目覚めと不死」』『868.「若年獣人の長き旅⑥ ~奪取~」』にて


・『アリス』→魔銃を使う魔術師。ハルキゲニアの元領主ドレンテの娘。実は防御魔術のエキスパート。王都の歓楽街取締役のルカーニアと永続的な雇用関係を結んだ。ラガニア随一の魔術師ヘルメスに弟子入りし、影の魔術を会得。戦争において縫合伯爵ルドラの次女マヤやハイメ子爵と親交を深めた。詳しくは『33.「狂弾のアリス」』『Side Alice.「ならず者と負け戦」』『第四章 第三話「永遠の夜ー②隠れ家と館ー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑤霧海の繋ぎ手ー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑥宵闇の狩人達ー」』にて


・『ケロくん』→ハルキゲニアで魔術の講師をしているカエル頭の魔術師。正式名称はケラケルケイン・ケロケイン。本名はアーヴィン。詳細は『第三話「軛を越えて~②カエル男と廃墟の魔女~」』『幕間.「ハルキゲニア~時計塔最上階~」』にて


・『マヤ』→縫合伯爵ルドラの次女。雷の魔術師。ルドラの指示で夜会卿に捧げられたが、兄であるアビシェクのみが殺害され、彼女は生かされた。夜会卿への復讐のため人間側に寝返った。北門襲撃の際に夜会卿へ挑みかかるも相手にもされず、苦杯を飲んだ。詳しくは『第四章 第三話「永遠の夜ー④銀嶺膝下マグオートー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑤霧海の繋ぎ手ー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑥宵闇の狩人達ー」』にて


・『シンクレール』→王立騎士団の元ナンバー9。クロエが騎士団を去ってからナンバー4に昇格した。氷の魔術師。騎士団内でクロエが唯一友達かもしれないと感じた青年。他人の気付かない些細な点に目の向くタイプ。それゆえに孤立しがち。トリクシィに抵抗した結果、クロエとともに行動することになった。戦争において前線基地のリーダーを任され、簒奪卿シャンティと対峙。彼女の配下にいたシフォンの存在により、シャンティと共闘。そののち、シャンティは捕虜となり、シフォンは彼と行動するようになった。詳しくは『169.「生の実感」』『第九話「王都グレキランス」』『第四章 第三話「永遠の夜ー①前線基地ー」』にて


・『シフォン』→ニコルと共に旅をしたメンバー。元騎士団ナンバー2。戦争において簒奪卿の部隊に配属されたが裏切り、血族も人間も殺戮した。自分の感情も思考も持たず、ニコルに従っている。前線基地にてクロエに敗北し、彼女の命ずるまま、現在はシンクレールに従っている。風の魔術の籠もった貴品(ギフト)『シュトロム』を所持。実は騎士団長ゼールの養子。シンクレールの塩オムレツを気に入っている様子。詳しくは『43.「無感情の面影」』『幕間.「魔王の城~記憶の水盆『外壁』~」』『幕間「或る少女の足跡」』『幕間「前線基地の明くる日に」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑥宵闇の狩人達ー」』にて


・『リリー』→高飛車な笑いが特徴的な、『黒の血族』の少女。自称『高貴なる姫君』。『緋色の月』と関係を築くべく、『灰銀の太陽』をつけ狙っていた。無機物を操作する異能『陽気な浮遊霊(ポルターガイスト)』を使用。夜会卿の愛娘を名乗っていたが実は嘘。彼女の本当の父エルネストは夜会卿に反旗を翻し、殺されている。夜会卿の手を逃れるために、彼の支配する街から逃げ出した。徹底した不殺主義。詳しくは『616.「高貴なる姫君」』『708.「亡き父と、ささやかな復讐」』にて


・『ゼール』→騎士団長。王都の騎士を統括する存在。双剣の魔具『凍剣蓮華(リフルーレ)』と『風雷万華(エルグロリア)』の使い手。実はシフォンの養父。戦争において北門の指揮官を任じた。バルクハルトとの戦闘で片足を失い、それでもなお彼に勝利した。詳しくは『幕間.「魔王の城~記憶の水盆『外壁』~」』『第九話「王都グレキランス」』『幕間.「王都グレキランス~騎士の役割~」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑥宵闇の狩人達ー」』にて


