第三話 衝突
体育館にはすでに避難した一年生と先生方、護送途中に軽重傷怪我をした先輩が数人避難していた
「おい天助、見ろよ。一年生が全員避難できてるぜ、しかも無傷だ」
「流石三年生の先輩方だ、自分の身を犠牲にしてでも一年生を守ったんだろう」
俺たちが助けた一年生も避難できた
「さあて次は二年生の避難か」
「二年生でも戦闘できる字のやつは少ない、戻って避難経路で護衛しつつ俺たちも避難するぞ」
「りょーかい」
俺たちは校舎に戻り三階の二年生フロアに戻る
その途中
「あっ!神宮寺先輩!それに岩太も!」
神宮寺先輩はこの学校でトップクラスの戦闘力を持つ先輩だ。真田岩太は俺と同じクラスの二年生の中でも少ない戦えるやつだ
「天助、武蔵、お前たちにミッションを与える。おそらく一階フロアにまた奴らが来る。
岩太と武蔵と天助は二年生の戦えるやつを全員集めて三年生と合流し雑魚を殲滅しろ。
俺はおそらくこの事件の元凶を倒しに行く」
「あの校庭の野郎ですか…」
「ああ、あいつが手をかざし化け物達が向かってきた、おそらく中心の男がボスなのだろう」
その時…
ゴゴゴゴゴッ!!!
何か巨大な物が蠢く音がした
「一階です!」
俺たちは一階まで降りた
音がした渡り廊下にいたのは
「なるほど…異形個体か!」
さっきの化け物の5倍はある黒い巨人型の化け物だ
「こいつは…俺が行きますよ、先輩方はボスの方へ行ってください!」
岩太が黒いバンダナを締め、異形に飛び出そうとした時
「まて岩太、さっき言ったことを忘れたか?お前達は一階の雑魚を殲滅しろ、こいつは俺がやる」
神宮寺先輩が前に出る
「早くいけ!」
「「了解!!」」
俺達は引き返し三年生と合流する
「さあて、やるか!」
俺が巨体に近づいた時、巨大な腕が落ちてきた
「遅い!」
ズドオォン!!
威力は桁違いだが動きはパワーファイターのそれだ
その時異常個体が腕を横に振る
ガシャガシャガシャガシャン!!
「校舎の壁を!?」
崩壊した校舎の瓦礫が降ってくる
「やっぱりパワーファイターだな!」
俺は瓦礫を避け中に跳ぶ
「喰らえ!」
『刻字 突』!!!
ドゴォォォォン!!
力を纏った拳が異形個体の頭部を捉え貫通する
「ふぅ…ただ図体がでかいだけでよかった、だが校庭近くの渡り廊下に異形個体をおくということは…近くにボスがいるということか…」
「図体がデカいだけって酷い言われようだな、これでも強い部類なんだが…お前強いな」
空気が震える、気づかなかったのか!?背後から感じるこれほどのドス黒い殺気に!?
やっぱりこいつは俺がやるしかない…!
次回 救援
さあさあ神宮寺先輩の刻字が出てきた!
岩太の刻字も気になるよね?ね!気になるよね!
次回もお楽しみに〜




