第95話『第一回イベント①転送』
後書きに一度目を通して頂きたい内容を載せていますので、お時間のある方はそちらも読んで頂けますと幸いです!
休載等では無いのでご安心を!
ドリーム・スケイルの側面では、休眠状態を示す青い表示灯が淡く点っていた。半透明のカバー越しに見えるその光は、眠りの底から浮かび上がる意識に合わせるように、ぼんやりと滲んでいる。
視界の端には、睡眠補助モードの終了を知らせる簡素な文字が浮かんでいた。現実の身体へ意識が戻ってくるにつれて、背中に触れる柔らかな支えと、指先に残る微かな痺れ、耳の奥で低く響く冷却ファンの音が順に輪郭を持ち始める。
ボンヤリとした意識の覚醒に合わせて、上部にあるカプセルの蓋が静かに持ち上がった。
内部に籠もっていた空気が逃げ、代わりに温かい部屋の空気がゆっくり流れ込んでくる。カーテンの隙間から差し込む光はまだ薄く、部屋の外も本格的に動き出す前の気配を残していた。
遠くで大型の自動除雪機が一台通り過ぎる音がした。季節外れの雪は、もう誰も大げさには驚かない。ここ百年で地球の気候は少しずつおかしくなり、街の設備も、それを前提に作り替えられていくのをこの目で見てきた。
しばらくそのままの姿勢でぼんやりしてから、私はカプセルの縁に手をかけた。
うーん、身体が重い。睡眠補助モードのおかげで眠れてはいるはずだが、フルダイブした後の身体には、毎回形容し難い怠さが残る。まあ、動けないほどではないのだが。
そんな調子のままカプセルから這い出て、重い足を引き摺って台所へと向かう。
今日はイベント当日だ。現在時刻は八時。開始までまだ余裕はあるが、だからこそ早めに準備を済ませておくべきだろう。
台所で簡単に腹へ入れられるものを用意し、水で流し込むように食べる。使った食器を洗い、通知を確認し、床に座って肩と背中を伸ばした。首を回すと、凝った筋が小さく鳴る。今日のイベントが長引くなら、現実側の身体もそれに備えておかなくてはいけない。
「ぐああぁ……」
肩、背中、腰、脚。順番に伸ばしていくと、鈍かった感覚が少しずつ通っていく。ゲーム内で機械の身体を動かしている時間が長いせいか、こうして現実の筋肉を意識する度に妙な感覚を覚える。スっと腕を上げるだけでも、生身は生身で興味深い構造をしているのだなと、少し他人事のように思ってしまうのだ。
諸々込みで一時間ほど使い、時刻は九時になった。
改めてドリーム・スケイルの状態を確認する。バイタル監視、通信状態、冷却系統、いずれも問題なし。念のために水分を取り、緊急通知の設定を見直してから、私はカプセルの中へ身体を沈めた。
側面のパネルを操作し、蓋を閉しめる。
部屋の天井が半透明のカバー越しに薄く歪み、視界の端で起動表示が流れる。耳元の低い音が少しずつ遠ざかり、身体の輪郭が柔らかく解けていく。
そのままスッと意識が沈んだ。
次に浮かび上がった時、見えたのは小麦香る楠亭の木の天井だった。
私は寝台から起き上がり、まず壁際へ目を向ける。そこには昨夜と同じように、骸が立てかけられていた。
「うむ」
灰色の刃元から赤黒い刃先へ色を変える片刃の剣は、窓から入る朝の光を鈍く返していた。固定具からわずかに覗く刃の縁は、綺麗というよりもなんだか生々しい。
骸を手に取り、そのまま腰に固定する。