・『不滅のローラン』→紫の長髪の優男。騎士団ナンバー6。剣と盾で戦うスタイル。常に敬語なのは、冒険譚の影響。魔具も魔術も扱えないが、指揮官としての能力に優れている。己の弱さに自覚的だが、決して心折れずに騎士で在り続けた男。マグオートでイアゼル侯爵の洗脳にかかるも打ち破り、彼を撤退させるだけの一撃を与えた。詳しくは『第四章 第三話「永遠の夜ー③赫灼の赤き竜ー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー④銀嶺膝下マグオートー」』にて


・『ウィンストン』→『毒食(どくじき)の魔女』の邸で執事をしている魔術師。丁寧な口調の壮年男性。ジェニーとは犬猿の仲。昔から魔女の命を狙って暗殺を繰り返している。魔女を殺害したオブライエンの討伐を成し遂げ、地下の番人に成り代わった。詳しくは『第八話「毒食の魔女」』『279.「物好きな主人」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑦千年の都ー」』にて


・『夜会卿ヴラド』→黒の血族の公爵。王都の書物でも語られるほど名が知られている。魔王の分家の当主。キュラスの先にある平地『毒色原野』を越えた先に彼の直轄地アスターが存在する。極端な純血主義であり、自分に価値を提供出来ない混血や他種族は家畜同様に見なしているらしい。律儀で、礼儀を重んじる性格。不死の力を持ち、血液を資源とした魔術を扱う。肉体の大部分を蝙蝠の魔物に提供しており、攻撃を受ければ自動的に蝙蝠が反撃する。ヨハンと契約を結んでおり、アスターの人々は彼を殺すことが出来ない。戦争で実質的にニコルに裏切られたことにより、ラガニアに反旗を翻す心算。詳しくは『幕間.「魔王の城~ダンスフロア~」』『90.「黒の血族」』『幕間.「魔王の城~尖塔~」』『565.「愛の狂妄」』『927.「死に嫌われている」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑥宵闇の狩人達ー」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑦千年の都ー」』にて


・『ラルフ』→かつてオブライエンの家庭教師をした男。ラガニアで起きた悲劇の一部始終を『追体験可能な懺悔録』というかたちで遺した。『気化アルテゴ』の影響で小人となり、『岩蜘蛛の巣』にコミュニティを形成するに至った。詳しくは『間章「亡国懺悔録」』にて


・『オブライエン』→王都内の魔具および魔術関連の統括機関『魔具制御局』の局長。騎士団ナンバー1、紫電のザムザを使って『毒食の魔女』を死に至らしめた。全身が液体魔具『シルバームーン』で構築された不死者。かつてのグラキランス領主の息子であり、ラガニアの人々を魔物・他種族・血族に変異させ、実質的に滅亡させた張本人。外界で活動しているのは彼の分身『二重歩行者』であり、本体は一切の魔術的干渉を受けない檻に閉じ込められている。魔女の執事ウィンストンにより討伐された。詳しくは『345.「機械仕掛けの紳士」』『360.「彼だけの目的地」』『間章「亡国懺悔録」』『第四章 第三話「永遠の夜ー⑦千年の都ー」』にて


・『王都』→グレキランスのこと。周囲を壁に囲まれた都。詳しくは『第九話「王都グレキランス」』にて


・『グレキランス』→通称『王都』。周囲を壁に囲まれた都。また、グレキランス一帯の地方を指して用いられる。詳しくは『第九話「王都グレキランス」』にて


・『前線基地』→王都北東の山脈にほど近い場所の山岳地帯に作った、戦争における要衝。血族の侵入経路と王都を直線上に結ぶ位置にあるため、全滅は必至であり、足止めの役割がある。総隊長としてシンクレールが配備されている。簒奪卿シャンティおよびシフォンの襲撃によりほぼ壊滅した。詳しくは『第四章 第二話「幻の森」』『第四章 第三話「永遠の夜ー①前線基地ー」』にて

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。