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134.王都の組合②

「貴様!団長に向かって!!」


 えー。誰か分からないから、ただ、聞いただけなのに隣に立つ秘書っぽい女がキレだした。ドン引きー。


「やめろ、ランバー。この恰好だから分からなくても仕方ない。ベイル。メーバシュペーで腕相撲して引き分けただろ?バトラーだ、覚えてないか?」

「ああ?あん時のおっさんは、お前じゃねえよ。もっとしょぼくれたおっさんだ」

「貴様!!」


 だから何でこの女がキレるんだよ。


「おい!バトラー、レインディ!こいつらお前らの仲間か?」


 今度はさっきの赤い男がキレながら話に割って入ってくる。王都の連中キレやすいのが多いな。小魚食っとけ!


「違うね。ベイルとは前に酒場で飲んだぐらいで、顔見知り程度だ」

「私も知り合い程度よ。バトラーならこの2人知っているでしょ?」


 うん?このおっさんもシリトラとモレリアの知り合い?


「話した事はないけどね。ネルギノも『粘々の魔女』の噂ぐらい聞いた事あるだろう。そっちの彼女がその本人だ」


 そう言っておっさんはモレリアを指差す。『粘々の魔女』ってモレリア一体何したんだ?


「こ、こいつが・・・当時の全クランに喧嘩売った頭のイカれた女」


 赤髪が凄い驚いている所悪いが、当の本人は全然だ。「いやあ、照れるなあ」とか呑気な事言ってる。


「何か間違って伝わってますね。あの時は組合中を粘々にしただけで、誰にも喧嘩売ってません。その後、ちゃんとみんなに謝って許してもらいましたし」

「いや、そもそも組合中を粘々ってお前何してんの?」

「あの時はほら、ネバネバの水魔法の開発しててね。魔力が暴走して大変だったんだ。アハハ!」


 笑いごとじゃねえよ。よく許してもらえたな。コーバスでそんな事したら全員ブチギレるぞ。


「『人形』が声を出して笑った?シリトラの言いなりだったあなたが、どういう心境の変化かしら?もしかして別人?」


 今度は金髪の姉ちゃんが、モレリアが声を出して笑った事に驚く。そんなに驚く事か?


「僕も日々成長しているのさ!」


 そう言ってデカい胸を張ると、金髪姉ちゃんがすげえ顔でその胸を睨みつける。まあ、ドンマイ!


「もういい、分かった。取り合えずこいつらが私達のクランメンバーを、こうしたんだろう」


 そう言って近づいてきた緑の布を頭に巻いた男。こいつも言い方は大人しいが雰囲気から怒っているのが分かる。


「たかが組合内での喧嘩だろ?何で関係ないてめえらがキレだすんだ?」

「俺のクランメンバーがやられたんだ、当然だろ。てめえら覚悟は出来ているな!」

「王都ってのは仲間意識が高くて面倒くせえな。外じゃねえんだから個人の喧嘩で終わらせとけよ。じゃねえと、際限無いぞ」


 ゲレロが諭すように言ったけど、誰もその言葉に耳を貸さねえ。おっさん含めて全員やる気だな。こっちはゆっくり酒飲みてえんだけど、なーんか秘書っぽい女が俺を狙ってる感じがする。


 そうしていよいよ、ゲレロと赤髪の距離が詰まり、いつ喧嘩が始まってもおかしくない状況の中、静かだが、はっきりとした声が響く。


「やめろ。騒ぎは起こすなと注意したそばから・・・次は降格だと言ったはずだ」


声のした方に目を向ければ、階段から目つきの鋭い爺がゆっくりと降りてくる所だった。


「ジジイ!そりゃあ、クラン同士での騒ぎだろ!こいつらはクラン関係ない他所者だから約束は無効だ」

「何だ。王都じゃ、注意されただけで喧嘩しねえのか。よく躾されてるじゃねえか」


 ゲレロ君。煽るねえ。赤髪顔真っ赤だぞ。逆に言えばコーバスは躾されてねえから、注意ぐらいじゃ誰も喧嘩しないなんて事は無い。・・・うん?よく考えたら自慢できる事じゃねえぞ。


「やめろと言ったぞ。そこのデカい男もだ。あんまり煽るな。コーバスは躾されてない獣ばかりだろう。自慢にならんぞ」

「ああ?何で俺達がコーバスから来たって知っている?」

「昨日の騒ぎの報告を聞いているからだ。昨日は牢屋に入れられ、今日は組合で大喧嘩か、聞いていた通りコーバスの連中は騒ぎばっかり起こす。ジークが頭を抱えるのも分かる」