続けてインベントリに収められた各種アイテムを確認した。昨日の買い出しで補充した回復薬、包帯、状態異常への対処薬、照明具、水袋、保存食。罠を見るための細棒や紐も入っている。普段の私なら、拾ったものと作ったものでどうにかする場面も多いのだが、今回はそうもいかないからね。
そう、この世界の住人であるロヨンがいるのだ。包帯等もその為だ。
旅人の私たちとは違い、彼の命はたったの一つしかない。文字通り死ねばそこで終わり。失われてしまう。神々の用意したイベントだからといって、そこに都合の良い救済が用意されているとは限らない。むしろ、このゲームを開発した企業を考えるほどに疑ってかかるべきなのだ。
もちろん、ただの純粋な善意だけで彼を守るつもりはない。
ロヨンにはまだ聞き出していない知識がある。サクス文明について語れる口があり、機神や恩寵にまつわる事柄へ繋がる手掛かりも持っている。ここで失うには惜しすぎる。ついでに、ここまで一緒に飯を食い、準備をしてきた相手をイベント初回で死なせるのは、あまりにも段取りが悪い。
利用価値と多少の情が同じ方向を向いているなら、彼を生かすべく動く理由としては十分過ぎるほどだ。そこに格好付けて善意という名前を貼る必要はない。
私はアレコレ考えた後、もう見慣れた部屋を出た。
階段を降りると、食堂には既にイベント当日の熱が満ちていた。丸卓のあちこちで、旅人たちが図表やメモを広げている。星いくつから始めるか、メンバーの配置は、斥候を置くか、報酬交換に何が並ぶか。声は明るいが、卓上に積まれた回復薬や予備の短剣、丸めた包帯の数が、これから向かう場所の性質をきちんと物語っていた。
そうだよね、彼らもポラリスに辛酸を飲まされてきた熟練の猛者達なのだ。
住人の客もちらほら混じっていたが、彼らの声は旅人たちよりかは幾分か落ち着いている。危険な催しへ向かう者と、向かわない者。その差は、同じ空間の中にいてなお視線の向きや荷物の量に表れていた。
奥の卓には、いつも通り既にモリア、ヤト、ロヨンが揃っていた。今日は日曜だからか、ヤトも予定通りにこんな朝早くから顔を出している。
「おはよう」
私が声をかけると、三人がこちらを見た。
「おはようございます。準備は問題なさそうですね」
「うん。骸も持ったし、消耗品も確認済みだよ」
「儂の方も、可能な限りの準備をして来ましたぞ」
食堂で交わした話は、昨日決めた方針をなぞるものだった。
初回は星一つから始める。進行速度は捨て、探索達成度を意識する。罠や宝箱、隠し部屋の条件を軽く探りつつ、危険を感じたらすぐ退く。ロヨンの負傷や孤立を防ぐため、無理な追撃や強引な突破はしない。
モリアは回復薬と状態異常対策の割り振りを確認し、ヤトは直前まで掲示板で流れていた噂を簡単に整理した。ロヨンは住人参加者に届いたという信託の内容を共有しながら、時折難しい顔で頷いている。
私はその流れを聞きながら、卓の上に置かれた水の表面を見ていた。食堂の喧騒は、正午へ近づくにつれて益々大きくなっていった。
そん流れの中で、ふと食堂の空気が変わったのを感じた。誰かが時間を告げたというわけではないが、旅人たちの視線が少しずつ宙へ向き、住人たちがふと姿勢を正していく。
正午。
私の前に、淡い光の枠が開いた。
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【第一回公式イベント:境界迷宮踏破戦】
本イベントへの参加確認を行います。
参加を承諾したプレイヤーは、本イベント専用の特設領域へ転送されます。
参加しますか?
