問題
92話完成しました
前話より短いです... すみません
イベントは最終日を迎え、残り30分となっていた そしてリク達はというと百鬼ギルドに囲まれていた
「ちょこまかと逃げやがって、追い詰めたと思ったらイベント最終日じゃねぇか(もっと早く殺ろうと思ったのに)」
「(こっちとしては追い詰められたくなかったし、出来れば出会わずにイベントを終えたかった...)」
「おい、リク あの約束は忘れてないよな」
「決闘の件か? だがコイツらを倒さないとそれも出来ないっての!」
「分かってるよそんなこと とりあえずリクお前は弱いギルドメンバーを倒していけ」
「っ、分かったよ 《血地面》(それにしてもあの2人がまた俺を狙ってきたら... とにかく動きを止めないと)」
「リクさん、あの2人は兄さんが足止めするので安心してください 他のメンバーを確実に倒していきましょう」
リクは敵の足止めと血液創造の為に地面を血液に変え、木の上に立っているギルドメンバー達の木々に向けて創造を行った
「《切断》」
「気をつけろ!あの初心者が考えも無しに創造するわけねぇ!」
「相手は3人だがそれぞれが厄介な能力を持っていやがる だから気をつけて戦え」
「君達2人は、僕を目の前にして他のメンバーの心配をする程強かったかな?」
「「っ、グリム!」」
リクが木を切断すると同時にグリムはキザとキアラに近づき『斬狼』を振るった
「っ、(俺のスキルはグリムみたいな戦い方の奴だと通用しにくいんだよなぁ)相変わらず攻撃が重いな!」
「斬撃を重ねて威力を上げてやがる...」
「君達地面に着地して平気なのかい?」
キザとキアラはグリムの攻撃をギリギリの所で防ぎ地面に着地した だが、血液の地面になっていたことで身動きが取りにくくなってしまった
「さすがリク(血液の地面でアイツらの動きを制限できる) 連撃いくよ!」
グリムは器用に風を操り、キザとキアラ両名に向けて攻撃を仕掛け続け着実にダメージを与えていく
「(風を操り空中にずっと留まっている アレを崩すには攻撃に合わせてカウンターで地面に叩き落とすしかないな)まぁ血液が重くてそれも出来ないと思うけど...」
「血液が重い?そんな感じしませんよ?」
リクは、血地面を発動した後に自身とクロバに《付与魔術 反重力》を付与した
反重力を発動しただけでは何も意味が無いので、リクは続けて血地面に《重力》を付与し血液に触れたものは身体が重くなるような仕掛けを施していた
・・・・・・・・・
リクとクロバが軽く話している間も、百鬼ギルドのメンバー達は血地面の影響で満足に身体を動かせずにクロバの攻撃で殺られていた
「(俺が創造する前に殺った... 魔術の発動が速すぎる)攻撃速いですね」
「そうですか?まぁありがとうございます ただ、ネオさんと比べると同時に発動できる数は少ないですよ まぁ発動から放つまでの時間は私の方が速いですけど」
「(速さ...)創造の速さを上げるべきか...」
「速さも重要ですが、それだけが全てじゃあないと思いますよ」
「(確かにあの時戦った吸血鬼も、俺の速い突き攻撃を見て避けた 血液で反射神経を向上させたのか? 血液向上... あのスキルを使えば俺にも「見て避ける」に関してはできると思う)でもスキルを取得...ではないと思うなぁ...」
「え?(スキルを取得?兄さんも私もリクさんが現在使えるスキルで考えていたけど、読み間違えた?)」
「(「見て避ける」も重要だけど吸血鬼の血液の操作を鍛える、それが俺の近距離戦のコツになる)それに鍛えれば創造の時にも役に立つはず」
「え?(鍛える? 何を? リクさんは一体何を思いついたんだろうか?)」
・・・・・・・・・
「(リクの奴、何か思いついた顔だな)だったら僕が2人同時に相手取る必要も無くなったね」