 嘘つけ!組合長は頭なんか抱えねえよ。その前に俺らをぶっ飛ばして暴力で解決する人だぞ。


「とにかく、ここで騒ぎを起こすな」

「チッ!分かったよ。今回はジジイの顔に免じて許してやる!だが、次は容赦しねえぞ!」


 そう言って小物臭いセリフを吐いた後に、赤髪は手下3匹を連れて受付に向かった。手下もチンピラみたいな見た目だからお似合いだ。


「ケバールシ家からの指名依頼が来ているだろう?カンバル様から許可は貰ってある。手続きしてくれ」


 チラリと受付の会話が聞こえてきたが、あいつら指名依頼が来ているって事は4級か?まあ、どうでもいいか。




「貴様ら外では気を付けておけ」


 今度は緑色が、使い古された警告を残して受付に向かう。その後をハゲで細目の男がついていく。あのハゲ、ニヤニヤしてどうも怪しい。俺達が街の外に出たら襲おうとか考えてそうな顔だ。



 気付けばおっさん達も何も言わずに受付に向かっていた。そしてモレリア達の知り合いの金髪の姉ちゃんとその仲間達もだ。


「何だ。やらねえのか。だったら飲み直そうぜ。姉ちゃん!ウイスキーお代わり!」


 どうも、これ以上やるつもりはないみたいなので、俺は椅子に座って給仕の姉ちゃんに酒を頼む。


「あ!僕もお代わり!」


 俺が頼むと、釣られてモレリア達も酒を頼み、また酒盛りの始まりだ。その脇をさっきの連中が忌々しそうな顔で睨みつけながら歩いていくが、絡んでくることはなかった。まださっきのジジイが見張っているからかな。

 

「王都は仲間意識高すぎじゃねえ?組合内の喧嘩だから、当人同士で終わらせねえのか」

「ここはクランがあるからねえ。それにクランに所属しているのは、大抵他所の街の実力者だった人達ばっかりだからプライドも高いんだ」


 組合員が高いプライドなんて持ってどうすんだよ、貴族じゃねえんだ。コーバスの連中なんてプライドなんて持ってねえぞ。報酬良ければ犯罪以外、親の仇の奴の依頼だったとしても受けるぞ。ってあれ?


「それじゃあ、ここで寝ているこいつら、そこそこ強いって事だろ?喧嘩慣れしてねえし、弱いしでとても実力者とは思えねえぞ」

「それはね、最初に絡んできた連中以外、つまり最初から組合にいた人達は、まだクランの見習いばっかりだからだよ。昔からそういう人達が組合で情報収集とかの雑用してたからね」

「情報収集??組合で?何の情報集めるんだ」


 情報なんて受付に聞けば教えてくれるだろ。


「そりゃあ、各クランの動きとか、有望な新人の情報だよ」

「何でだよ。有望な新人はともかく他所のクランの事なんて、放っておけばいいじゃねえか」

「それがそうもいかないのさ。多分後ろにいる貴族の意向もあると思うんだけど、どのクランも王都で一番を目指しているんだよ。だから出来るだけ多くの情報を集めて、強い人を入れてクランを大きくして、他所を如何に出し抜くかが重要なんだよ」


 王都じゃそんな下らねえ事してんの?別に他所は放っておけばいいじゃねえか。自分が稼げればそれで良しってならねえのかな?


「その話は後にして、このお酒飲み終わったら宿を探しますよ」


 そう言えばそうだった。宿探し行こうとしたら、あいつらが絡んで来たんだった。何か運動したら酒が回ってきたな。もう今日はアーリット達はいいや。


「姉ちゃん、ウイスキー瓶でくれ。宿で飲む用だ」


 宿とったら、組合に戻らず、そのまま酒飲んで寝ようと決めて、宿で飲む用の酒を頼む。


「あれ?ベイルはもう組合に戻ってこないんですか?」

「ああ、アーリット達は明日でいいや。今日はもう宿で寝る」

「お前、折角来たんだから待っててやれよ」

「いいじゃねえか、トレオン。俺も人をぶん投げすぎて酒が回ってきたから、今日はもう娼館に行ってくる」

「ゲレロは相変わらずだねえ。娼館のある場所教えてあげようか?」

「いらねえ。俺は初めての街で情報ゼロから、当たりの娼館探すってのが好きなんだ。知らなかったか?」

「知らねえよ。勝手にやってろ」

「ベイルは冷てえな。結構楽しいんだぞ」


 街の定食屋感覚で、フラリと娼館に入られてもなあ。流石に外れ引いた時が怖くて楽しめねえよ。


「全員飲み終わったな。それじゃあ、シリトラ達のオススメの宿を教えてくれ」

「私とモレリアは宿をとったら、昔馴染みの店に顔出してきますけど、トレオンはどうするんですか?」

「俺は周囲の散策だな。自分が泊まる宿の周りに、何があるか把握しとかねえと落ち着かねえんだ」

「ああ、斥候あるあるだね」

「あるあるじゃねえよ、トレオンが小心者なだけだ。俺を見てみろ。どこに何があるかとか気にせずどっしり構えてるだろ」

「てめえは鈍感なだけだ。せめて泊まる宿を外から一周してどんな造りになっているかぐらいは確認しろ!」


 それ毎回トレオンから言われるけどさ、逃走ルートの確認だろ?襲われても返り討ちにする自信があるし、火事なら最悪魔法使うつもりだから、毎回確認するのは正直面倒くせえんだよ。けど、正直にこれ言うとトレオンキレるからな。こいつ意外と斥候について拘りがあるんだよ。


