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方針決定!ーーじゃない、別の問題があるじゃないか!


二話更新の予定でしたが忙しく一話のみです!

楽しみにしてくださっていた方、申し訳ないです…!


余裕を見て更新させていただきます!



「どういうことですか、お父さま…」


「そのままの意味だ。ルーナ、今の君では魔法を使うこと自体するべきではないんだ」


いつもの優しいお父様。でも、その口調には確たる意志を感じる。私への慰めなのか頭をポンポンと撫でられる


「でも…!」


「ルーナ、わかるね?」


顔を覗き込まれる。反論すらさせてくれない。質問にだってちゃんと答えてくれない。これじゃあ納得するにも納得できないじゃないか!


「もういいです!お父さまのばか!」


理由を教えてくれたらいいのに!

今のままお父様といてもラチが開かないのは間違いがないので吐き捨てるようにそう叫んだと足早に私は部屋から出て行った



ーーーーーーー



屋敷の中にあるお庭へと出てくる

気分転換も兼ねての外である


1人になるなとか、外に出るなとかヴェントが言っていた気がするけど大丈夫だろう。今の私は外にいたい気分なので仕方がないよね



お父様の言葉を思い出す


『魔法を扱えない』『魔法を使うべきではない』


子供(ルーナ)には甘いお父様である、多分ちゃんとした理由があるはずだ


まず魔法について、ルーナはゲームの世界では問題なく魔法を使っていた。その精度についてはまちまちではあったけど、かなりの使い手だった

魔法を使うこと自体が出来ないわけではないことがこれでわかる


将来的に魔法が使えるのなら、今の問題はやっぱり私の年齢なのかな。より詳しく言うなら未成熟なこの身体か

でも、そうなるとクラウスの存在が引っかかることになってしまう。クラウスは5歳から魔法の実技をしていたわけだし、私にできない道理はない


クラウスも早いうちでの魔法実技はよくないと言ってたけど、でも自分がしているのだから説得力がないじゃないか。私だって魔法を使いたい


身体への負担が大きいから、お父様は魔法はダメだと言っているのかな。子供を心配する親心なのかな



でもなー、無理と言われるとやりたくなってしまうのが人間というやつだしなー。私も例に漏れず、してみたくなってしまう。少しくらいからいいんじゃないの?ダメ?


こっそりと独学で魔法を学ぶことはできないだろうか。幸いにも私にはこの世界の魔法についての知識は多少なら頭の中に入っている


こういう転生系のキャラクターというのは前世での知識を使って無双のように魔法を使いまくるというのがあるある展開だ。私にもそれが出来るんじゃないだろうか



別に私はこの世界を支配したいわけじゃない。死なずに目の保養であるキャラクターたちをそばで眺める楽しい人生を謳歌したいだけなのだ

それをスムーズに行なうためには色々な事態に対応できる必要がある


この世界では魔法を使うことが一番それに手っ取り早い気がする。剣とかの武闘系もいいけれど、身につけて活用できるまでの期間が長すぎる

前世で剣道とかをしていたらよかったんだけど、万年帰宅部のオタクだったので、その手の運動能力は皆無だったので期待するだけ損である


魔法、うん、魔法だ

実際、魔法はこの間の誘拐事件の時に使えたのだから足りない知識さえ補うことができたら独学でも問題ないんじゃないだろうか

なんか、そんな気がしてきたぞ


よし、じゃあ足りない知識を得るために後で図書室に行くことにしよう

この屋敷での読書の時間はまだ取れていなかったから、きっと私の知りたいことがわかるはず!


そもそも、この世界の貴族の間では魔法そのものはそこまで珍しいものではないはずなので魔法書とかも簡単に手に入る気がする!見たことないからわからないけど!



知識は図書室での本で補うとして、もっと根本的な問題があるな



そう、魔法を使う為の媒介である《杖》を私は持っていないのだ。正確に合えば魔鉱石だけど、なんにせよ持ってないものは持っていないのでどちらでもいいや



魔鉱石はこの世界での魔力の篭った宝石。高い魔力を有するものほど透明度が高く、大きいものほどより多くの魔力が含有されていると言われている

でも、あまり大き過ぎても使い勝手が悪いので大きくても3センチ位…のはず。実物を見たことがほとんどないのでわからない


一番見られるのは大きさではなく透明度、透明度が高いものは保有する魔力の質が良いので魔法を使う時に高度な魔法を使える。次いでその大きさ、単純に魔力の量の話になるんだけど、これが少ないと大きな魔法は使うのが困難になる

何故なら、大魔法を使う際に足りない分を自分の魔力で補わなければならないからだ


メインキャラクターとかなら魔力量自体モブとは比べものにならないので大丈夫だったりするけど、普通の人は無理なので馬鹿なやつはただただ大きい魔法石を使ったりするそうだ


なんにせよ、杖への加工ができなくても魔鉱石を用意しないと何も始まらない

知識がいくらあっても魔法が使えなければ無駄ではないけど役には立たない


となると、私の次の目標は魔鉱石を用意することだけど…魔法を使うことを内緒にしないといけないことを思うとお父様達におねだりするわけにはいかない


じゃあ、魔鉱石を手に入れるための資金を手に入れることから始めないといけないのか…!


え、道長……


私が魔法を使うようになるのはいつになるのか




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