ダンジョン
ショウ達は、三人でダンジョンに到着すると——この前の警備の人は、何も言わずにショウ達を通した。
その為にショウは、ダンジョンに——すんなりと入る事が出来た。
そして、1階層……2階層……3階層……4階層……5階層……6階層……7階層……8階層……9階層と順調に進んで行く。と、難なく10階層へと辿り着くり着いた。
なので、今後強くなるであろう。11階層から下に備えて、10階層で拠点を構えて攻略して行く事を決めた!
「とりあえず、十階層で拠点を構える。
お前らに、ここて修行をして強くなってもらう……」
そう言うと、ショウは10階層のダンジョンの分かれ道の行き止まりの方に、小屋をセットすると——分かれ道をプロテクションで通れなくする。
そこに幻影魔法で、岩に見立てて普通の人には、分からないようにカモフラージュすると小屋に戻った。
そして、小屋の中心にオリハルコンの剣をブッ刺すと……それが結界となり魔物が近づけなくなった。
それから三人は、別々に行動する事にする。
「ここを拠点にするから、休む時は拠点に戻って来てくれ!
俺は、この先を調べながらモンスターを倒して熟練度を上げて来るから。
お前達も各々、実戦を交えた修行を行ってくれ!」
「修行と言いましても……主人様が居なくては、新たな修行は行えません」
「それなら大丈夫だ! とっておきの人達がお前達を修行してくれるから……」
そう言うと、ショウは——影を使い二人の人物を作り出した。
それは、ウェポンマスターの師匠と賢者様。
そして、ショウは——かねてより師匠と賢者様が志願していた。
二人の望み通りにアカネとシルクの修行を任せる事にした。
「この人達が居るからモンスターにやられて死ぬ事は無いけど……死なない様に気をつけて——。」
ショウは、師匠と賢者様との厳しい修行で二人が死なない事を願ったのであった。
それと、一つ忠告を残して——。
「あと、出来るだけ! 困ってる冒険者が居たら助けてあげて——。
これは、命令では無いけど……必ず自分達に帰って来る事だから。
ただの俺のジンクスだけど……」
しかし、二人は「分かりました!」と元気よく! 返信を残して師匠達とモンスターを求めてダンジョンの奥へと消えて行った。
「では、俺も素材集めと——熟練度を上げる為に頑張りますか……」
そう言って、ショウも一人ダンジョンの奥へと進んで行った。
*
そこから数日経った頃には、ダンジョンにある不思議な噂が流れていた。
人知れず冒険者を助けては名前も名乗らず去って行く、さすらいの冒険者の噂——。
いつも、血だらけの……鮮血の女剣士。
魔力切れで酔って、ダンジョンにゲロを吐き散らかす。美少女魔道士……マーライオン!
それから数週間後……。
ショウが二人に会うと、二人は——まるで別人の様なオーラを放っていた。
そして、ショウに跪くと……
「「主人様……師匠……ウェポンマスター様と賢者を——どうか消しては頂けないでしょうか……このままでは、私達は死んでしまいます。どうか、どうか、お願いします!」」
二人が必死なので、仕方がなく。二人に言われた通りに師匠と賢者様を消すと、二人は安堵の表情を見せると——ショウは、そこから二人の話を聞くと……二人と師匠達との特訓は過酷を極めるものであった。
アカネは、モンスターの群れの中に連れて行かれるとポーションを使い回復をしながら不眠不休で戦わされ続けた。
そして、剣技の熟練度が3を超えて上級になると——次は、剣を取り上げてられて——素手で戦わされる事となった。
武器が無くても戦い続けられる様にと言う師匠の無茶振りである。
しかし、闘気を扱えるアカネは——その修行を得て【格闘】のスキルも上級になっていた。
なので、ショウは——もっとアカネが強くなる様に——後で、こっそりとアカネのアイテム袋に前に試作で作った様々な武器を忍び込ませて置こうと思った。
そして、シルクは魔力量を上げる為に魔法を使ってはMPポーションを飲むを続けた。結果——魔力総力が数週間で、俺に匹敵するくらいな増えていた。
シルクが体験した賢者様の修行は、自分も経験者だ。その為、あの気持ち悪さと辛さは痛いほど分かっている。
だが、今の俺には応援する事しか出来ない。頑張れ! シルク……
まあ……しかし、さすがと言うべきか。その甲斐あってシルクの使える魔法は格段にレベルアップしていた。
なので、二人の異常なまでのレベルアップも含めてダンジョンでの師匠と賢者様の修行は、嬉しい誤算だったので……
ショウ達は、強くなった二人と共に、一気にダンジョンの三十階層まで進む事にした。
そして、30階層に新たな拠点を構えると前にも増して厳しい修行を行った。
それから数週間が過ぎた頃に、ショウは階層主の部屋を発見すると——アカネとシルクと合流した。
「次の階層に進むには、ここの階の階層主を倒さなくて前に進めない。
だから、階層主に挑むのだが——お前達の準備は大丈夫か?」
二人は、大丈夫と言わんばかりに大きく頷いた。
そして、三人は階層主が待つ部屋へと踏み込んだ……
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