YES/NO
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同時に、ロヨンの顔が少し変わった。
彼の視線は宙の枠ではなく、もっと遠いものを仰ぐように上がっている。旅人の私たちにはシステムウィンドウが開き、住人には神か、その眷属の声が届いているのだろう。
ロヨンは静かに頷いた。
モリアとヤトも迷わず承諾する。私もYESを選んだ。すると、足元に青白い光が滲む。
既にモリア、ヤト、ロヨンの三人はパーティを組んでいる。私は恩寵の試練による枷のせいで、正式なパーティ機能を使えていない。そこは少し引っかかるが、三人と同じ卓を囲み、同じグループとして固まっている以上、イベント側の判定もそれなりに融通を利かせるだろう。そうであってくれ、という願望込みではあるが。
そんな雑な楽観を抱いた瞬間、食堂の床が光にほどけた。
周囲からも先程以上のざわめきが広がり、辺りが緊張に包まれた。
木目も、椅子の脚も、卓上の水差しも、この空間に存在する何もかもが強烈な光に照らされ、小さな粒子になって溶けていく。パッと小麦と肉と香草の匂いが遠ざかり、代わりに冷たい水の気配が足裏へ触れた。
「ん……?」
次に見えたのは、空だった。
見渡す限り、青と白と淡い光が広がっている。足元には、くるぶしにも届かない程の浅い水が一面に張られていた。波一つない水面は空をそのまま映し、どこまでが上で、どこからが下なのか分からなくなるほど滑らかだった。
うーん、ここから見渡せる範囲に限るが、陸も、壁も、柱も、建物もない。水平線まで薄く張られた水が広がるのみだ。その水平線すら曖昧で、青い空を薄く溶かしたような水の世界が果てしなく続いている。
そこへ、次々と人影が現れた。
旅人たちが、住人たちが、いくつもの集団が、水面の上へ音もなく転送されてくる。足を下ろした瞬間に小さな波紋が広がるが、その波紋もなにかに打ち消されるようにすぐに掻き消されてしまう。
「ルイス!」
「ん?」
モリア、ヤト、ロヨンはすぐそばにいた。
三人の姿を確認して、ひとまず胸の中の小さな引っかかりが解ける。ロヨンも水面の上に立ち、驚きを隠しきれない様子で周囲を見ている。ヤトは足元を気にし、モリアはすぐに周囲の集団と自分たちの位置を確認していた。
それにしても、綺麗な場所だなあ。あまりに綺麗で、逆に居心地が悪い。そう思う者も少なくないのか、周囲の人々はみなどこか居心地の悪そうな雰囲気で辺りを見渡している。
私は何かに備えるように骸の柄に指を添え、無意識に空を見上げた。その動きに少し遅れて、空に何とも形容し難い輪が現れた。
「おい、上だ!」
「ちょちょ、なんか出てきたって!」
「あれは……輪っか?」
周囲の人々も続々と気が付いたようで、その空気が急速に伝搬していった。
最初は細い虹色の線だった。それがゆっくりと太くなり、分裂して幾重にも重なり、やがて空の中央に巨大な環を形作る。その直後、輪の内側にはポッと白く輝く球体が灯った。それは太陽のように見えた。輪は可視光スペクトルのように次々と色を変えながら水面を照らし、同時に足元の浅い水が一斉にその光を返す。
参加者たちのざわめきが広がったが、その声すらもこの異様な空間に吸い込まれていく。
しばらくすると、突然宙に浮かんだ球体が脈打った。
光は縦に伸び、周囲を囲っていた輪が背後へ回り、球体は少しずつ人型を取っていく。手、脚、顔らしき輪郭。顔の位置には光が集まっているだけで、目も鼻も口も読み取れない。それでも、参加者たちの視線が自然とそこへ吸い寄せられる。単なる巨大な光の塊ではなく、明確の意志を持った上でこちらを見下ろす何者かとして、泰然自若とそこに立っていた。
輪を背負った光の巨人は、まるでサーカスの演者の如く両手を広げる。
その動きに合わせて、水面へいくつもの波が走った。波は参加者たちの足元を通り過ぎても体を濡らすことなく、ただ淡い光の筋だけを残して儚く消えていく。