「あ?何言ってやがる?(俺とキアラを... だったら誰が残った1人と戦うんだ?)」
「え?分からない?君達2人を同時に相手取る必要が無くなったって言ったんだけど?」
「それは聞いたっての!」
「おい!待てキアラ!」
キアラは血地面をなんとか抜け出し、グリムに殴りかかろうとした だが、真横から『斬狼』に噛み付かれ吹っ飛ばされた
「だから、待てって言ったのに...」
「君は来ないのかい?」
「お前はさっき2人同時に相手取る必要がないって言ったよな バカ正直に挑発された程度で攻めに行ったら思う壺だと思ってな」
「まぁ、挑発じゃなくて事実だけどね」
「は?何言ってやがる?」
「まだ気づいていないのか?足元見てごらん?」
キザはグリムの言葉に従い足元を見た そして気づく
いつの間にか血液が無くなって普通の地面になっていたことに
「地面がどうかしたのか?」
「だったら、アッチ見てごらん?」
「その手には引っかからねぇ 見た瞬間に殺る気だろ?」
グリムは指をさして、キザに見るように助言をした
しかし、キザはその言葉を無視して空中にいるグリムを叩き落とす為に攻撃を仕掛ける
「《血液創造鎖》《血液操作》」
リクは血液創造で鎖を創り出し血液操作で操作を行い、キザに向かって飛ばした
しかし、キザはギリギリの所で顔を逸らし避けた
「あ? アイツ... (そういえば他のメンバー達は・・・初心者ともう1人の奴に殺られたのか)」
「リクを警戒するのはいいけど、僕と戦っているのを忘れているのかい?」
「な!っっ、、、」
グリムは風を纏って速度を上げ、キザの脳天に踵落としを食らわせ砂煙が立ち込めるなか地面に着地した
「そういえばもう1人の奴はどうした?」
「それなら、吹っ飛ばされて無防備な所をリクさんが刀で一撃で倒しました」
「(やっぱり何か思いついて悩みが吹っ切れた感じか)」
「グリム、アイツは殺ったのか?」
「さぁ手応えはあったけど、消えた所は見てないな」
「あの威力、現実だったら死んでるだろ」
「まぁここはゲームだ HPがあれば立ち上がるよ」
「2人とも話し合うのは良いですが、もう少し警戒してください」
踵落としを食らったキザだったが、砂煙が舞っている状況を利用し何とか立ち上がり声のする方向を向いた
「(チッ、グリム相手にスキルを使うのは愚策だと思っていたがこの際そんなことはどうでもいい! 3人まとめては無理だが、1人は確実に道連れにしてやる)《縮地》」
キザはグリム相手だと使わなかったスキルを使用した
一瞬でリク達3人に近づき、標的を定めずにタガーを振るう
しかし、タガーが3人に当たる事はなかった
「(待て、俺はさっき何で初心者を狙いに行かなかった... いや狙いに行かなかった訳じゃない 行けなかったんだ あの威圧にビビっ...)」
「《光道》」
突如放たれた光の刃は、キザを横に真っ二つにし一撃で倒した
「ふぅ、リク君無事かい?・・・あ...」
「「「え?」」」
駆け付けたサエルの攻撃でキザは倒した だが、同じく駆け付けたネオとカリンにカエデは刃の先を見ていた
「え?っ、なんで...」
サエルは攻撃範囲を見誤り、キザだけではなくその先にいたリクをも真っ二つにしてしまった
・・・・・・・・・
《この時刻を持って夏イベントは終了とさせていただきます》
《アナタは殺られました 復活地点に戻ります》
《アナタは殺られました 復活地点に戻ります》
《アナタは殺られました 復活地点に戻ります》
《アナタは殺られました 復活地点に戻ります》
リクの目の前にはイベント終了の案内と無数に出現している通知があった
《バグを確認・・・その他のバグも確認 修正に時間を頂きます》
どうだったでしょうか?
最近スマホとパソコンで作成しており文章に違和感を感じる人もいると思いますが、
温かい感想やリアクションお待ちしております




