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母性と表裏一体に存在するS心ーー年相応な子供の可愛らしさに気付いた今日この頃

予告通り二話更新です


足を運んでくださりいつもありがとうございます


9〜20ページまで加筆修正しています



『ヴェント・ナハトヒンメルン』


以前話したことのある私の従兄弟であり、メイン攻略キャラクターの1人である


薄水色(アリスブルー)の髪は少し目にかかるくらいの長さがあり、癖毛なのかツンツンと至る所が尖ったような髪型をしていて、瞳の色はエメラルドグリーン。少しつりあがってる生意気そうな顔はその気の強さを物語っている


見た目の通り性格は気が強く負けず嫌い、素直にならないけど困ってる人は放って置かないお人好しなところもある所謂ツンデレ俺様キャラなのだ


ゲームではルーナはヴェントの従兄弟として平民がナハトヒンメルン家の敷居を跨ぐことをよしとせず、2人の中を徹底的に邪魔をする。また、ルーナ自身ヴェントに対して良い感情を持っていなかったようで何かと彼について馬鹿にする発言をしているのも多かった


ルーナ自身、その容姿もさることながら主人公とライバルになっても引けを取らないようになのかスペックが高かった為、自分とヴェントを比較して本家と分家では能力値にも差が出るのだと口にすることが多々あった。ここを見ると嫌な女の子だ


ヴェントもヴェントで必死に努力を重ねるものの天才の才能というものは持っていない為ルーナに勝てないことが多く大きな劣等感を抱えたまま学園に入学。そこで自分に対して偏見も持たずに接し、落ち込んでいても励ましてくれる主人公と出会い、2人は心が惹かれていくのである


自分には才能がないのだと悲観的な部分を隠すために必死に取り繕って俺様というか我の強そうな態度を取ることが多いヴェントだけど、中身は引っ込み思案というか不安になると一気に落ち込むタイプ


そして、ゲーム序盤での態度は本当に性格の悪い最低野郎にしか見えないのでファーストコンタクトでの印象がひどいキャラクターなのだが、それが親しくなるごとに心の内を見せるというか、心を開く様は母性をくすぐるというか、守ってあげたくなる可愛さがある



このルートでのラスボスはルーナで、2人の中を邪魔に邪魔したのち、何がそんなに気に入らなかったのか更なる力を得るために禁忌の魔術に手を出したルーナは最悪の魔女として世界は厄災として立ち塞がるのだ


そして、主人公とヴェントは他のキャラクターや国からの支援を受けつつルーナを倒し、幸せに暮らしましたとさ、ちゃんちゃん、という話の展開になる


なお、このルーナは数回にわたり復活を繰り返し、その都度アホみたいに強くなるのでプライヤーからはこのヴェントは嫌われたルートであった。恋愛ゲームのくせにここの戦闘パートはやけに難しかったので、攻略サイトをハシゴする羽目になったのは今となっては楽しい思い出である


この話でのルーナはよくよく考えると途中退場ではないな。何回か途中退場しているけど、最後には帰ってくるものね…やっぱり思い出しきれてないことが多そう。時間のある時にでもまた思い出すようにしておかないといけないな



すっかりリオンのことで頭がいっぱいになっていたけど、よくよく考えればヴェントと出会うことは予想しておかないといけないことだった


そりゃ、王都に来れば叔父様達のところに行くわよね。そしてそこには息子であるヴェントが居るわよね…そして出会うわよね、うん


寝ぼけていたにしても、顔を見て思い出せなかった自分においおいと一言もの申してやりたくなる。オタクとして、推しの1人であったキャラクターの幼少期を瞬時に分からなくてどうするのだ、と。そんなことでオタクは名乗れないぞ、と


ヴェントとはルーナとして今回が初めての接触だ。お互いに存在は認識はしていたけど機会に恵まれず直接会ったことは一度もない。その為、名前はもちろんその姿を見たこともなかった


私が今いるのはヴェントの家もとい叔父様のお屋敷だろうから、ヴェントからすれば知らない女の子(見えてなかったのなら知らない人間)が部屋で寝てたので慌てて起こしていた、というところなのかな


仮に侵入者だとすればわざわざベッドで眠るなんて事しないと思うけど、5歳からそんな思考にはならないか

自分たち家族や使用人以外の人間がいる!追い出さないと!!みたいな?


……よくよく考えると、ようやく年相応な反応をする子供に出会った気がするな。私は仕方ないとしてクラウスは大人びてるし、リオンもやっぱり王子としての威厳というか、子どもらしくはなかったからなぁ…5歳児って感じがして思い返すとさっきの行動も可愛いかも


私の姿を見て固まったのも、不審者だと思ったら絶世の美少女が眠っていて驚いたからだったりして。ええ、自分で絶世のって言っちゃいますよ?だって、ルーナはそれだけの美少女さんですからね


子供らしい子供というか、そう思うとヴェントがとても可愛い子に思えてしまうな。元から好きな方であるけど、お姉さんとして甘やかしたりからかったりしてみたい衝動に駆られてしまう。母性とともにS心を刺激されてしまう


叔父様夫婦やお父様たちの前では出来ないけど、もし2人っきりになることがあれば少し話をして遊んでみてもいいかもしれないな。なーんてね


ひとまず、部屋から出て叔母様たちに合流することにしましょうか


自分の服装を見直してみるとお茶会でのワンピースのままだったので、馬車で眠ったまま寝かされていたみたい。ここが何の部屋からわからないけど客室なのかな?豪華というか整った部屋ではあるから過ごす分には困らなさそうな感じ



ベットから降りてそばに置かれていた靴を履く


近く置かれていた姿見で身嗜みを整えてからクルリと一回転する。ワンピースの裾がふわっと広がり円を描く


うん、髪は飾りとかが邪魔にならないように外されたみたいだけど髪をおろしててもルーナは可愛いな。これならヴェルトも見惚れること間違いなし


にひひと心の中で悪い笑みを浮かべた私は部屋を出る扉へと歩み出したのだった




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