幼なじみ
「雪!おはよ~!!」
朝から校門の前で抱きつきと言う名のタックルをくらいました。
その人物は・・・和泉千夏、私の日本であった幼なじみです。
「おはよ、千夏。
でも、朝からこれはやめようね?」
「えー」
ショートカットにしてあるさらさらの黒髪と大きな瞳をしている日本人らしい可愛い子だけど、
力は強い・・・握力というべきかな・・・・。
「雪、制服似合ってるね!
やっぱ美人さんは違うなぁ・・・。」
「千夏の方が可愛いよ?」
当たり前だ。千夏はショートカットが少し幼い感じがするけれど
とても可愛らしい。元々まつげとかも長いし・・・。
「千夏ちゃん、雪葉。良かったら写真を取りましょうか?」
「お願い、小母さん!!」
そう言って、千夏が入学式と書いてある看板(?)の前に連れて行かれた。
「ハイチーズ。」
そう言われて写真は撮り終わった様だ。
「千夏、こんなところに居たのね。」
「あ、母さん。」
「小母様、お久しぶりです。」
「まぁまぁ・・・雪葉ちゃんもまた美人さんになって・・・。
ホント大人っぽいわね・・・それに比べて千夏は・・・まだ・・・。」
「母さん、おばさんくさい。」
「千夏?」
相変わらず面白い母娘だなぁ・・・。
「遥、そろそろ式が始まるから行きましょ。」
遥と言うのは私の義母だ。
「そうね、千夏ちゃんも行きましょう。」
そういって体育館に向かった。
そして入学式。
公立で人数も余り多くはなかった。




