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兄妹ミーティング本日の出来事(4月15日)。

礼と涼がお風呂に入っている間に私は弟たちのパジャマをバスルームの側に置き。夕飯の支度に取り掛かる。

「今日バイトが決まったこと。弟たちにも話さないと。家のことあまりできなくなるから。」

みどりと一緒に夕食の準備を終えると、キッチンに置いてあって封筒から契約書に目を通した。先日、切り過ぎた前髪が気になる。肩まで伸びたおかっぱ頭を手鏡に写してはため息をつく私。

私とみどりは、今日あった出来事を弟たちに説明した。


「で、あんたたちのあの道具だけど、動き出すとこの家がゲームの宿屋みたいに便利になったりするわけ?」

「何で?宿屋にしなくてもご飯作れるし、寝室あるし。必要ないじゃん。」

噛み合ってないようで、すごく分かりやすい会話が兄妹の間で行われていた。

食事を終えると私は食器を片付け、リビングを離れることにした。


「じゃ、姉ちゃんは明日の準備とか済ませて寝るから。電気とかちゃんと消してから部屋に戻ってよ。」

みどりは弟たちから道具の説明を一方的に聞かされていたが、いつもとは違い興味津々だ。


「早く見つかるといいけど、うちの両親にも困ったものだね。」みどりがそうつぶやく。

「仲良く出かけてるんだから、連れ戻すってのも悪いし。まぁ二人揃って上位ランクの冒険者なので不安はないんだけどね。近所の目もあるから定期的に戻ってもらわないと。」しっかり者の涼がぼやく。

「で、あんたたち。学校には何て言ってんの。」

「海外転勤。長引くといけないから。」

「一番無難な答え方ね。」

「仕方ないよ。行方不明とか噂になると大騒ぎになるから。」

「こんな置き手紙一枚、何の冗談だって警察も相手してくれないだろうし。」

飲み物の氷はすっかり溶けている。外ではまだ、上手くない鶯が練習を始めたようだ。

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