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Snowy owl~幸せを探して~  作者: 神在琉葵
フクロウじいさん
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フクロウじいさん2

「何を食べる?」


「あんたに任せるよ。」


「そうか…それじゃあ…」


俺はウェイトレスを呼び止めた。




「うまい肉とあとは適当にみつくろってくれ。

それと、酒を…」


とにかくここは肉料理がうまいとのことだから、肉を食べないわけにはいかない。




「そういえば、あんた、料理が得意なのか?」


「え?」


「ほら…バーバラの家で…」


「あぁ…得意ってほどじゃないけどな。

作るのは好きなんだ。

それにあの時は、魔女が朝食を作るって言ってくれたけど、どんなものを食わされるのか心配で…それで俺が作るって言ったんだ。」


「なんだ、そういうことだったのか。」


「でも、意外なことに台所には変わったものは特になかった。

人間が食べるものとなんら変わりはなかったんだ。

魔女だから、きっとおかしなものを食べてるんだろうと思ってたのにな…」


やっぱりアランは用心深い性格みたいだ。

なのに、なぜ、惑わしの森になんか行ったのか… 不思議な気はするが、きっと山育ちゆえによほどの自信があったんだろうな。




「そういえば、あんた、トレジャー・ハンターになってどのくらいなんだ?」


「う~ん…何年になるかな。」


「どういうことだ?忘れたのか??」


「ほら…惑わしの森に何年いたのかわからないからな。」


「なるほど、そういうことか。じゃ、惑わしの森に行くまでにはどのくらいやってたんだ?」


「それなら、一年くらいだ。」


「一年?たった一年で、惑わしの森に行ったのか?」


「まぁな。」


アランは照れくさそうに笑った。




全く信じられない話だ。

あの森は駆け出しの…しかも、たったの一年しか経験のない者になんとか出来る場所じゃない。

無謀としか言えない…

駆け出しだからこそ、そんな無謀なことが出来たんだろう。

まぁ、実際に山に詳しかったからこそ、長い間あの森で生き延びることが出来たんだろうが、そうじゃなきゃきっと命を落としてる。

あの崖を見てもありの巣だと気付かなかったのも、一年の駆け出しならば納得だ。


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