↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

覚醒の兆し 惨劇の取り調べ室

突如として、署内に侵入者を知らせる緊急サイレンが鳴り響いた。


警官たちが包囲網を敷くべく一斉に駆け出す中、アキラは目を見開き、雷鳴のような声を張り上げた。


「全員、俺に続け! イシハルの部屋へ向かうぞ!」


激しく鳴り響く警報音の中、アキラは部屋へと全力で走った。


ドアノブに手をかけたその瞬間――恐ろしいプレッシャーと謎の脈動が、その場にいた全員の肉体を突き抜けた。


あまりの威圧感と恐怖に、女性警官の一人はその場で失禁してしまうほどだった。


アキラは決死の覚悟で気を引き締め、ドアを荒々しく押し開けた。


――そして、目の前に広がっていた惨劇に絶句した。


室内は、引き裂かれた無数の死体と鮮血で埋め尽くされていたのだ。


その地獄絵図の中心で、イシハルは一人の男の頭を小さな手で掴んでいた。男は狂乱状態で悲鳴を上げる。


「やめろ! たのむ……頼むから助けてくれえええ!」


イシハルが手に力を込めると、男の頭部は跡形もなく握りつぶされ、返り血が彼の蒼白な顔面へと飛び散った。


言葉を失い、恐怖でその場に凍りつくアキラと警察官たち。


そんな大人たちの視線を余所に、イシハルは無数の死体に囲まれながら、静かにベッドへと戻り腰を下ろしたのだった――。


――つづく――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。