「第一回公式イベント、境界迷宮踏破戦へようこそ!」
どうやら空に浮かぶ光の巨人が発したらしい。その声は高く響く女性のものだった。
「私はあなた達が暮らす世界の大御神、キョクジツです。どうぞよろしく!」
その挨拶と共に、夥しい数の花火が宙へと火の花を描き、この空間を照らした。
明るく、よく通り、宴会の司会者のような調子すらある。耳で聞いているというより、頭蓋の内側に響いてくるのは、既にサクスザント様で経験済みのことだが、やはり慣れない。
「このイベントでは、参加者の皆さまに境界迷宮へ挑んでもらいます。近頃はアビステイカーによる活動が活発化したという報告を受けてね……、その備えとして、皆様のお力を高めるべく試練を用意しました!難易度を選び、迷宮を探索し、敵性存在を撃破し、宝を見つけ、強力なボスが眠る奥へと進んでください。獲得したダンジョンポイントは特別なイベント報酬と交換可能です。挑戦は自由、撤退も自由、結果はだいたい自己責任です!」
明るい声に合わせるように、説明まで妙に軽い。
だいたい自己責任という言い方に、周囲の旅人たちがざわつき、少なくない笑いが広がった。
住人らしき者たちは、苦笑いを顔に貼りつけている。まあ、そりゃそうだ。こちらは死んでも戻るが、彼らにはそうじゃないからね。
「これより、参加形式の宣誓を行って頂きます!個人参加、パーティ参加、ランダムマッチング参加から希望する形式を選んでください。ソロで腕試しをしたい方は個人参加を。仲間と共に挑みたい方はパーティ参加を。ひとりでは不安だけど仲間がいないという方はランダムマッチングをどうぞ。選択完了後、それぞれの参加単位ごとにイベント特設の隔離施設へ再転送されます!」
なるほど、隔離施設。この後は、その選択によって参加単位ごとのイベント専用領域へ飛ばされれるらしい。
私はモリアたちへ意識を向けた。
三人は既にパーティとして固まっている。問題は私だが、まあイベントだしね。何とかなるでしょう。
目の前に、新しいウィンドウが表示された。
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
【参加形式を選択してください】
★個人参加★
★パーティ参加★
★ランダムマッチング★
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
私は迷わずパーティ参加へ指を伸ばした。
反応がなかった。
指先がウィンドウを通り抜ける。……そもそも選択対象として認識されていない。よく見ると、パーティ参加の文字は灰色に沈んでいた。ランダムマッチングも同じく灰色だ。
選べるのは、明らかに他の選択肢と見比べてコントラストの強い個人参加だけだった。
えーと……?
私はもう一度押した。反応なし。角度を変えて押した。これも反応なし。念のためランダムマッチングにも触れてみたが、そちらも同様になんの反応も返さなかった。
「……ん?」
《パーティ参加およびランダムマッチング参加は、現時点で選択不能のようですね》
マリーの報告が淡々と入る。
「うぐ……、その理由は?」
《恩寵の試練によるパーティ関連機能制限が、イベント参加形式の判定にも適用されています》
瞬間、私は固まった。まるで石のように、雷に撃たれたかのように膠着してしまった。ともすれば、それは機械身体である私には相応しい行動だったかもしれないが、そんなことはどうでも良くて……。
え、そうなるのか。
パーティを組めない。そこまでは理解していた。通常の冒険中に不便が出ることも覚悟していた。実際にその影響とも言えるデメリットはしっかりと受けてきたからね……。だが、イベントの参加形式の選択にまで律儀に噛みついてくるとは思わなかったよ。
そんなバカなことが有り得るのか?とんでもない量の準備をしてきたんだぞ……?各種アイテムの補充から、数回にも及ぶブリーフィングまで、しっかりと!
