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華鳥亭殺人事件  作者: たま


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呪いの館

「ハア〜、あそこに幽霊は居ないんだよ。

わざわざ見に行く必要もないくらいにね。」と三笠がやっと白田さんに解放されて胸元のネクタイを緩める。

「ホラね。先生がそう言うから俺等油断して行ったら、大変な目に遭ったんですよ〜」と原田くんがまた怒りだした。

「いや、人間が仕掛けたもんだよ、それは。霊は居ない。」と三笠が断言する。

「誰も居ませんでしたよ?勝手に落ちてきたんですよ?」と公くんが訴える。

「いや、だとしても人間だよ。絶対霊じゃない!あそこは。」と断言する。

「じゃ、なぜ持ち主が没落して首を吊るんですか?代々?」と原田くんが聞く。

そう華鳥亭は初代から事業が傾き没落し自殺してるのだ。その次の持ち主はシルク業、その次は相場師と。

「金持ちで安定してる人の方が少ないよ〜華族制度は廃止になったからだし、絹織物なんてロシア革命でシベリア鉄道封鎖されて終わったし。

先物取引なんて当たり外れ激しいし!僕だって専門家に任せてるよ。

金持ちは失敗した時の額が計り知れないから返す当てが無くて首吊るしかないんだよ。

今でも渋谷の松濤行けば差し押さえ物件2.3軒常にあるよ。競売に貧乏人の家は無い。元金持ちの家しか。

特に呪われてなくても金持ちの世界ってそういうもんだよ〜」と三笠は涼しい顔してる。

さすが没落寺の子だ。

彼女に携帯で知らせているようだ。絶対嘘ついて騙して連れて行くつもりだ。

「特に幽霊も居ないし。ただのボロい洋館だよ。大丈夫!」とすっかり三笠は油断してる。

「あ〜あ、金大好きだから1000万に目が眩んでる…」白田さんが絶望する。

「今さ、金の次にプラチナが来るらしいんだよ〜金はかなり買い込んだから白金(プラチナ)買いたいんだよね〜」すでに貴金属店に予約を入れてる。

「せっかくお前の彼女なってくれる人が現れたのに、なんでそんな危ない場所に連れて行くんだよ〜」と白田さんが嘆く。

「彼女、毎朝ランしてる人なんだよ〜今度も週末大会出るとか。良かったら鎌倉の洋館の中をランしてもらおうかなと♪」そう、ダメ男好きはメンタルも試練に突っ込んで鍛えてるが身体も鍛えるのが好きなのだ。

「彼女こそ高野山修行したら、さぞや高僧になる人だよ、惜しい!」と三笠なりに彼女を評価してるようだ。

「2人だけだとチームと名乗りにくくないですか?

私も行きますよ。」と珠泪ちゃんが修行と聞いて目が輝く。そう、珠泪ちゃんはお父さんが中国籍だと言う以外分かってなかったのだがマスコミが馬頭観音事件で馬の被り物スタッフの事も調べたらしい。

まさかのチベット人だったのだ。基本自治区は国外に出る事を禁止されてる。許されてるのは…ダライ・ラマの関係者だけだ。多分、珠泪ちゃんの父は高僧の誰かだろうと教えてくれたのだ。

それから珠泪ちゃんは修行したくてしたくて堪らないのだ。

「ティアラメイツだめだよ〜君には不思議な力があるのはスゴイけど。」カードゲーム好きの原田くんが止める。珠泪の名前のキャラがどうも居るらしい。

「あそこに霊はいないと先生も言ってるし。人間ならただのサイコパスだよ。よけいに怖いよ〜やめて〜」と公くんが泣いて珠泪を引き留める。

「はあ、結局こうなるのか…」白田さんがガックリ肩を落とす。

珠泪ちゃんの「馬頭観音事件」ラスト近くまで書いて挫折しました(╯︵╰,)また、リベンジします!


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