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ダンジョンがある世界で女性のステータスを大幅に上げるバフスキルを獲得したら、ハーレムみたいなクランが出来上がって最強のクランになりました  作者: ミコジ
異世界編

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俺たちの家

後は父さんや楓さんに任せておけばいいだろう。俺たちは自分のクランハウスに帰ることにした。


家に帰るなり俺はへたり込んだ。


「よかったー。みんな無事に帰ってこれたよ」


安堵の溜息が出た。緊張の糸が切れたのか全身の力が抜けていく。


悠花が隣に座って微笑む。


「本当によかったね。お母さんたちも全員無事に帰って来れたし、行って良かったね」


「ああ。みんなもありがとう。お前たちがいてくれて本当に助かったよ」


「ふふ。私たちも綾斗がいてくれてよかったよ」


「それで、みんなに話があるんだ」俺が切り出すと皐月が手を挙げた。


「とりあえず先に汚れを落とさない? ダンジョンの中で何日も過ごしてるのよ」


「あっそうだな。落ち着いてからゆっくり話すよ」


琴音が俺に向かって手を振る。


「綾斗、先にお風呂入っちゃいなよ」


「いいのか?」


「いいのよ。ゆっくり入ってきて」


「じゃあお言葉に甘えて先に入らせてもらうな」


俺は風呂場に向かった。服を脱いで体を洗おうとするとガラッと扉が開いた。


悠花が裸で入ってきた。


「悠花!?」


「綾斗大丈夫?」


「何が? 怪我なんかはしてないし?」


「男の子って1週間出さないと袋が破裂しちゃうんだよね」


「は?」


後ろから琴音も裸で入ってくる。


「えっそうなの?」


琴音が俺の袋をツンツンする。


「ちょっと琴音!」


「ふふ硬いね」


「触るなよ!」


「綾斗大丈夫? 破裂してない?」


「破裂なんかしない!」


「でも1週間は長いよ」


「出さないくらいで破裂なんかしません!」


扉がまた開く。皐月、萌香、瑞葉、梨々香、瀬里奈も全員裸で入ってきた。


「ちょっと、この風呂に8人は無理だって!」


「大丈夫大丈夫」萌香が俺の背中に張り付く。


「くっつくな!」


「えへへ」


「狭いわね」瑞葉が押し合いながら入ってくる。


「瑞葉まで!」


「私も」梨々香が小さく言う。


「私も当然入るわよ」瀬里奈が胸を張る。


「お前らな…」


7人の全裸美少女に囲まれて俺はふらふらになって風呂から出てきた。


「頼むから1人ずつにしてくれ…」俺が呟きながらリビングに倒れ込む。


しばらくして7人が風呂から上がってきた。全員の肌が湯気で上気している。


「さっぱりしたわね」皐月が髪を拭きながら座る。


「さて」俺がお茶を飲みながら切り出す。「みんなに話があるんだ」


皐月が微笑む。


「綾斗、話って何?」


「あんな事した後に言うのかよ…」俺が言い淀む。


「あんな事って?」琴音が首を傾げる。


「風呂の事だよ!」


琴音が笑う。「楽しかったわね」


「楽しくない!」


「嘘。喜んでたでしょ」


「…」


「あんな事した後に言うのかってことは大事な話ってことね」皐月が促す。


俺は腹を括った。みんなに向き直って真っ直ぐに言う。


「みんなのことが好きだ!」


沈黙が落ちた。


「俺と結婚を前提に恋人として付き合って欲しい」


皐月が吹き出す。


「今更ね。私たち全員のおっぱいで体を洗わせておいて」


「みんなが勝手にしてきたんじゃないか!」


「でも嬉しかったくせに」萌香がニヤニヤする。


「う、嬉しかったです」


「素直でよろしい」皐月が笑う。


瑞葉が少し不安そうな顔で聞く。


「全員でいいのか? 私もその中に入っている?」


「当たり前だろ。瑞葉の事も可愛いと思ってるし大好きだ」


瑞葉が目を丸くする。


「大きな女の子は好きじゃないと思ってた」


「そんなことない。瑞葉が好きだ」


「綾斗…」瑞葉が目を潤ませる。


「私の方がもっと大きいけどいいの?」琴音が胸を強調する。


「琴音も好きだ」


「ふふ、じゃあいいわね」


梨々香と瀬里奈がおずおずと手を挙げる。


「私たちもいいの?」梨々香が聞く。


「私たち他の5人より付き合いが短いけど」瀬里奈も続く。


「他の5人と比べると付き合いは短いけど、梨々香と瀬里奈の事も好きって気持ちは変わらない。これからお互いの事をもっと知っていこう」


梨々香が涙目で笑う。


「ありがとう綾斗くん…」


「私もよろしくね」瀬里奈が頷く。


「私たちもよろしく」悠花が微笑む。


「当然よ」萌香が胸を張る。


「じゃあ全員彼女ね」皐月がまとめる。「結婚出来る歳になるまでにS級探索者になってね」


「S級探索者か。高い目標だな」


「高い目標の方が燃えるでしょ」


「そうだな」


「じゃあやろうか」琴音が立ち上がって俺の手を引く。


「えっ今?」


「今でしょ」


「風呂の後じゃないか」


「関係ないわよ」


「ちょっと待って」


「待たない」


琴音が俺の手を引いて寝室に連れて行く。他の6人も続く。


「全員で百花繚乱の絆を深めようね」悠花が微笑む。


「絆を深めるってそういう意味じゃないだろ」


「そういう意味よ」皐月が笑う。


「もう…」


「文句言いながら嬉しそうね」萌香がニヤニヤする。


「嬉しくない」


「嘘」


「嘘じゃない」


「じゃあやらなくていい?」


「やる」


「じゃあやろう」


全員で寝室に行き百花繚乱の絆を深めていった。


翌朝俺は目を覚ました。周りには7人の寝顔が見える。全員幸せそうな顔で眠っている。俺は天井を見つめて深く息を吐いた。


「俺は幸せ者だな」


小さく呟いて俺はまた目を閉じた。これからの事はまだある。でも今はこの幸せな時間をもう少しだけ。


窓の外から朝日が差し込んでいた。新しい朝だ。新しい始まりだ。

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