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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第三部・故郷での日々

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番外短編;子どもたちとの交流、その2

フジリナです。子どもたちとの交流の日々です。

 僕が昼休みに、校庭の様子を見ると、子どもたちがサッカーで遊んでいた。

 怪我をした子がいないか、そして危ないよ、と声をかけて注意喚起するのもある。

「周りよく見てね」と僕は呼びかける。


 僕が歩いていると、ちょうど校長先生が通りかかった。校長先生は、僕が卒業生であることはわかってるが、学生時代に面識はない。

「ナカムラ先生、こんにちは。子どもたちも元気ですね」

「ええ」

 僕がなんとか、様子を見てると、何かをとちくるったのか、ボールが校長先生のもとへ!?

「危ない!」と僕は校長先生をボールが当たらないように、避けさせた。

「校長先生、大丈夫ですか!?」

「…ナカムラ先生、ありがとうございます…」と校長先生は、助かったと言わんばかりの態度だ。

「君たち?」

 僕は、ボール遊びをしていた子どもたちを見た。

「げっ、ナカムラ先生!?」とさっきまでサッカーで遊んでいた男の子たちだ。

「―――どうしたの?急にボールが反れたのかな。」

「あのさ、ローリングサンダーシュートしようとしたら、校長先生のところに来ちゃって」

「…テレビのサッカー選手や、アニメのマネはダメだよ。危ないし、けがしちゃうからね」

 僕は優しく声掛けした。

「ご、ごめんなさい」と男の子はしゅんとした…。


 その後も、僕は昼休みの子どもたちの見張りをすることに。

「ブランコ貸してよ!」

「やだー!」

 男の子と女の子がケンカ。僕も、この子達と同じように、遊ぶ子が多い休み時間に、ブランコを占領して、自分より年下の子に譲ろうとしたら、先生に怒られたのを思い出した。

 ので、なるべく朝と放課後の遊ぶ子が少ない時間に、ブランコで遊ぶことにしたのを思い出す。

「ブランコ、譲ってやんな」と僕。

「でも遊びたいよー」と意固地になる男の子。

「朝とか、放課後だと遊ぶ子が少ないから、思いっきりやれるからね」と僕。

「ほーい」少しぷくっとしながら、不満そうに男の子は立ち去った。

「先生、ありがとう」と女の子。

「どういたしまして」

 放課後に、スクールバスが出発するまで、そのぷくっとした男の子が、ブランコで遊んでいたのを見た。

(よかった)と僕。


 中には、深刻なケンカの話題も。

「せんせい」と泣きそうな子が僕のもとへ。

「どうしたの?」

「今日ね、アイザックと消しゴムのことで喧嘩しちゃった」と泣きそうになる子。

「…担任の先生に話した?」

 泣きそうになる子は首を振った。

「先生に伝えるから、待っててね。」

 担任の先生は、ニック(泣きそうになった子)とアイザックが、消しゴムの取り合いになって、喧嘩になったみたいだと知り、二人を呼び出したと言う。

 その結果、ニックが黙って取ってしまったのを認めたため、「消しゴムを貸したいときは、一言『貸して』と言って、使い終わったらすぐ返すこと」と先生は教えた。また、ニックが消しゴムを忘れてしまうことがあるため、消しゴムを買いに行くように、「おうちの人とお買い物するときに、消しゴムがほしいって言ってね」と僕は伝えた。また、忘れ物がないかの確認をするように、紙に書いたうえで、「忘れ物ないかな」という簡単な確認方法を提示。

 

 以上が、僕と子どもたちとの交流だ。

また、お会いしましょう。

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