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来々軒繁盛記 ~ 寒くなったねぇ。ここで、熱いラーメンを一杯、食べていきなヨ  作者: 白河夜舟
第12章 今年最後の営業日、接客って大変、来々軒の評価

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64 無責任な顔でそんな事いうけど

 新章開幕。


 お店の改装資金なんて、無理。絶対に無理という結論。

 この話はこれでオシマイ。お疲れさんでした。


 白河、それで済ますつもりか?

 結局、今の来々軒の現状では、店の改築は無理だろう、という結論に達した。

 まあ、店を広げて客席を増やすというのは、親父の妄想が半分入っていたことではあるし。

 そういうことだから、金利の高い貸金業者からカネを借りるのは、ちょっと無謀だというのが、全員の結論だった。

 値上げは、親父のこだわりで、ボツ。

 コストダウンにしても、俺は今の来々軒の味は本当に好きだし、結構ギリギリの線でやっているので、なので、コストをケチッてまで、味を落したくはないのだ。

 味を変えないで材料費を削るとすれば、俺としてはもう、チャーシューを自家製にするしかないとは思っている。

 その辺りを、れんげちゃんに相談してみたのだが。

 スープの材料を仕入れている精肉業者の社長、このチャーシューには相当なこだわりがあるらしく、ちょっと難しいとのことだ。

 まあ、そのこだわりのおかげで、ラーメンのスープに適している牛骨を優先的に卸して貰っているということなので、どうしようもないということらしい。

 ラーメンスープの材料といえばトンコツが主流なのだが、親父が以前から作っている牛骨スープをベースにしてブレンドしていく関係で、ここの精肉業者の牛骨でないと、どうしても具合が悪いらしい。

 まあ、この辺りはもう、れんげちゃんの判断に委ねるしかないのだが。

「なあに、地道にコツコツと店を続けていけば、資金なんてすぐ貯まるよ。大丈夫大丈夫」

 親父は、無責任な顔でそんな事いうけど。

 陰ながら、疲れたようなため息をついてもいるのだ。

 銀行からカネを借りられない、というのが、結構ショックだったらしい。

 いや、原価率80%だぜ?

 そりゃ、客は来るだろうけど。

 行列ができるだろうけど。

 絶対的に、儲からないだろ?


 白河、それで済ます(略)

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