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憤怒の謳 嘆きの賛歌‐‐‐壱‐‐‐
ゴポッ… ゴポッ…
蠢くは紅き液体。時に静かに 時に激しく。
「……戻りそうか?」
黒い大きな影。真っ暗な空間に 其れよりも黒い大きな影が一つ。
「分かりませヌ。かろうじで眼球だけは取り戻せたものの…
霊気の気配が消えかけている…。」
其の影の隣り ひと周り小さな影。
「所詮はマガイモノよの。空残獄よ…ざまあない。」
蠢く液体の中で浮遊する眼球を見つめ 大きな影は嘲笑う。
「夜神 蓮仙…。姉様の恨み 嘆き 怒り 苦しみが聞こえるか?
貴様の首を捩じり切り 姉様に…今が其の時 待っているがいい…。」
忍び寄る 悍ましき影。




