3人組
「佐々城様!」
お嬢様らしき人が3人入って来た。
いや、お嬢様らしきじゃなくて正真正銘のお嬢様か。
「大丈夫なの?」
「怪我をなされたと聞きましたわ!」
・・・悪い子じゃない・・・けど一般市民と言うか普通の家をバカにしている傾向がある子が1人いる。
他の班の人(佐久間君以外)驚いているじゃない。
「大丈夫ですから落ち着いてください。」
「昨日も来たのに意識がなかったのですよ!
落ち着いて要られませんわ!!」
「あら・・・?
そちらの方々はどちら様ですの?」
あ゛ー・・・。
「今のクラスメイトの方々です。」
「まぁ・・・そうですの。
わたくしは清澄彩子と申しますわ。
貴方方のお名前をお伺いしても?」
彩子さんは気にしない人だしなぁ・・・。
「え、あ・・・はい。」
「やめなさいな。その方々は庶民よ?」
「え・・・。」
「華咲様、この方々は私のクラスメイトです。
それに・・・それを言うならば私もそうでしょう?」
若干2名が嘘つけという顔をしたが、日本では庶民だ。
取り敢えず、その方が面倒事がない。
「そ、それは・・・佐々城様が・・・あの中で頭もよく、礼儀作法も完璧にできていたから・・・。」
「それでしたら、何故あの子はいけなかったのですか?」
「だって・・それは・・・。」
「ハァ・・・・麗子、もういいです。」
「え・・・雫様・・・?」
「貴方はソレイユを抜けなさい。」
ソレイユ・・・セントマリアの生徒会みたいなものだ。
「申し訳ないわね、麗子があんな事言って。」
あの中で一番地位が高い。
「大丈夫ですよ。」
「本当にあの子が失礼なことを言って御免なさい。」
「え・・いや・・・その・・。」
お嬢様に言われると恐縮すると思うけど、
ああいう人だから仕方がないかな。
「わたしは桜宮雫と言います。
宜しくお願いしますね。」
「わたくしも改めましてよろしくお願いしますわ。
佐々城様、そちらの方のお名前を伺っても・・・?」
大丈夫だと言われたので言ってこう。
「えっと右から小野寺紗希さん。遠藤歩君。佐久間透君。そのとなりが岡地健斗君。」
「そうですか、小野寺様。遠藤様、佐久間様、岡地様、宜しくお願いいたしますわ。
そうですわ・・・佐々城様、この部屋で不便はありませんか?」
「ありません。わざわざ、私のためにここまで用意する必要はありませんよ?」
「いえ、お祖父様に言って一番良いお部屋を用意させてもらいましたわ。
わたくし共の憧れですもの。そのぐらい致しますわ。」
そう言われても・・・困る。
「あ、わたくしの祖父がこの病院の経営者ですの。
何かあったら来てくださいね。」
勧められても余り来れない気がする。
お金持ちの為に作られたようだから・・・・。
「彩子、行きましょう?
私達で雪葉のお話の邪魔をしてはいけないわ。」
「そうですわね・・・では、また来ますわ。」
そう言って出て行った。
「本当に御免なさい。」
「いいけど・・・凄い友達だね。」
「今みたいやったらこっち来る必要無かったんやないのか?」
「私じゃなくてもう一人の子が・・・ちょっとね。
私はまだコネがあるけれど・・・・。」
母の実家は立派な家だ。
「でも、あの2人は良い方だったでしょ。」
「確かに、お嬢様口調だけど・・・・。」
「去年の生徒会長と会計の子なの。」
「そう言えば・・・ソレイユって?」
「ソレイユは・・・まぁ・・・生徒会の事ですよ。」
うん、お金持ちがやっている生徒会に違いない。
『用事があるから失礼するよ。』
『はい、今日は有難う御座います。』
『では、失礼致します。』
そう言って出て行った。
と同時に医師が来た
「じゃあ、俺らも帰らへん?」
「そうだな。失礼しよう。」
「これ、この班全員のメアドがあるから。」
「有難う、小野寺さん。」
「紗希でいいから!じゃあね!」
そう言って班の人も出て行った。