……ぐ、とはいえ通常のパーティ欄に私の名前がない以上、イベント側が私をモリアたちの同行者として拾う材料もない。共に卓を囲み方針を決め、何度も隣に立つ、そんな事情は、システムの判定欄には勘定されないようにも思えてしまった。
私はモリアたちの方を見た。互いの距離は驚く程に近い。手を伸ばせば届きそうな程だ。なのに今この瞬間、私と彼らの間には、システム上の溝がきっちり走っている。
私の様子を不審に思ったのか、ロヨンがすかさず声をかけてきた。
「ルイス殿、何か問題が?」
「ああ、大問題がね」
事情を聞こうと思って近付いて来る彼らを前にして、再びこの水面の空間に巨人の声が響いた。
「宣誓はお済みでしょうか?それでは、参加形式を確定します!各種疑問やQ&Aは公式サイトのイベント欄でお願いします。また、この開会式はイベント開始時刻にログインして下さった方々への特別な物であり、以降イベントに参加する方に関しては簡素化した案内の後、同様の選択を取って頂く仕様ですので、後ほど合流を予定していた方々にもその点に関しては安心して頂ければなと思います!」
「待った」
思わず口から声が出た。
だが、その声が届く前に、目の前のウィンドウが淡く光る。個人参加の項目が勝手に強調され、選択済みの枠が付いた。
「ルイス殿、事情を!」
「試練のせいでパーティ組めない!」
「なっ!?」
恩寵の試練によって残された選択肢が一つだけだからか、不幸にもこのイベントに参加した時点で私が取れる選択が一つに絞られている。となると、私の行先は……。
「各参加単位を、イベント特設の隔離施設へ再転送します。準備ができた方は、まずは素敵なお部屋へどうぞ!」
え、あ。
光の巨人は両手を頭の上へと伸ばし、祈るように組んだ。
「では、行きますよ!」
明るすぎる声が水面を跳ねる。
「え?」
「ルイス!?」「ルイス殿!?」「ルイスくん!?」
その音を最後に、先程と同じように足裏の感触が消えた。
浅い水の冷たさが抜け、空の青が上から潰れるように白く伸びる。モリアの横顔、ヤトの驚いた顔、ロヨンがこちらへ何か言おうとする動きが、細い線になって視界の端へ流れていった。
次に足裏へ返ってきた感触は、水ではなく硬い床だった。ふと気が付くと、私は大きな部屋の中央に立っていた。
天井は高く、壁は滑らかな白灰色の石でできている。中央には難易度選択用らしき石碑が一つ。奥には、まだ行き先を定めていない淡い光を放つモヤモヤとした門が静かに浮かんでいた。左右には報酬交換端末らしき装飾品と、用途の分からない何かががそれぞれ並んでいる。
何よりも広い。仮に当初の予定であった四人でも持て余しそうな広さだ。そしてもちろん、私以外には誰もいなかった。
モリアもいない。ヤトもいない。ロヨンもいない。水面の空間で見た無数の参加者たちも、明るすぎる光の巨人もいない。
《現在地、イベント特設隔離施設》
マリーの声が響く。
《参加形式、個人参加》
私はしばらく黙っていた。
部屋の広さが、無駄に私を包んくる。四人で作戦確認をするためにあるようなこの空間に、私だけがぽつんと置かれていた。骸の重みが腰にあり、足元の床は清潔で、行き先を定めていない門は準備万端だと言わんばかりに淡く光っている。
この整然とした空間の中にあって、余計に間抜けだった。私は誰もいない辺りを見て、何も無い背後へ振り返り、最後に正面の門へ視線を戻した。
「……まさかのソロかよ」
イベントへのソロ参加、確定である。
イベント全体を書き終えた後、一度通して確認した結果これだとつまらないな……、と思ってしまいました。アレコレ悩んだもののどうにも面白い展開が思い浮かばず、いっそ最初から書き直そうということで本イベント周りのプロットを書き直しました。
結果、当初予定していた四人でのワチャワチャドンチャン騒ぎからまさかのルイスソロへの変更と相成りまして。元の流れでも十分に良かったのですが、いやこれだとありきたりなVRMMO作品で、紹介文やタイトルを見た上で敢えて本作品を読んでくださっている読者の皆様が望む内容ではないなと思ってしまい……。
なので、更新が少しだけ不定期になることをここでお詫びさせてもらいます。とはいえ、以前の内容からも流用できる部分などは多くありますので、そこまで不定期になるというわけでもありません。可及的速やかに執筆していますので、更新を楽しみにして頂ければなと。