「それじゃあ、俺は娼館に行ってくるぜ。明日はボチボチ組合に集合でいいだろ?」

「また、そうやって適当な!時間はしっかり決めておきますよ」

「じゃあ、アーリット達にも伝言残して、夕方集合で」

「賛成!!」

「賛成じゃありません!遅すぎです。モレリアはどうせ昼過ぎまで寝るつもりで賛成しましたね!」

「まあ、いいじゃねえか。俺も馬行きたいからそのぐらいの時間が助かる。ベイルはどうする?一緒に行くか?」

「いや、俺は街を見て回るぜ。王都の大道芸人がどんなもんか見ておきてえしな」


 俺の一張羅より派手な恰好した奴がウヨウヨいるって話だ。しっかり勉強させてもらうぜ。


「ベイルは大道芸人になりたいんですか?」

「違えよ。組合員やりながら、気が乗らねえ時は大道芸で稼いで暮らす、史上初の組合員兼大道芸人に俺はなる!吟遊詩人も捨てがたいけど、俺音楽出来ねえからなあ」

「ベイルはどこに向かっているんだい?」

「どこに?俺は行きたい方に向かっているだけだ」


 ちょっと今の言い方格好良くない?惚れるなよ。


「今の言い方・・・こいつ何も考えてねえ、多分楽しそうな事やりたいだけだ。大道芸も飽きたらすぐやめるぞ」

「娼館行く事しか頭に無い奴に言われたくねえよ」


 ゲレロのせいで俺の格好いいセリフが台無しだ。文句言ったけど、ゲレロは無視して夜の街にスキップして消えていった。良い年したハゲの大男がスキップするな。通行人がドン引きしてるぞ。


 その後は、無事シリトラ達オススメの宿がとれて、何故かモレリアと食堂で軽く酒を飲んでから寝た。



 王都の飲み屋街の一角にある極ありふれた酒場の奥の部屋。そこにゲレロは座り、対面の大柄な男と話をしている。


「そうですか。隊長はコーバスに残ってるんですね」

「ああ、ベイルが街を離れたタイミングで何か動きがあるかもしれねえからな。クワロはそっちを見ている」

「そのベイルってのが『ドルーフおじさん』の関係者ですか?」

「いや、まだ『怪しい』って段階だ。上にも報告していないから、お前も黙っておけ」

「隊長からも指示されてますし、大丈夫ですよ。そして言われた通り、既にそのベイルって男は見張ってます」

「悪いな。お前らも人が少ないのに無理言って」

「一日中って訳じゃないから大丈夫ですよ。昼は先輩が見ててくれるんですよね?」

「ああ、昼は俺が見張る。それでエフィルの方は何か動きは?」

「いえ、全く怪しい所はありません。またそれが不気味ですが・・・」

「そうなんだよ。全く怪しくなかったんだ。それがここにきて色々怪しい動きを見せ始めた。それで今回ベイルが来た事でエフィルが動くかもしれねえ。俺達もここらで確実な証拠を手に入れたい。悪いが王都にいる間は手伝ってもらうぞ」

「いいですよ。今は戦争のおかげで、同盟国で協力しようって話になったからか、上へ報告するような事はありませんしね」

「それは良かった。それなら今日、もう一人ベイルと接触した奴がいたんだが、そいつを見張れるか?」

「誰ですか?」

「バトラーだ。『黒の鳥』のクランリーダーって言えば分かるよな?そいつが今日、組合でベイルに接触してきた。ベイルは知らねえって惚けていたけどな」

「組合でですか?何で堂々と接触しているんです?おかしくないですか?」

「ここ最近おかしい事だらけで、クワロと頭を抱えてるよ。今までの経験や常識が全く通じねえ。お前も気を付けろよ」

「隊長や先輩が頭抱える相手に、私が何をどう気を付ければ・・・・」





「そうか、ロッシュはコーバスに残ったか。陛下が会いたがっていたが」

「そんなん言っても仕方ねえだろ。リーダーが今回ついてくるのは流石に不自然だからな。それにベイルがコーバスを離れた今、動きがあるってリーダー達は見てるぜ」

「そうだな、私でも同じ事を考える」

「それよりも爺さん。エフィルの方はどうだ?組合長からも連絡あっただろ?」

「動きはない。引き続き見張っておくが、ベイルの方は昼はお前が見張れ。手が回らん」

「何でだよ!王都にはまだ手の空いている奴いるだろ」

「最近、連中が怪しい動きをしている」


・・・・・・


「ま、マジか?ついに動き始めたのか?」

「元々動いていたのがあからさまになったのか、再び動き始めたかは分からんが、調査中だ」

「本当かよ。マーティンとユルビルも連れてくれば良かったぜ」

「3人集まればお前らは止まらんだろう。証拠が集まれば、ちゃんと呼ぶから安心しろ。それとバトラーの件だが、どのクランにも元々潜り込ませて情報は入っているから安心しろ」

