久しぶりの学校
久しぶりに学校に行くことになった。
授業は大丈夫だろうけど・・・事情を説明するのがめんどくさい。
「雪!おはよ~!!」
「お早う、千夏。」
「鞄持つよ。」
そう言って鞄を持っていく千夏。
確かに松葉杖ついてるけどさ、持てないわけではないんだよ。
怒られると思うからいわないだけで。
「ごめんね。」
「いいの。怪我してるんだからこれぐらい甘える!」
「佐々城ちゃんに和泉ちゃんやないか~。」
「あ、岡地君、佐久間君。」
この前も一緒にいたよね。
家が近くて一緒にいくことにしたのかな?
「・・・お早う、佐々城。和泉。」
「おはよ。」
「おはよーさん。にしても大変そうやな。」
私の方を見ながら言うから・・・松葉杖のことだよね。
「まぁ・・・・暫くは右足しか地面に付けないから疲れるといえば疲れるかな。」
「大丈夫なのか?」
「うん、左太腿はヒビが入ったから全治2ヶ月ぐらいだって。」
「?・・・ヒビって刺されただけやんか。」
あー・・・それは・・・なんだろ・・・?
骨まで刺されてて、そこから傷ついた?
「骨まで刺さったから、それで傷がついたみたい。」
「・・・刺されたくないわー。」
多分それはだれでもそうだと思う。
「でも、家から学校まで距離があまりなくてよかった。」
「遠かったら大変だもんね。」
そういうと学校についていた。
そう言えば・・・今怪我してて歩くの遅いからもしかして緩めてくれたのかな?
「じゃあ・・・あたしこっちなんだけど・・・荷物持てる?」
「それぐらい大丈夫だよ。」
そう言って受け取った。
「有難う。」
「あ、ちょっと待って。」
「ちょ・・・。」
「かばんぐらい教室まで持ってってあげて。
お願いね!」
「千夏!?」
そう言って渡していってしまった。
「佐久間君、ごめんね。
持つよ。」
「いや、頼まれたし大丈夫だ。」
えー・・・・。
まぁいいかなと思いながら上まで行く。
「スピード合わせてもらっちゃってごめんね。」
「大丈夫や。あの時一緒にいたんに、何も出来なかったしなぁ。」
手伝ってくれる・・・優しいなぁ。
片足で階段登るのって実はキツイ。
知ってる?・・・まぁ二足歩行だから考えればわかるか。
「雪葉ちゃん!」
「あ、紗希さん。」
「足、大丈夫なの?」
松葉杖だったら心配するよね。
「うん、ヒビが入っちゃったからこれないといけなくて・・・・。」
「そうだんだ・・・治るの?」
「全治2ヶ月って言ってた。」
「じゃあ、それまでお手伝いするね!」
そう言って席に戻った。
あの学校と物凄く違う。
あの学校だったら、いや・・・まずけが人がいないか。
いても護衛の人だったりだから・・・スルーされるんだよね。
よく考えれば普通じゃ考えられない学校にいたなぁ。