「そう言えば、爺さん。ニシアの馬鹿がいたぞ。あいつまだ見習いなのに何で一人で仕事してんだよ」

「いつまでも見習いな訳ないだろう。あいつは2年前に見習いを卒業している」 




「お久しぶりです。リーダー。モレリア先輩は?王都に来ていると聞きましたが?」


 とある隠れ家でシリトラは王都で情報を集めているミーツラスと会っていた。


「今は仕事をさせています」


 と言っても、モレリアにはベイルと飲んでなさいって言っただけですけど、まあ見張っていると言えば見張っているから嘘ではないです。


「そうですか。でも2人で来てコーバスはいいんですか?」

「ミルシーがいるから問題ありません。ボスに許可も貰っています」

「そうですか。それにしてもお二人が動くなんて、何か起こるのでしょうか?そう言った報告は受けていませんが?」

「たまたまこちらに用事があっただけです。今回はかなりの問題児達が一緒だから、心配で私もついてきただけです」

「リーダーは相変わらずですねえ。まあ、確かに報告にあった3人はかなりの問題児だから、その心配は理解出来ます。ただ、ついて早々牢屋に入れられて、翌日は大乱闘とは恐れ入ります」

「恐れ入りますじゃありません!本当に大変だったんですよ!・・・・いえ、これ以上は愚痴になるので、やめておきます。それで?報告する事はありますか?」


 シリトラがそう尋ねると、穏やかな笑顔から一転、ミーツラスは真剣な表情に変わる。


「同盟の動きが早いです。この国というより同盟3国の上層部は、この勢いならディリングも落ちると予想しているみたいで、主戦場をどこにするか、ディリングが救援を求めたらどうするかについて話し合いがもたれています」

「それは早いですね。敵の勢いはそれ程ですか。私達もしばらくすれば呼び戻されるかもしれませんね。そう言えば、えっと、敵は・・・・何て名前の国でしたか?」

「サンクガラートです。ずっと国を閉じていたので情報がほとんどありません。分かっている事は、降伏には応じない事、負ければ全て奪われ、王族だろうが奴隷扱いされる事、あと騎士の装備は相当良いらしく、末端の騎士まで竜素材を使った装備を持っているそうです」

「そ、それは本当ですか?騎士は貴族と言っても全てに竜素材は流石に嘘でしょう」


 この国でも故郷でも、末端貴族である男爵家や騎士爵家は竜素材が買える方が珍しい。


 その事を知っているので驚くシリトラだが、尋ねられたミーツラスは何故か黙り込んでしまう。ミーツラスが今から話そうとしている事は、本来であればまだ報告すべき情報ではない。単なる酒場のホラ話の可能性もあるからだ。それでもミーツラスは口を開いた。


「こ、これはまだ酒場の噂話程度なんですが、その国には竜を単独で討伐する信じられないぐらい強い人物がいるとの話があります。いえ、誰かのホラ話の可能性もありますし、まだ全然報告すべき情報ではないんですが・・・」

「竜を単独とは、あり得ません。ただのホラ話か敵がわざと流した情報ですね。ミーツラス、報告する内容はきちんと確認がとれたものにするように。流石にこれは話を盛りすぎ・・・・」


 でたらめだと切って捨てようとしたシリトラだったが、何かに気付いたのか話の途中で黙り込む。その顔色がだんだんと青ざめていくのを見て、ミーツラスがゆっくりと口を開く。


「私も最初は嘘だと思いましたが、そう言えば、それを成した人物の話を最近聞いたなと・・・・」



・・・・・・



「『令嬢』・・・いえ、ちょっと、待って。流石に・・・」

 

 そう言った後は、しばらく一人で考えていたシリトラだったが、考えをまとめて顔をあげる。


「分かりました。ミーツラス。その情報が正しいかの確認とその国について可能な限り、どんな事でもいい、調べなさい。それと私の名前を使って構いません、今の内容を本国に報告。国の方でも調べてもらいます」

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情報部門の右往左往っぷり草
情報はあってるけどもここから推察される情報は致命的にずれてそう
その国には、もうその人居ないよ!w
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